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今日は「音や金時」で開催された第5回アラブ音楽祭に参加した。第一線のアラブ音楽家達が一堂に会する大イベントである。参加ミュージシャン20名以上、15時スタートで終わったのがなんと21時近く。6時間近伊長丁場だったが、全員個性的で同じ楽器でも人によって音色の違いが大きく、まったく飽きなかった。マイクなしでもライブ会場の隅々まで届く、声量豊か声の持ち主には度肝を抜かれた。スレンダーな松本泰子である。初めてみるトルコの楽器にも驚かされた。5部構成で各パートテーマがあり、内容豊富。とりわけ、第1部と第5部での参加ミュージシャン全員によるアンサンブルは迫力満点だった。
もちろん、仁子さんも参加されoudと唄を堪能した。彼女の師匠っであっる常味さんの演奏に初めて接した。さすが日本のoud奏者の草分け、本家本元は超絶テクニック。一音一音明確で演奏に切れがあり、音の粒立ちがまるで違う。
4部、5部となると演奏も白熱大団円に近づく熱気が渦巻いていた。観客も興奮の坩堝、なんだかアラブの宴会に迷い込んだかのような錯覚に囚われた。
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