***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

吉井武道館2007♪1日目

2007-12-27 23:51:40 | 吉井和哉・生!


吉井武道館、初日。




もう明日は行かなくてもいいかな、というのがライブ後の感想。



いやいや、だって、お腹一杯ですから。

んもう、ここまでしてくれちゃうの吉井さん?ってカンジで。

さすが吉井武道館です。





今日の吉井さんの出で立ちは、ハッキリ言ってイケてません(笑)

登場時は黒いトレンチコートを羽織っていて、それを脱ぐと、黒いシースルーな
フリルシャツにインは赤Tシャツ、それに紺色のパンツ、黒いストール。

ワケ分からん組み合わせです(笑)


まぁ、これは明日に力を入れてるってことで許します(笑)




インディアンツアーとは真逆の、何のセットもないシンプルなステージ。



今日の席はアリーナB8の通路側。
ステージまでの距離はあるけど照明効果もバランスよく見ることが出来て
なかなかいいもんですわ。



吉井さん登場前のダイノジのエアギター、生で見れて得した気分(笑)
ホントに透明のギター抱えてるみたい。


でも、得したというなら、超サプライズの草野マサムネくん、これでしょう。


2番目に愛しの(笑)草野くん、武道館であなたの歌声が聴けるなんて。


吉井さんアリガト、大好きよ。



15周年のお祝いにということで、年末は仕事をしないのをポリシーとしている
草野クンを「昭和の歌謡曲を歌おう」という誘い文句で武道館に無理矢理招いて、

クリスタルキングの【大都会】をデュエット!


パートは、吉井さんが、あのサングラスの人で、草野くんがアフロの人(笑)
そりゃ当然ね(笑)



草野くんの声は本当にもう素晴らしいったらありゃしないです。

あそこまであからさまな高音披露曲ってのはスピッツの曲にはないですからねぇ(笑)

草野クンの底力を見せつけられた気がしましたよ。

吉井さんは変に張り合わず、わざとド演歌風なダミ声で歌ってくれて、それ、正解です(笑)

吉井さんの「俺の声は唐揚げみたい」というのが、「上手いこと言うなぁ」って(笑)

私、唐揚げ大好きですから~(笑)



でも吉井さんがまともに歌った草野くんとのハモり、鳥肌もんでしたね。


ホントに見事。


質は違えど、どちらも唯一無二なる最高のヴォーカリスト。

コブクロに対抗した『オオブクロ』(笑)、マジ結成してほしいです。



それにしても吉井さんと並ぶと際立つのはマサムネくんの生真面目な風情。

吉井さんも言ってたけど、真っ当な人生を送ったきた人なんだろなぁと、
会場にいる人誰もが感じたところではないでしょうか(笑)



ここまでで、このサプライズが一番盛り上がってたような(笑)




今日は全体的にちょっとグダグダしてましたね、吉井さん(笑)

「ダイノジってひとりかと思ってた」

「え~~~」

「知ってるよ、そんなの クックッ」

って、こういう、ひとりでボケ突っ込みする時はグダグダな日が多いです(笑)





歌の方は、声の出はまぁまぁだったけど、前半はなんだか音の響きがきつくて
吉井さんの歌声がクリアに聞こえず、ちょっと辛かったかな。




でも、後半はgoodです。音がクリアになって歌声が艶っぽく響きます。





【カナリヤ】泣きました。

聴けると思わなかった。

大好きです、この曲。
この歌の歌詞の一部をずっとハンドルネームとして使ってました。
後追いしたイエローモンキーへの思いが溢れてきて吉井さんの姿が滲んで
しょうがなかったです。


【NATURALLY】仕事での立場が変わって悩んでいた時に救われた曲です。
社内報の「好きな言葉」として書いた‘貫け自己流’
最近も悩むこと多しで、でも、またちょっと救われたかも。



字幕無しの【Don't look back in anger】がまたよかったです。
ツアーの時はまだ借り物のカンジがして感情移入が出来なかったんだけど、
今はもう完全に吉井さんの歌になったなって。
だから歌詞がグングン気持ちに入ってくる。



結局読んでしまった『吉井和哉自伝』、この後半のセットリストは
読んでいることを前提にしたものだったのかな、なんて思ったりして。



【TALI】積もうね、積もうね、と歌った吉井さん。
積めなくなった吉井さんの今の孤独を思うと切なすぎます。
シンプルな照明にその孤独がいっそうクッキリと浮かび上がって、
なんだか堪らなかったです。



【SO YOUNG】今の吉井さんが歌う、この曲。
万感の思いを込めた「SO YOUNG」の叫び。
心が震えるというのはこういう事をいうのかな。





【トブヨウニ】爽やかなこの曲がラスト。
運命を肯定的にとらえたこの曲。
未来への希望を託したこの曲がラストって凄く素敵です。





自分でも不思議なくらい本当に満たされたライブでした。







満たされて思うことは、積み続けたい、積み続けよう、




ただそればかりです。














<セットリスト>
【Introduction】
【Do The Flipping】
【Biri】
【I WANT YOU I NEED YOU】
【HOLD ME TIGHT】
【ルーザー】
【黄金バッド】
【TACTICS】
【ワセドン3】
【大都会】
【Help!】:ビートルズのカバー
【カナリヤ】
【NATURALLY】
【HIKARETA】
【WEEKENDER】
【シュレッダー】
【Don't look back in anger】:オアシスのカバー
【バラ色の日々】
【LOVE LOVE SHOW】
【FINAL COUNTDOWN】

Encore
【TALI】
【SO YOUNG】
【BELIEVE】
【バッカ】
【トブヨウニ】









『吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』読後

2007-12-27 22:30:35 | 吉井和哉



結局、昨日読んじゃいました~(笑)

読み終わったのは夜中の3時。
今日も仕事だっていうのに我ながらこらえ性がないわ。



で、感想はと言えば、んーーーー、、




吉井和哉という人間は【与える男】ではなく【与えてもらいたい男】なんだな、


と。








近くにいて欲しいのは【与える男】



遠くから勝手に楽しみたいのは【与えてもらいたい男】







納得です。