健康寿命とは…日常生活に制限のない期間
後3カ月もすれば82歳になる私ですが日頃から健康寿命には関心があります。
私の余生は後何年か分らないけれど、生きている限り健康でありたいと願っています
2025年大阪・関西万博が開幕まで685日 健康寿命最前線EXPO2025
と5月29日の産経新聞の朝刊に掲載されていました。
健やかに老いる人類の夢というタイトルです。
掲載されている記事を拡大しながら私なりに分かり易くまとめることにしました
健康寿命は延びてきているが・・・
平成22年・平成25年・平成28年・令和元年の健康寿命と平均寿命の比較が載っています。
令和22年までに健康寿命を平成28年に比べて男女ともに3年以上延伸し、75歳以上とすることを目指す
達成のために必要な3項目
✔次世代を含めたすべての人の健やかな生活習慣形成
✔疾病予防・重症化予防
✔介護予防・フレイル対策、認知症予防
国の「健康寿命延伸プラン」3分野(令和元年)
食事 栄養バランスに配慮し生活習慣病を予防
睡眠 良質な睡眠を確保し、脳の老化を防ぐ
運動 体を動かし、骨の老化と筋肉の萎縮を抑制
2025(令和7)年4月、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに2025年大阪・関西万博」が開催する。
「いのち」や「健康」をキーワードに、たとえば地元館「大阪ヘルスケアパピリオン」では
最先端の医療・健康技術が提示される予定だ。
ただ生き永らえるのではなく、年老いても自分らしく生き生きと過ごす、
つまり「健康寿命」を延ばすことは人類の夢である。
そのための秘訣とは何だろうか。
1位の取り組みは?
生存期間の平均値を示す「平均寿命」に対し、介護を必要とせず、日常生活に制限のない期間を示すのが「健康寿命」だ。
厚生労働省によると、令和元年の全国平均は男性が72,68歳、女性75,38歳で、
世界健康機関(WHO)が発表した国別ランキングで、平均寿命とともに1位を記録している。
ただ、気がかりなのは、平均寿命と健康寿命の差である
「不健康な期間」が男性が9年、女性が約12年と長期にわたることだ。
この期間をなるべく少なくし、健康寿命を延ばすにはどうすればよいか。
「通いの場」交流支援
都道府県別ランキング上位の自治体の取り組みがヒントになりそうだ。
男性では、前回平成28年のランキングで36位だった大分県が令和元年初の1位を獲得。
担当者がポイントとして挙げたのは、塩分や野菜、運動など生活習慣のちょっとした改善 だ。
同県では、高齢者が身近な場で体操や交流を楽しむ「通いの場」への支援にも力をいれている。
3年度の参加率は14,%〈全国平均5,5%)で、統計を始めた平成25年以降、9年連続1位だった。
また、高齢者だけでなく働き盛りの現役世代向けにも取り組みを拡充。
健康診断の受診率向上や受動喫煙対策など5つの基準を満たした企業を認定する取り組みのほか、
県独自のアプリを開発し、職場対抗で競わせるイベントを開催したり、減塩や野菜を摂取できる
メニューのレシピを県のホームページで紹介したりしている。
健康への意識 両極化
一方、令和元年に女性1位になった三重県は、生活習慣病の予防のための特定健診の定期的な受診や
「心の健康づくり」などもポイントとして挙げた。
担当者は「『勝手に健康になっていく』ような社会環境づくりを目指す」と語った。
下位の自治体もさまざまな施策を進めている。
男性最下位となった岩手県では平均寿命の水準も低く、担当者は「地道に生活習慣予防などに取り組む。
女性最下位の京都府の担当者は「いかに健康に無関心な人を巻き込めるかがポイントだ」と分析した。
青山学院大大学院・社会情報学研究科(公衆衛生学)の佐藤敏彦特任教授は「健康寿命の延伸には、
従来いわれてきた食事、睡眠、運動などに加え、地域やコミュニティーにおける人々の信頼関係や絆を示す
『ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)』が大きく影響する」という。
具体的には、大分県が力を入れる「通いの場」のように、退職した後も趣味や目標、生きがいや
仲間を見つけることが活力につながり、コミュニティーの参加率の高さが健康寿命に大きく起因するとした。
一方、新たな話題も生まれている。
佐藤氏は「日本はこれまで他国と比較して地域や収入によって健康状態に差が少ないのが特徴だった。
しかし、新型コロナウイルス禍をきっかけに孤立化が進み、運動する人としない人など、健康面での取り組みが両極化した」と指摘。
個人の生活スタイルによる格差が今後さらに顕著に広がる可能性があるといい、
「一人きりにさせない社会環境づくりが求められる」と話した。
健康寿命を延伸するためのポイント
大分
〇 塩分は普段よりマイナス3グラム控えめに
〇 野菜は1日350グラム摂取
〇 運動は日頃よりプラス1500歩
三重
〇 特定健診を定期的に受診する
〇 心の健康づくりと人とのつながりを大切に
〇 体づくりのために望ましい食習慣と運動習慣に取り組む
開幕まで2年を切った2025年大阪・関西万博。
毎月1回、万博の重要テーマである健康寿命に関連した特集記事を掲載します。
とのことに私は新聞を読むのが又楽しみになり、2年後の万博待ちどうしくなりました。
そのために元気でいなくちゃ
娘が昨日30日に遅れての「母の日」を”梅の花”で祝ってくれました
お昼限定の花ランチを注文してくれていました
とっても美味しかったです。
週に2回、娘の家に行っているけれど二人だけで話すことは殆どないのです
今回は二人だけの時間なのでガールズトーク沢山お喋りしました
上の記事の健康寿命に関連して娘と母娘でこうして楽しい時間を持てるためにも
健康寿命が大切とつくづく思っています。
スマホケースもプレゼントして貰いました
楽しかったわ。 「母の日」祝ってくれて有難う