緊急事態宣言に伴い、5月23日から6月20日までは、
酒類の提供を取りやめ、テイクアウトを中心にして、感染予防対策をしながら営業させて頂いております。
店内での飲食は、ご予約やアポイントメントにて対応させて頂いております。
宣言期間中の営業時間は、19時50営業終了、20時閉店となります。
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イタリアのラツィオ州(長靴の脛の辺りです)の、ヴィトルキアーノという小さな町にある修道院が造っているワインの
赤のベネディックとマセラシオンした白のルスクムの新ヴィンテージが届きました。
戒律にとても厳しいシトー派の修道院ですので、沈黙・祈祷・精進・労役の厳粛な戒律の下に労働・作業を
行っているのにも関わらず、穏やかで素敵な笑顔で作業されています。
元々は、修道院の活動資金を確保するため地元の人達に量り売りでの販売だけ行っていたそうですが、
このワインをたまたま飲んだウンブリア州の(本当に実直な造り手)パオロ・ベアの当主、ジャンピエロ氏が、
「これだけ美味しいのに量り売りだけではもったいないし、修道院の活動資金の確保にもなるから、
ボトル詰めをして販売したほうが良い」と助言して、自身のワイナリーのワインを取り扱う日本のインポーターにも
紹介してくれたため人口が5200人くらいの小さな町の修道院で造られるワインが日本でも飲めるようになりました😃
ワインの造り方は、化学的な物は一切使用しない、ヴァン・ナチュールの造り方と同じように造っています。
葡萄畑ではボルドー液以外の農薬は一切使わない有機農法を実践。
ワイナリーでは、ブドウ圧搾時に(酸化防止の為)極少量の二酸化硫黄を使うのみで、ボトリングの際には一切加えていません。
温度管理も行わず醗酵熟成させ、ノンフィルターでボトリング、濾過も清澄もしませんので自然な色をしています。
*モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ=ルスクム 2018(白)とベネディック2019(赤)
現在は店内でお酒は飲めませんが、解除されたら店内飲みの参考価格(笑)赤のベネディック2019 ¥4800
白のルスクム2018 ¥5400 だす m(__)m