好奇心旺盛な私は新聞の切り抜き(スクラップ)も趣味の一つなんです。
新聞を読んでは気になった箇所の部分を切り抜いて楽しんでいます
今回は最近の新聞のシニア世代の投稿欄(産経新聞)の中で共感を持った3篇を紹介したいと思いました。
「朝の詩」で出合い幸せ気分
元短期大学非常勤講師 山田せつ子さん(静岡県熱海市) 84才
毎朝、手にする新聞の中で最初に目に飛び込んでくるのは「朝の詩」です。
最近、私の好きな言葉である「まあいいや」と「ああしんど」という
題名の詩があったので、嬉しくなりました。
作者の二人は私より若い方々でした。
「まあいいや」は、おもちゃを散らかすお子さまが幸せそうに眠る顔を見つめ
「まあいいや」という心境になるというママの詩です。
今の私は常に「まあいいや」と思って簡単に済ませがちなので、この言葉に
加齢に甘える自分の姿を重ねました。
「ああしんど」は神戸の67歳の方の詩です。
大阪出身の私は「しんど」という言葉はよく使っていたので懐かしく感じました。
スマートフォンなど通信機器の使い回される様子がうまく表されている詩に
共感し、笑いました。
「まあいいや」と「ああしんど」という楽しい日本語に出合えて、幸せな気持ちになりました。
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「親に終活」なんて無礼な
元教員 上田 彬さん(兵庫県加古川市) 78才
テレビや週刊誌など、最近のメディアでは、終活の勧めが数多く取り上げられている。
実際には、親に終活を迫る子供もいるようだ。
70代の、まだ元気な親に対して、遺産相続できょうだいと争いたくないから、
遺言書を早く作れと言うらしい。
自分を産んで育ててくれ、今も懸命に生きている親に対して、何と無礼な子どもたちであろう。
親の財産をあてにして、親の死後も、きょうだいで仲良く相談して解決ができない
子たちなのだろうか。
そんな子たちに遺言書を作っても、むしろ逆効果である。
いくら親が平等に相続させようと考え、熟慮しても、えこひいきだと曲解され、
遺恨を残す種になりかねない。
遺言があろうとなかろうと、親の死後は自分たちで円満に話し合える子であるのが
、親への最大の孝行だと思う。
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心に響く「すごい」「さすが」
書道講師 宇野龍夫さん (大津市) 79才
子供達が嫌がるのは、「勉強 勉強」と繰り返し「早く 早く」とせかし、
「しっかりしないと後で困るよ」と恩着せがましくいう言葉である。
こう言われると、大人でもいやになる。
むしろ「ジタバタしないで、落ち着いて。そうすれうまくいくよ」と励ます方が
好ましいだろう。
子供も大人も喜ぶ言葉がある。「すごい」「さすが」である。
「すごい」は形容でしがたいほどすばらしく、程度が並々でない様子。
「さすが」は、実力などにふさわしいだけのものがあり、相手を認める意味がある。
励ます言葉は相手を信頼し、同じ目線に注意して、さりげなく言うのが必要だと思う。
世の中や物事が、日々急速にかつ複雑に変化している。
価値観が多様化する昨今だからこそ、人の状況を察し、心に響く言葉の重要性を再認識したい。
3篇の投稿文に皆様のご感想はいかがでしたでしょうか。
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一昨日(8日)は昨年の7月から増えた4カ所目の麻雀(月2回)の日でした。
夜に娘の家でカニ鍋にするのでと呼んで貰っていたので麻雀の帰りは娘宅へ直行です
カニ鍋を美味しく頂いて帰ろうと思った時に娘が
「Kくんが、おばあちゃんと絵を描きたいと言ってるんよ」との話になりました。
急な話で驚いたけれど私は絵を描くことも好きなので直ぐOK
早速、描く絵はKくんが決めた同じのを二人で描くことになりました
Kくんも私も真剣です。
毎週木曜日に娘の家に行く様になってKくんが帰宅してから娘が帰って来るまでの間は
Kくんとバァさんは共通のするものが無く時間を持て余していました
絵の課題はKくん任せと言う事でこれからはKくんとバァさんは
毎週木曜日二人だけの時間に絵を描くことが決定
本当にいい案が生まれて良かったと娘夫婦も喜んでいました。
DNAでしょうか? Kくんも私も娘も三世代が絵を描くことが好きです。
お絵かきを終えて家に帰って間もなくすると娘からラインが入りました
知らない内に娘が写真を写していたのです
二人の絵です。
「知らなかったわ。まぁ、Kくんと初めてのお絵かきなので記念になるね。」と返信です。
孫と祖母の絆も深まるような気配がしてきます
Kくんとの初お絵かき記念にブログにUPすることにしました