原稿ラッシュが去って ぽよんとしてる間に 12月。
日付が変ったころ、宙をみあげると、いい満月が上がっていた。
どんなクリスマス電飾よりスウィートな。
↑このサンタクロース、ギャラリー五峯(西武新宿線下井草駅より徒歩1分 TEL03-3395-9956)で
12/2まで開催中の「北欧アンティークのクリスマスフェア」で見つけたもの。
スウェーデンのサンタクロースは「ユールトムテ JUL TOMTE」というそう。
あんまりかわいいので、キャンドルを頭に巻いた八つ墓村チックな少女&ユールトムテのカードは
盟友えとさんの愛娘のりんちゃんに昨日贈った。
(ちなみに、ムーミンも北欧の妖精。ギャラリーにいた詳しい作家さんに伺ったところ、
ミーとスナフキンは異父兄弟で、ミー=ミムラ族、スナフキン=ムムリク族なのだそう)
さて、ギャラリー内には、20年以上前から北欧の器や雑貨を扱っているスウェーデン在住の
浩江グンナーソンさんが主宰する北欧アンティークのレアなクリスマスアイテムがずらり。
ふわふわの羊毛やニットのトムテなど、どれもとても温かな風合い。華奢な硝子の一輪挿しには、
ギャラリーの屋上庭園から大村さんが採ってきたというハーブが澄んだ芳香を放っていた。
ヴィンテージプリントの壁掛けになぜ豚くんがいるのか不思議に思ったのだが
北欧では昔、林檎をくわえさせた豚の頭がクリスマスの食卓を飾ったそう。
笑ってる場合ではないよな気がするのだが、豚くん。
陶器の動物で知られるリサ・ラーソンは、
一時こんな硝子アニマルも作っていたよう。
私はグスタフスベリのさくらんぼ(Korsbar)カップ&ソーサーに一目惚れし、連れ帰ってきた。
なにしろ、果実のさくらんぼも さくらんぼ柄も大好物なので。
グンナーソさんによると北欧でもさくらんぼはポピュラーな果実だそう。
ダークグリーン&チェリーレッドがまさにクリスマスカラー。
Designed by Karin Bjorquist 1974年
早速、さくらんぼのカップでコーヒーを飲みながら郵便物チェックをしていたら、
フィンランドからオーロラのエアメールが。昔、種村季弘氏の取材をした時にお世話になった
川口さんからで、サンタクロース村があるロバミニエから投函されたよう。切手もサンタ柄。
オーロラ、いつかみてみたいなぁ。。
小学生の頃、この村からサンタクロースの手紙が届いてびっくりしたことがある。
(事前に母が申し込んでおいてくれたのだが)
カードといえば、これは8年ほど前、イタリアに住んでいた姉から届いた猫クリスマスカード。
かわいいので 毎年この時季になると飾っている。ちなみにイタリアのクリスマスは
ナターレ(Natale)といい、サンタクロースより箒に跨ったべファーナおばさんの方が有名。
☆スリランカ通信
10月にスリランカ取材した記事をまとめた『スリランカ通信』が発行されました。
創刊の今回は、スリランカの世界遺産が集中している文化三角地帯の街や遺跡を特集しています。
A4全16頁の小冊子ですが、レイちゃん&マイちゃんと3人で取材した記事&写真が満載で
きっと楽しんでいただけると思います。(表紙は拙写真で恐縮ですが。。)
スリランカ大使館やスリランカ航空などスリランカ旅行に関連したスポットにあるので
見つけたらぜひ。テイクフリーです。確実にゲットしたい場合は編集デスクのある
オフィステンノットへご連絡いただければお送りします。(Tel 03・5454・2568)
☆最近の音楽
引き続き いただいたCDやDVDが大充実なので、ほぼそれらばかり聴いている。
ここ数日、リピートしているのは大貫妙子「pure acoustic」と高橋幸宏「HEART OF HURT」。
どちらも懐かしい旋律のアコースティックな響きに もうひたすらめくるめく。