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障がい者のスポーツ実施状況

2015年12月05日 | スポーツいろいろ
「障がい者のスポーツ実施状況」というタイトルのセミナーを聴講してきました。印象的だったのは、
○東京オリンピックパラリンピックの開催後、必ずしも障がい者スポーツは盛んになっていない
○来春4月から障がい者スポーツ環境が改善されるはず(障がい者差別解消法施行)

笹川スポーツアカデミー財団のセミナーに行ってきました。演者は財団研究員の小淵さん。以下メモの抜粋。
・所管省庁:パラリンピック(スポーツ庁)、地域障がいスポーツ(厚労省)
・認知度 日本:パラリン98%、スペシャルオリンピックス20%(アメリカ:71% 94%)
・千葉市:車いすスポーツを重点化。シティセールスにしているようだ。
・一般スポーツ団体と障がい者スポーツ団体の連携や交流が少ない
・障がい者の利用を断る運動施設もあるらしい。4月から違法に。

・障害児(者)のスポーツ機会は健常者の約半分。この2年で変化なし(=TOKYO2020が効いていない)
・週1回以上スポーツ:障害児30%、障がい成人18%。障がい者の半数はスポーツに関心なし
・障がい者スポーツ:水泳がNo1.次いで体操、散歩、筋トレ。スイムクラブの2割が障がい者プログラム
・肢体不自由、知的、発達障害がスポーツ参加の大半。
・スポーツクラブの場合、ほとんどが一般プログラムに特別な配慮なく参加(=軽度障がい)
・健常と障がい者がともにスポーツをする機会はかなり少ない。
・障がい者対応できる指導者:いなくても何とかなる場合が多い。むしろ受け入れを断る理由になっている。
・支援学校のスポーツ施設はあまり一般開放していない。OBの活動には使う
・支援学校の部活:陸上、卓球、サッカー、バスケ・・結構やってる
・車いすバスケ:障害の度合いで持ち点。1チーム合計○○点以下。
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