東京国際映画祭の会場でこんな冊子をもらったので、読んでみたら面白かった
「ASIA MOVIE WEEK」 INAUGURAL ISSUE PUSAN&TOKYO 2005 と書いてあったので、この冊子は創刊号だったようだ。サイトもあるが、どうやら、シネマギョーカイ関係者向けのものらしい。
この冊子で取り上げられていた、日本における韓流についてひとこと・・・
(要約文(緑)の原文英語)
日本の韓流ブームはまだ冷めやらずであるが、日本の映画業界では、韓国映画の輸入はリスクの伴うギャンブル。韓国ドラマは人気があっても、映画に対する反応はまだ鈍く、次々と大作が公開されても、興行成績では「シュリ」や「猟奇的な彼女」に届かない。韓流ブームはドラマから火がついたため、映画には力強さがないと・・・
たしかに、大半の韓流ファンが、まず「ドラマ」から入ったと思うし、ドラマの面白さから他の領域にも波及しつつある段階だから、まだ映画に対してそれほど反応がないのかもしれないなぁ。映画よりドラマの方が、親しみやすく、内容もソフトだし。
韓流にハマっていない映画好きの友人に聞くと、「シュリ」がやっぱり一番だと言っていた。「シュリ」の日本での公開は2002年だから、それ以来進歩してないってことなのか、あるいは、あの映画がやはり、韓国映画のターニングポイントだったからなのか?
しかし、映画の輸入金額はどんどんつりあがるばかりで、ある(映画)輸入業者は、「韓国側が製作費以上の契約金額を提示するため、ハリウッド以上に傲慢だ」と不満をもらしている。そして、最近日本でヒットしたと言われている映画は、必ずしも映画の内容が評価されているのではなく、一部の俳優の人気に支えられている・・・
実際、熱烈なファンがリピータとなって映画館に足を運んでいるケースも多いので、映画のストーリー性ではなく、ファンの熱き想いが興行成績を牽引しているとも言えると思うなぁ・・・ それでも、最近はタレント性にかかわらず、どんどん色々な映画が入ってくるから、観客の目も肥えてきて作品を取捨選択するようになるのではないかしら。最終的には、ブームに関係なく、本当に韓国映画が好きな人がイイ映画が楽しむようになると思うけど。
さて、この韓流ブーム一体いつまで続くのか・・・ 自分への問いかけでもある
そして、Brian の次回作はどうなったのかな?
次回作公開時には、すっかりブームも落ち着いているだろうな・・・
lotusruby の見たい韓国映画
「私の頭の中の消しゴム」
「親切なクムジャさん」
「ウェルカム・トゥ・トンマッコル」
「台風」
「家門の危機」 ・・・ なんかリストアップしてたら止まらなくなりそうなので、ここで Stop