またまたチャン・ドンゴン出演作品(2000年)。
「アナーキスト」 Source: amazon
この作品、韓流シネマフェスティバルで見たかった作品。パク・チャヌクが脚本を書いているのね。そして、出演者も豪華。チャン・ドンゴンは勿論のこと、ハン・ミョンゴン、チョン・ジュノ、イ・ボムスはみんな映画の主役を張ってる。監督はユ・ヨンシク、この方、「我が心のオルガン」のプロデューサ。
内容は、1920年代の旧日本軍統治下の上海を舞台とする、 抗日テロ組織のアナーキストの悲哀を描いたもの。当然のことながら、日本人は韓国人や中国人の絶対的な敵として描かれる。
チャン・ドンゴンの役どころはイデオロギーに身を投じ、組織に従いながらもどこか一匹狼的で、かつ厭世的、退廃的、なのに美しい・・・。そのあたりは、ばっちり決まってた。その他の組織メンバーの個性もよく描かれていて、最後はちょっとウルっ ときてしまった。
それにしても、メンバーのうち、チャン・ドンゴンがまっ先にいなくなってしまうので(映画開始後約40分ほどで)、やはり美しいものは 儚いってこと?