***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

修善寺&柿田川

2008-09-24 23:59:53 | 美味しい話とか旅の話とか



修善寺の風景をほんの少し。


鬼の栖から少し歩いたところに“竹林の小径”があります。


ここは、まさに伊豆の小京都といった風情。



小径を進むと桂川に架かる桂橋があり、そこから国の登録文化財にも
指定されている新井旅館がのぞめます。



いいですね~。趣ありまくり。
手前の樹は楓。色づく秋にまた訪れてみたくなります。



こちらは独鈷(とっこ)の湯。



以前は入浴も可だったはずだけど、今は足湯のみになってました。
まぁ、可でも入る勇気はないけど(笑)
湯温、かなり熱いです。



前述の新井旅館の正面です。
鬼の栖に泊まる前は「次は歴史のある新井旅館に泊まりたいねぇ」なんて
言ってたのですが、泊まった後は「次もまた鬼の栖に泊まりたいねぇ」でした(笑)

なので、こんなのもいいかな、と。





そして、帰る途中に寄った柿田川湧水公園。

水中花の梅花藻(バイカモ)で有名な柿田川には10数年前に訪れたことがあり、
でもその当時はまだ整備されてなくてゴミも多く、ささっと見ただけだったのですが、
今回散策路を歩いてみると整備も進み、ゴミもなく、その柿田川と周囲の自然は
とてもとても美しいものでした。


川の中に見える緑は梅花藻をはじめとする水中植物たちです。


水も葉っぱも枝も苔までも美しいです。



ミレイのオフィーリアはここを舞台にしたのではないかと本気で思った風景。



コンコンと水が湧き出ています。
光の反射がなければそこに水があると分からないくらい透き通っています。



そして、この色。




息を呑みました。




再び訪れて本当に良かったです。


伊豆に行かれる際はぜひお立ち寄りを。






大きな写真はこちらです。












鬼の栖@修善寺

2008-09-24 23:57:38 | 美味しい話とか旅の話とか


修善寺へ行ってまいりました。


お宿は“鬼の栖”

昔にパンフを見て以来、ずっと憧れていたんです。
結婚20周年を祝って奮発しました。といっても会社の会員割引適用ですが(笑)


泊まってみての感想は、、

期待に違わぬ、いえ、期待を大きく上回る素晴らしいお宿でした。



新しいカメラが嬉しくって写真撮りまくってます(笑)
お暇な方は見てみてください。
大きな写真はこちらです。



道路脇の看板。
地味です。うっかり通り過ごすところでした。



こちら駐車スペース。
ベントレー、ベンツ、レクサス、BMWの間に置かれた我が家のオンボロ車。
いいアクセントになってると思います(笑)



離れの客室が12室あります。
案内されたお部屋は「東山」




部屋から見えるお庭。庭全体に水が流れています。



 


お部屋はこんな感じ。
雪見障子から覗く苔むした灯籠が絵になります。



 
洗面室とトイレの手洗い。
田舎のお家みたいでいい感じです。ホルダーカバーがまたgood(笑)




檜の内風呂。木漏れ日といい香りといい、たまりません。



アメニティはリッツで惚れたブルガリのオ・パフメ オーテブラン。
また会えて嬉しいわん(現品買えってか)


 


露天風呂の朝バージョンと夜バージョン。
満室だというのに、夜も朝もひとり♪
こういうとこ来る人はガツガツしないで内風呂でゆっくりするんでしょうか(汗)



夕食、ズラズラ全部載せちゃいます(笑)


食前酒:梅酒
先付:白だつ鮑酒煎り おくらあん 菊葉胡桃和え
凌ぎ:かぼす釜 糸三葉浸し 丹波湿地とんぶり はた昆布〆にぎり 谷中生姜 枝豆田舎煮
 

結婚記念日のお祝いということでお宿から鯛の焼き物 m(_ _)m


吸物:土瓶蒸し鶏卵仕立 鱧 伊勢海老 松茸 本三葉 酢立


造り:鮪腹身 帆立貝 花穂 水玉胡瓜 紫芽 山葵


こちらは板長からの一品。厚岸秋刀魚の炙り焼き m(_ _)m


焼物:丸茄子胡麻味噌田楽 地かます いちぢく 伏見唐辛子 栗 白髪葱


煮物:蓮根白玉饅頭 金目鯛黄菊湯葉あん 山葵 


強肴:火鉢焼 松茸 黒毛和牛ロース アスパラ 赤ピーマン 酢立 割ポン酢 岩塩


止肴:手打ち蕎麦 とろろつゆ 洗い葱 山葵


食事:桜海老きのこ炊き込み御飯 赤出し 香物


水菓子:メロン 洋梨 巨峰 南瓜のシフォンケーキ ぜんざい


残った炊き込み御飯でつくってくれたお握り


以上、全て、一品残らず、本当に本当に美味しかったです。
ダンナも私も「こんなに最初から最後まで美味しい食事は初めてだね」と
ちょっと感動したほどです。

忘れたくないので全部載せちゃった次第です。


朝ご飯はこちら。

 
おかずはもちろん、おかゆも一粒残らずいただきました。




ぜんざいひとつとっても、あんこはスタッフの方が無農薬栽培で育てた小豆から
つくったという、こだわり。
でも、そのこだわりをことさら表に出すことなく、当たり前にさり気なく、、、

鬼の栖のもてなしにはそういった気遣いが行き渡っているように感じました。





そして、帰りに女将さんが持たせてくれた松茸御飯のお握り。
緑の中でありがたくいただきました。




お部屋も料理もお風呂も人も、全てに大満足のお宿でした。

我が儘を言っても許されるお宿なんでしょうが、我が儘を言うのが気恥ずかしく
なってくるような、そんなお宿、

“鬼の栖” 素晴らしいです。



素敵な時間をありがとうございましたm(_ _)m




あっ、もひとつお祝いのお品がありました。


夫婦箸です。


こんなとこでなんですが、
結婚して20年間、只の一度も別れたいと思ったことがありません。


面と向かっては言えないので、ここで言います。





そんなダンナに感謝ですm(_ _)m