***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

東京の桜

2014-03-31 23:26:30 | 吉井和哉

 

 

いきなり満開になりましたね~。


開花から満開まで、こんなに早いこと今までありましたっけ?

って調べてみたら、関東地方の開花から満開までの日数は大体7日ほどらしく、
今年は25日開花で30日満開、ってことはほんの少し早いくらい。


私の記憶力なんてこんなもんですわ(笑)

 

写真はご近所の雪柳と染井吉野。

染井吉野を逆から読んで、野の吉井染め、なんてね(←少しアブナイ)

 

 

『秘蔵音源大公開スペシャル』面白かったです。


ヒップホップDJの話しとか、ホテルカリフォルニアの話しとか
声出して笑っちゃいました。

 

詳しく書けないのが残念(笑)

 

 

 

 

 

 

 


木曽駒ヶ岳ちょっと手前(汗)

2014-03-29 23:16:12 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

ということで、

無事行ってまいりました、木曽駒ヶ岳。

の麓まで(笑)

 

こちらは過去の千畳敷カールやら木曽駒ヶ岳やら。

2012年 8月06日 8月27日
2013年 7月26日 8月26日 8月27日

 

 

本当はこのあたりに西穂高独標を目論んでいたんだけど、
なにせ雪山(も)初心者、少しでも危険度の低いところ、無雪期でも
一度は登ったことのあるところへ、となり木曽駒にした次第。
雪の千畳敷カールも見てみたかったし。


 

では、

いつもながらの、いや、いつも以上のヘロヘロ山行、
お暇でしたらお付き合い下さい。

 

 

土砂崩れがあったのは駒ヶ根駒ヶ岳公園線の北御所登山口の近く。

この状態を見ると、このままUターンで今日の行程は中止、かとも思われましたが、

 

懸命の除去作業により、定刻から1時間30分遅れでロープウエイのしらび平駅へ。

作業して下さった方、本当にありがとうございました。

 

千畳敷駅到着。

 

駅およびホテル出入り口の積雪期バージョン。
積雪はここ数日の好天で減ったらしいけど、それでも約4mですと。

 

真っ白い壁のような極楽平側はトレース無し。
こちらから宝剣を超えて駒ヶ岳へ行く人はいないようです。
雪崩の危険度高そうですもんね。
写真右側の真ん中あたりに駒ヶ岳神社があるのですが、ほぼ雪に埋もれてます。

 

サギダルの頭(左)と宝剣岳。
この斜面、スキーで滑ったらえらい気持ちよさそう。

 

カール全景。

カール内全部雪。な~んもなくて全部雪。ここがお花畑だったのがウソみたい。

右側の黒い点々は稜線へ向かう登山者。
ほとんどがバス&ロープウエイで一緒だった人たちだと思います。
みんな早いな~


それを眺めながら、私たちは早めのお昼(笑)

いただいたのはホテルの名物、千畳敷飯。

この写真を撮ったあとカメラのバッテリーが切れました。
満タンにしてきたはずなのに(汗)
念のため予備バッテリーを持ってきて良かった~。


で、何故すぐ登らずに昼食なんて悠長なことをしてるかと言えば、

今回は日帰りの予定だったのですが、私の技量では始発のロープウエイで行っても
木曽駒ピストンで15時55分の最終便までに帰ってこれるか不安な行程でありまして、

それが更に1時間半近く遅い出発では、たぶん無理であろう、、

ということで急遽、日帰りからホテル千畳敷1泊に変更した次第。

空いてる平日で助かったけど、ホテルは現金払いのみのため、
お財布も空き空きになっちまいました(泣)

でも、これであまり時間を気にせず無理のない登山が出来るかなと。

 


登山計画書を提出して、出発は12時ジャスト。

登山ルートはホテルを出て右の剣ヶ池側から、雪崩の危険が少ない伊那前岳寄りになっています。

 

この構図、大好きです。夏もいいけど、冬も素敵だわ~。

 

雪は固く締まりトレースを外しても問題なし、
ですが、緩斜面でも直登はキツイ(汗)

八丁坂に入ったあたりで既にバテ気味の私。
去年の夏、3度目の八丁坂ではずいぶん楽に登れるようになったと、
ヘタレなりに自信もついてきたのに(泣)

 



ピーカンで風は微風。これ以上はないくらいの登山日和ではありますが、
それ故めちゃくちゃ暑い。Tシャツ1枚でもいいくらいでした。

私はピッケル初体験。
斜度がきつくなってから杭を打つように使いました。

 

オットセイ岩付近の上部あたりはこの斜度。油断すると滑落です。
直登ではなくジグザクに登ります。

最悪滑落しても岩がないので死ぬことは無いと思いますが、
また登って来なきゃならないと思うと(←そこかい)アイゼンワークもめっちゃ真剣です。

これまでの数少ない雪山行では緩斜面が多く、種々のアイゼンワークも
練習的なものになっていましたが、この急斜面ではもろ実践。
その有効性をまさに実感しました。

そんでもって、これが面白くて急斜面になってから、かえって疲れを忘れるという
不思議な現象(笑)


しかしやはり歩みは遅く、ずっと後ろから来たオール直登のオジサンに
サクッと追い越されました(汗)

 

 

稜線の乗越浄土まであと少しのところから振り返って。
小さくホテル、遠くには南アルプスの峰々と富士山もクッキリ。気持ちええです♪

 

乗越浄土(のっこしじょうど)到着ぅ~~ 嬉しいぃ~~

ホテルから実に1時間20分。かかり過ぎぃ~~(汗)

 

しばらく展望を楽しみ、中岳に向かいます。

 

行く手の左側に聳える宝剣岳。もちろん登りません。
冬期の宝剣なんて10年早い。いや、20年遅いと言うべきか(汗)

 

と、上空にヘリコプターが現れ、しばし旋回のあと宝剣岳の麓でホバリングし、
救助隊員と思われる人が降りてきました。

宝剣岳の登山者に緊急事態が生じたようです。滑落による負傷でしょうか。

緊迫感漂う光景に雪山の怖さをリアルに感じさせられました。
大きな怪我でなければよいのですが。

 

青い屋根は雪に埋もれた宝剣山荘。凄い積雪です。

 

 

宝剣岳と天狗岩に連なる三ノ沢岳。なんという美しさ。

惚れ惚れと見入ってしまいます。

 

 

目的の木曽駒ヶ岳の手前にある中岳。なだらかな斜面です。

 

ロープについたエビの尻尾が崩れかけ、ユニークな造形を見せてくれてました。

 

中岳へ向かう前に、素晴らしい景色をバックに一枚。

が、悲しいかな、鎌を振り回すアブナイおばさんにしか見えないという(汗)


 

中岳の斜面途中から宝剣岳を振り返って。

青い屋根の宝剣山荘と赤い屋根の天狗荘、
その延長線上に天を突くかのような宝剣岳。絵になるわ~。

 

こちらは伊那前岳。
ここからも南アルプスと富士山が綺麗に見えました。

 

反対側には御嶽山。3,000m越えの独立峰は富士山と、この御嶽山(3,067m)だけ。
凄い存在感です。

 

中岳山頂到着。
出発から既に2時間以上経過してます(汗)

 

中岳で行き逢ったおじさまたちを勝手にモデルにして撮らせてもらいました。
熟練者って感じでカッコいいな~。

 
このあと行き逢ったのは男女のひと組のみ。
この景色を私らだけで独占してしまうなんて贅沢過ぎる。
山の上に他に誰もいないってのは逆に怖いとも言えますが。

 

しばし展望を楽しみ、木曽駒ヶ岳へ続く鞍部へ。

鞍部に下りてきたところから中岳を振り返って。
ところどころ凍ってる箇所があり、ちょっと気を遣いました。

 

目の前は木曽駒ヶ岳。頂上山荘は半分雪に埋もれてます。

ここまで来た時点で、予想以上に疲れている自分。
単なる体力不足か、昨夜の睡眠3時間弱のダメージか分からないけど、
駒ヶ岳に登り返す気力が出ません。
行けば行けるだろうけど、あとに待つ乗越浄土からの急な下りに足がもつか、
かなり不安で、しばし逡巡ののち駒ヶ岳は諦めました。

ここまで来て登らない人はいないだろうな。ホントに情けない。
でも自分のカラダは自分が一番分かる。危険信号を発していたんだと思います。


Uターンの前に少し休憩。
コーヒーを淹れたいとこだけど、ホテルに戻るまでトイレが無いので
余分に水分を摂るのは控えました。
ちなみに、木曽駒周辺で冬期営業している山小屋はありません。
雪山のトイレ、みんなどうしてるんだろう。
携帯トイレを持ってても繁みとか身を隠すとこがないですもんね。

という素朴な疑問はさておき、

中岳からの下りは、登ってくる人もなく、斜面全部が登山道になっているので
問題なしと判断してシリセードをしてみました。
雪がしまっているので結構スピードが出ます。童心に還ってめっちゃ楽しい(笑)
でもボトムが傷みそう(汗)

 

振り返って、筋になっているところがシリセードのあとです。

 

こちらも振り返って、乗越浄土からの中岳。
今日はここまでか~。山っていうより丘ですね(汗)

 

伊那前岳方面。

 

宝剣岳。時刻は午後3時半。

誰もいません。

 

 

と思ったら、急斜面でロープワークの練習をしている人たちがいました。
いい練習場なんでしょうね。

 

下りは上りより更に慎重に。カメラはリュックにしまったので写真はここまで。

日が陰って寒くなりました。

往きに行き逢った人たちは皆中盤あたりからシリセードで下りてまして、
ダンナも中盤にかかる手前ぐらいでシリセードを試し、
そしてここなら最適とピッケルによる滑落停止訓練を致しました。

シリセード&ピッケルでの停止。お手本はダンナ。
こういうの上手いんだ、この人は(笑)

あお向けに滑って、半回転し足を上げ、ピックに体重をかけて停止。
最初はピッケルを上手く押さえられなかったりしたんだけど、だんだんにコツを掴み
なんとか緩斜面に入る手前でダンナから「よしっ」のお墨付きをもらいました(笑)

 

そして、ホテルも近くなってきた緩斜面からの歩き。

ここで私はいきなり力尽きました(汗)

停止訓練を嬉々としてやっていた人間とはまるで別人。
自分でも「なんで?」ってくらいのグッタリ度で
5歩進んではうずくまるように休み、の繰り返し。

朦朧として吐き気もMAX。
でも真っ白な雪面に嘔吐するのは回避したく全力で耐え、
息も絶え絶えにホテルに辿り着きました。

部屋に入る力も残っておらず、ロビーの長椅子でトドのようになりながら
少し力が出たところで入室、その後も1時間あまりグッタリと横になり、
どうにかこうにか食事ができるまで回復。

いっやぁ~、本当にしんどかった。

こうなってから思うのは、木曽駒ヶ岳は諦めて良かった、と。

無理して登ってたらホテルに辿り着けず、たくさんの人に迷惑を
かけることになったかも知れない。

最近体調がイマイチな上に、睡眠不足の状態で登ってしまったことを
大いに反省致しました。

もっと体力もつけなきゃいかんし。

 

 

夕食は6時からでしたが、ホテルの人に事情を話し20分ほど遅れて食堂へ。

 

皆美味しかった。美味しかったのに完食できず。

私が美味しい食事を残すなんて(←ちょっとだけどね)、、
「よっぽどのことだな」とダンナもビックリしておりました(汗)

 

翌日。

夜明け前、写真を撮ろうとすると、カメラがバッテリー切れ。

昨日のお昼に替えたばかりだし、
前回あれほど寒かった北横岳でも二日間もったのに。

私の体調とシンクロしてるみたいだわ(汗)

 

ということで、二日目の写真は全部スマホです。

 

夜明け前の宝剣岳と八丁坂。

 

 

日の出は残念ながら雲がかかってました。

 

ホテルと伊那前岳方面。

 

陽が射し始め、ほんの少しピンク色に染まった千畳敷カール。

 

極楽平側。雲がいいカンジです。

 

 

ホテルの裏手、駒ヶ根市側。山並みが美しい。

スマホでも結構ちゃんと撮れるもんですね。
っていうか、一眼の腕前が悪いのか(汗)

 

朝食。
昨年は早朝出発のためお弁当だったので、ホテル千畳敷の朝食は初めて。
体調も復活し完食です(笑)

 

名残惜しむように部屋の窓から。

これ以上贅沢な眺めのホテルを私は知りません。

 

 

午前7時ジャストの千畳敷カール。

 


今回の山行は、楽しかったこと、悔しかったこと、辛かったこと、盛り沢山でした。

反省点も多くて、凄く有意義だったと思います。

 

お山に感謝です。

 

 

来年こそは雪の木曽駒ヶ岳に登るぞーーーーーっ

 

 

 

 

 

 


10日経って

2014-03-27 23:02:17 | 吉井和哉

 

 

悲しみは少しやわらぎ、寂しさがつのっています。


ドアが軋む音に「ウエンディ?」と振り向いて、うなだれるような日々。

 

でも、いないことが当たり前になるのも寂しい。

 

 

吉井さんの(と言っていいのかわからないけど)コーギー、ルーちゃんが子宮の病気になり
先日その手術が無事成功したそうで、

良かったです。本当に良かった。

今は余計そう思います。


そして、吉井さんのワンちゃんに限らず、
病気や怪我と戦っているワンちゃん猫ちゃんたちが、
みんな良い方向に向かうようにと願う自分がいて、
「なんだかワタシ前より優しくなったんじゃない?」って思ったり。

優しかったウエンディが乗りうつってるのかも。

シーちゃんもどこかで元気にしてるといいですね。

 

 

明日は2ヶ月ぶりに雪山へ行ってきます。

 

お馴染みの千畳敷カールから、天候が安定してそうだったら
木曽駒ヶ岳まで。


のんびりとマイペースで歩きたいと思います。

 

 

 


 

 


3月17日

2014-03-23 10:16:03 | その他

 

 

愛猫ウエンディが天国に旅立ちました。

 

 

15日に好転したかに見えた容体は、一転16日に危険な状態になり、
外科的に肺から水を抜く処置をしてくれましたが、思うように抜けず、

「このままでは病院で最後の時を迎えることになってしまうので、
自宅に酸素設備を用意して退院をした方がいいでしょう」と。

 

17日の朝一番でダンナが酸素ハウスを借り受けに行き、
戻って組み立てている時、病院から連絡。

「グッタリして呼吸が深くなっている。早めに迎えに来た方がいい」


ダンナはウエンディを迎え入れるためハウスの組み立てを続け、
私は息子と病院へ駆けつけました。

ウエンディが退院の準備をしている間、医師と今後のことについて話しをしている時、
後ろの部屋から「ウエンディちゃんの呼吸が止まりました!!!」との大きな声。

 

 

最期に生きているウエンディに会うことはできませんでした。

 

泣き続ける私に、息子は「お母さんの声が聞こえて安心して旅立ったんだよ」と。

 

そう思いたいです。

 

 

高齢だから、そう遠くない日にその時を迎えるであろうと覚悟はしてましたが、

こんなにも悲しいとは。

 

 


生後3ヶ月で我が家の一員となったウエンディ。

15年と数ヶ月、一緒に暮らせたことを幸せに思います。

 

 

 

ありがとうね

 

 

 

 

 

 

 


我が愛猫

2014-03-16 06:17:26 | その他

 

 

ウエンディは14日から入院しています。

酸素室です。

 

10日に診てもらった時点でいつもより呼吸が荒かったのですが、
それ以降、日に日に荒くなり、14日には胴部全体を動かすように
なっていました。

病院でレントゲン、超音波、そして3度目の血液検査をし、
診断は肥大型心筋症であろうと。

その症状のひとつが肺水腫。
ウエンディは肺のほとんどが水で占められ、溺れているような状態であると。


前回「呼吸が荒い」という申し立てをスルーして、血液検査のみで
「特別問題無さそう」とした獣医師にも腹が立つけど、
その診断に不信感をもちながら、3日間も家で様子を見てしまった自分に
尚更腹が立つ。


どんなに苦しい3日間だったか。

ごめんね。

本当にごめんね。

 

昨日会いに行ったら、意外なほど元気にご飯を食べていました。

酸素たっぷりの部屋で、点滴も効いてるようです。

 

また今日も会いに行ってきます。

昨日より更に元気だといいな。

 

 

 

 

 


愛しいもの

2014-03-11 23:13:11 | その他

 

 

 

先日、愛読しているチワワとトラ猫の正宗にいちゃんが
天国へ旅立ってしまったことを知りました。


Sayuさんのご報告を読んでいる途中から涙が止まらず、

一読者である私がそんな状態なのだから、
Sayuさんやお父さんの悲しみはいかばかりか。

 

 

我が家の愛猫は今年16歳になります。

アメリカンショートヘアの平均寿命は12歳くらいだそうですが、
彼女は今まで病気ひとつしたことがなく、
それは本当に有り難いことだと思っています。

ただ、先日ここに書いたように、
最近ドライフードを食べなくなったので獣医さん通いとなり、

昨日2度目の血液検査をしたところ、前回高かったアンモニアの数値も
基準値に近くなり、落ちていた体重も減り止まりになっているので
特別問題は無さそうだとの診断をいただきました。
「15歳とは思えない毛艶だしね~」とも。

それでホッとしたいところなのですが、
私から見たら、食欲が落ちる前と比べて呼吸が荒いし、寝姿が微妙に違うし。


↑これは3日前の愛猫。こうしてみると今日よりずっと元気。

日に日に元気がなくなってる気がする。

本当にこれで問題無いんだろうか。

今まで元気だった分、老いが急に現れたということかな。

 

そう遠くない日に別れの時が来ることを覚悟しなきゃいけないのかな。

そうであれば、その日まで、苦しい思い、痛い思いをせず、
平穏にゆったりと過ごしてもらいたい、

 

願うのはただそれだけです。

 

 

 

 

 

 


山小屋泊@北横岳

2014-03-08 23:12:10 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

1月27日(月)、28日(火)の1泊2日で行った北横岳の日記です。

なんともうひと月半近くも前(汗)
(「なんともう」と書くと「7週間」と続けたくなる性w)

途中まで書いで、嫌なことがあったところを書こうとすると心臓がバクバク。
割愛しようかと思ったけど、でもそれは悔しい。

そんなこんなで今になってしまいました。


では、お時間のある方、お目汚しをどうぞ。

 

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12月21日1月13日、そして今回と、この冬3度目の北横岳。

今回は山小屋に一泊します。

 

宿泊する北横岳ヒュッテは本日は荷揚げ日のため、15時から16時のチェックインで
というお話だったので、のんびりと11時20分発のロープウエイで坪庭へ。

 

青空の下、アカゲラくんも気持ちよさそう♪
なのに寄付しないでごめんね(汗)

 

坪庭はこの日も美しく、


山々の眺めもバッチリ。

 

振り返って、南アルプス。
右から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

 

こちらは御嶽山。

 

 

もうお馴染みになったエビの尻尾。
これ、風上に育っていくんですよね。だから枝の向きとは逆。
考えれば当たり前のことなんだけど、ちょっと意外。

陽射しが強いせいか、坪庭では樹氷はほとんど見られず、

 

でも、登山道の斜面ではところどころ美しい樹氷が残っていてくれました。

 

ビューティフォーーーーー

 

 

お菓子の「白樺の小枝」みたい。
っていうか、お菓子がこれを模したのか(汗)

 

 

坪庭全体の眺め。
前回より黒い部分が多くなり、コントラストの強い景色になってました。

 

 

ランドネ風に撮ったつもりだけど、ニット帽が海坊主みたいで、あな悲し(泣)

気温はマイナス10度(byヒュッテの温度計)
でも陽射しが暖かく、行動中はアウターなしで丁度良いくらいでした。

 

三ッ岳への分岐。
トレースがあったので、今回初めて行ってみることにしました。

 

テクテク。

気持ちいいことこの上無し♪

 

 

三ッ岳が見えてきました。

 

今までの穏やかな風景から一変しての岩山。

 

ダンナはアイゼンを着けたままでしたが、私は爪を引っかけてしまいそうだったので
下でアイゼンを外し、リュックも置いて、ウンショウンショとよじ登り。


結構怖い。

とビビリつつも、

岩に付いたエビの尻尾の形が面白くてつい撮影。
付け爪みたいでしょ、これ。

 

 

こちらは珊瑚のよう。

 

山頂です♪
三ッ岳はⅠ、Ⅱ、Ⅲ峰と三つのピークがあるようで、ここはそのⅢ峰。
今日はⅢ峰のみにしときました。

穏やかな日でしたが、さすがにここは風が強かったです。

 

北北東の方向には浅間山がクッキリ。

 

ズーム

左は黒斑山、かな。

 

チョコプリンみたいのは蓼科山。
手前左の平らな山が北横岳で、左のピークが南峰、右が北峰、と思われます。

 

風が無かったらここでお昼にしようかと思ってたんだけど、
とてもそんな悠長な状態ではなく、そそくさと下山。

岩場の下りは、上りよりずっとずっと怖かったです。
足の置き場所が見えないんだも~ん(汗)


北横岳への登山道に戻ると、



可愛いオバケがお出迎え(笑)
頭から木が生えてるのもキュート♪

 

少し高くなった場所から見た三ッ岳。

↓こちらは前回同じ場所から撮ったもの。

樹氷の有る無しで全然違っちゃうもんですね。

 

 

ほどなく北横岳ヒュッテが見えてきました。

 

 

ここでまたテーブルをお借りして遅めのお昼ご飯。

 

メニューはパンとカップラーメン。
シンプルの極みでございます。でも、これが美味しいんだな、また(笑)

 

午後3時ジャストにチェックイン(っていうの分かんないけど)

平日ということもあり宿泊客は私たちだけ。

ヒュッテの主(あるじ)はナイスガイという感じの方。
よく女将さんが書かれているブログを読ませてもらってるんだけど、
残念ながらこの日は不在でした。
お会いしてみたかったです。



お部屋は個室。
ウッディでなかなかお洒落。お掃除も行き届いてます♪
もちろん宿泊客が多ければ相部屋になります。

 

廊下の窓ガラスがアートしてました。

 

山に沈む夕陽を眺めたかったので、主に日の入り時刻を教えてもらって、
午後5時ちょっと前に南峰へ出発。

 

右上は南八ヶ岳の山々。
山肌がうっすらピンク色に染まってます。

 

燃えるような激しさはなく、淡く優しい山の夕暮れ。

 

夕陽に照らされて斜面の雪がキラキラ。

 

ピンク色に染まった樹氷が美しい。三色アイスみたいな空も綺麗。

でも光の当たり方、色合いは秒刻みで変わっていきます。

ファインダー越しじゃなく自分の目で見ていたくてカメラを離すけど、
やっぱり写真にも残しておきたくて、、
それは凄いジレンマでした(汗)

 

高そうなレンズを付けて撮っているのはヒュッテの主(笑)

主の撮る北横岳の写真、とっても素敵なんですよ。

http://kitayoko.fine.to/phototheater


私もいつかこんな写真が撮れるようになりたいですわ。

 



ヒュッテへ戻る途中ダンナのヘッデン(ヘッドライト)が電池切れ。
ダンナは呆れるくらい装備に念を入れる人なんですけどね~(汗)

ということで、私のヘッデンの灯りを頼りに真っ暗な山道を下りていきまして、

ヒュッテの灯りが迎えてくれた時は安堵感で一杯。

 

先に戻っていた主が用意してくれた夕食はお鍋料理。
写真じゃ分かりづらいけど、すんごい量です(笑)
後でうどんを入れるとのことだったんですが、無理だからと辞退し
それでも食べ切れそうになかったので、残りは朝食に使ってくださいと懇願(笑)
栄養満点のお鍋、美味しくて、温まりました♪

主は多分、宿泊客がいなければ荷揚げのあとはお家に帰って
ゆっくり休んでいたと思われ、ちょっと申し訳なかったです。

でもそんなことはおくびにも出さず、写真やカメラの話しに付き合ってくれて
いい人だ~。


最近悩ましいのは、登山道を簡易ソリやお尻で滑り降りるヒップソリ、
シリセードをする人が多いことだそうで、これをやると登山道が滑り台状になり、
それが凍ればツルッツル、とても危険とのこと。
確かにそうですよね。
それにアイゼンを付けたまま滑って、万一登ってくる人とぶつかりでもしたらとか
考えただけでも恐ろしいです。

でもヒップソリがルール違反という規定があるわけでは無いので徹底することが難しい、と。

うん、うん、と思う私たちでしたが、
帰りにヒップソリを持って登ってくる人達と行き逢っても、
「登山道ではやらないでね~」と私らが言うのは、なんか偉そうだしって、
心の中でお願いするしか出来なかったのが情けない(汗)

3月に1泊で西穂独標を計画していることを話すと、
「う~ん。3月は雪面がカリカリになるからね~。
特に独標直前の急登は本気で危ないよ。
様子を見て、丸山から少し登ったところで引き返した方がいいと思う。」
とのアドバイスをいただきまして、素直に「はい、そうします」

山の達人の言うことは素直に聞きます(笑)


ちなみに、昨秋の西穂丸山行はこちらです。

 

 

寝る前に星空写真に再チャレンジ。

しかしレリーズを忘れた私(汗)
指で75秒間シャッターを押したまま撮ったローテクな写真がこちら。

う~ん(笑)
でも、撮ってる時は気付かなかったけど、右端にチラッと流れ星が写ってたんですよ。
ラッキー♪

 


就寝は午後8時半(早っ)

そして午前5時前に起床して、ご来光を撮りに行きます。

 

ダンナのヘッデンは主が貸してくれました。ありがとうございますぅ~~~。
これを教訓に今後は予備電池必携と致します。

 

南峰少し手前から撮った、ヘッデンの光を受けた木と、月と金星。

ものすっごい風なので、シャッタースピード3秒では超ブレブレ(汗)

 

「お月様をフォークで刺した図」みたいなのを狙ったけど、やっぱブレブレ(汗)


写真じゃ全然分かんないけど、ホントに凄い風で、凄い寒い。

けど、凄い楽しい(笑)

南峰にも北峰にも誰もいないんだもん。

北横岳ひとり占めで遊んでるんだもん(笑)

 

北峰からのぞむ蓼科山も夜から朝へ着替え中。

これもブレブレだけど好きな写真です。

 

こちらは南峰からの南八ヶ岳。明るくなってきました。

 

ご来光♪

 

朝日で雪がピンク色に染まります。

 

ピンク色からオレンジ色に変わります。

暖かそうな色してるけど、めっちゃ寒い。

でも刻々と変わる風景が楽しくて楽しくて、南峰と北峰を何往復したことか(笑)


 

南峰近くから見た北峰。

  

北峰近くから見た南峰。

 

真ん中あたり(笑)

 

そんでもって、嬉々として行ったり来たりしてる私を、こうして1時間近くじっと待ってくれてるダンナ。
寒すぎてアウターを脱ぐ余裕が無く、ダウンを上に重ねるというメチャクチャレイヤリング(笑)
いつもいつも感謝してますから。

 

風に飛ばされそうで、思わずピンキーとキラーズみたいなポーズの私(同年代ならわかるw)

写真じゃ烈風が全然分かんないのが悔しい(笑)

 

↓これならわかってもらえるかな。

ブォォォォーーーーーーーっ


ホントに半端じゃなかったです(汗)

 

 

で、ヒュッテに戻って、

朝ごは~ん♪
美味しい♪美味しい♪ おかわり山盛り(笑)

 

こちらはヒュッテの常連さんがつくったポスターだそう。モデルはもちろんヒュッテの主。

いい写真だわ~。


暖房も電気も限られた時間、水も使えず、普段の生活からしたら
不便極まりないけど、その不便さがかえって新鮮でもあり。

これが山小屋に泊まるということなんですよね。
気持ち良くいい経験をさせてもらいました。

 

朝食後ちょっと休憩して、宿泊の記念にヒュッテオリジナルのバンダナ(トップの写真)を買い、
チェックアウト。

 

庭のテーブルセットを整えるダンナ。「お世話になったから」と。
結構律儀なんです(笑)

 

昨日残っていた樹氷はすっかり消えてました。

 

坪庭も風が強い。 

 

雪煙とシュカブラ(風紋)にみとれちゃいます。

 

 

まだ時間も早いし、このまま帰るのはもったいないということで、
ロープウエイ駅と反対方向の縞枯山荘の方へ。

 

青い三角屋根が可愛い縞枯山荘。

山荘は、この日お休みであることを事前の電話で確認済みでしたが、
雪山に映えるであろう山荘の風景を見たかったんです。

 

お揃いの青い屋根のお地蔵さんにご挨拶。

 

山荘の前にはスノーモービルがあり、お休みだけど人のいる気配。

ここなら建物が強風を遮ってくれるので、コーヒータイムにしようということになり、
ひと言小屋の近くでお店を広げることを断っておこうと、
「ごめんくださ~い」とドアを開けました。


途端、大柄な男性が目の前に立ち、

「だからアイゼンは外せって書いてあるだろう!!!!」

もの凄い剣幕で怒鳴られました。

それは身体が飛び上がるほどの、怒鳴るというより恫喝。

「え?」「あ、あ、すみません」

ワケが分からず反射的に謝るのみ。

凄い形相で睨み付けられ、「ったく」と捨て台詞で乱暴にドアは閉められました。


アイゼンは付けていましたが、外です。屋内でアイゼンがNGなのは百も承知です。

人工芝のマットにも足を乗せてません。

『アイゼンを装着しての施設内立ち入りは絶対に禁止します』
の立て札も読んでドアを開けました。
施設内とは屋内と解釈しましたが、立て札からは施設内だから外せということでしょうか?

もしそうであったとしても何故怒鳴りつける必要がありますか?

マナー違反の登山者が後を絶たず辟易していたところに
「またか」というタイミングだったからですか?

普通に社会で生活している人間同士が初対面で恫喝するようなこと、
されるようなことって、まず無いと思います。

山小屋だからそれが許されるのでしょうか。

 

あの時のことを思い出すと、脈が速くなります。
今こうして文字を打つ手は震えています。
それくらいショックな出来事でした。


ただ、山荘の名誉のために、、
件の男性は小屋の主ではないようですし、
事前に電話した時も、昨秋お茶した時もスタッフの方はとても感じよかったです。


 

そんなことがあったので、コーヒータイムはもちろん中止。


気持ちを落ち着けるためにロープウエイ駅でお茶しようとしたけど、
まだカフェは開いておらず、仕方ないので そのままロープウエイに乗車。

早い時間なので乗車しているのは私たち以外は係のおじさんだけ。

おじさんは短い時間の中で、北八ヶ岳の植生の話しから学生時代の登山の話しまで、
たくさんの興味深い話しを聞かせてくれました。

ありがとう。凍り付いていた心がちょっと温まりました。

 

 

北横岳は大好きなお山です。


ぜひ、また行かせてもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ストーンズと英国の唯美主義展

2014-03-06 23:32:48 | 吉井和哉

 

 

“ストーンズを生で観るのは世界遺産に触れるのと同じこと”

 

ローリング・ストーンズの東京ドーム公演を観に行った吉井さんの言葉、

熱いですね~

 


Twitterを見てたら、
「前に吉井和哉がいてステージが全然見えなかった、との報告有り」
みたいな書き込みがありましてw


吉井さんの後ろ姿を見ながら生でストーンズを聴く?

何それ!超羨ましすぎっ!!!


と思った吉井ファンは私だけじゃないはず(笑)


吉井さんの背中越しは叶わなくとも、次回はぜひ行きたいと思います。

 

 

 

という本日は三菱一号美術館で催されている
ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900を観るために
丸の内へ行ってまいりました。



美術展の前に同じブリックスクエア内のムードボードというお店でランチ。

サラダ+メイン+パンビュッフェ+ドリンクビュッフェで1,260円也。

パン(ほとんどフォカッチャ)が一見美味しく無さそうなんだけど、
これがイケる(笑) オリーブオイルがあれば尚良し。
サラダも添えられた野菜も美味しい。お肉のグリルは普通(笑)
ドリンクとパンで延々と食べ続けられそうなので、
たくさんお喋りしたい時にいいかもです(←迷惑だって)

悔しかったのは、美術展のチケットでデザートがサービスというのを
お店を出たあとに知ったこと。

デザートぉぉ~~~(泣)


 

 

で、ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900


唯美主義は、思想やメッセージではなく、
その作品の色彩、フォルムの美しさに価値を見いだすというもの。




これは、上の写真にもあるように今展のポスターにもなっている
アルバート・ムーアの『真夏』という作品です。

暑さでグッタリした美しい女性を、これまた美しい女性が扇であおいでる絵ですが、
色といい、フォルムといい、質感といい、背景の物、絨毯の柄も、
とにかく意味はなんだかよく分かんないけど、みんな綺麗だよぉ、美しいよぉ、
って、唯美主義という命名に凄い納得。

つべこべ言わずに、唯、美しい。潔いですわ。

小難しく考える必要もなく、
時代的に重なる先日のラファエル前派展の記憶も新しいとこで、
絵に馴染みもあり、肩の力を抜いて楽しめました。


ラファエル前派展といえば、あの時ロセッティの絵を観て感じたのですが、
今回もロセッティをはじめ描かれている女性の顎がみな凄いしっかりしてて、
英国人が美女と定義する特徴のひとつは顎の張りなのかなと思ったりして。
そういえばダイアナ妃もそうですよね。

って、どうでもいいことですね(汗)




鑑賞後は併設のミュージアムカフェ、Cafe1894でお茶休憩。

店内は銀行営業室を復元したクラシックで重厚なつくりです。
天井が高~い。

いただいたのはタイアップメニューのひだまりティーセット@1,180円
前述の『真夏』をモチーフにしたそうです。
まぁ、そう言われればそうかな(笑)

紅茶がぬるくて残念だったけど、スイーツはどれもとっても美味しかったです。

 

今回購入した美術展グッズはウイリアム・モリスの壁紙(ゴールデンリリー)@1,700円

額に入れて飾ろうと思います。


モリスの壁紙とかカーテンとか、そんな家に住みたかったけど、
宝くじでも当たらない限り無理そうなので、せめてね。

 

 

 

 

 


満腹と心配

2014-03-02 22:50:41 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は冷たい雨が降る中、友人2人とランチをしてきました。

お店は新宿サザンタワー19階のシェンロントーキョー

 

赤い眼を光らしているのは巨大なドラゴンのオブジェです。

 

以下はオーダーバイキング(@3,500円)で食べたもの一覧(笑)

   

    

   

 

料理はチャーシュー以外どれもなかなかのお味。
一番はお店の自慢だという担々麺かな。
デザートはいただいた全品とってもgoodでありました。

いつものことながら、食後の胴回りの横からと前から見た巾が
同じくらいになっていて反省(汗)
バイキングで腹八分で止められる人間に早くなりたいもんです。

オーダーは90分の時間制限あり。
でも混んでなかったのでラストオーダーから更に100分くらい長居しちゃって、
その間、元同僚の2人は会社の愚痴を話しまくり、私はほとんど聞き役(笑)

今の職場にも不満はそれなりにあるけど、ストレスは前職とは雲泥の差です。
日曜日の夜が憂鬱で憂鬱で、、なんてこと無いですもん。
ずいぶん悩んだけど、今は本当に辞めて良かったって思いますわ。


 

夕方は獣医さんへ。


愛猫が最近カリカリを食べなくなって、でも缶詰は食べる、
これは歯肉炎かも、ということで診てもらったんですが、
歯は少し歯石がついてるものの問題になるほどではないと。

では何故?

で、血液検査。

15歳の高齢猫にしては腎臓も問題無く全体的にいい数値とのことでしたが、

ただアンモニアの値が少し高いので、来週また検査となりました。

 

どうか何でもありませんように