避妊薬のしくみ
ピルというと、女性の飲む避妊薬のことだがどうやって避妊するのだろう?女性の身体の負担にならないのだろうか?
ピルは、エストロゲンとプロゲステノーゲン(プロゲステロンの作用をする物質の総称)というホルモンが入っている薬。これらはもともと女性の身体がもっているホルモン。妊娠が成立した時に分泌される上記2つのホルモンの1/20以下程度の量が含まれている。 ピルを飲むことによって、体のホルモンバランスを妊娠している状態に似たようにして排卵を抑制する。
ピルは全世界で1億人以上が服用しているという、ひとつの薬の種類の中で、一番多くの人に飲まれている薬。実は避妊以外の目的で服用する場合もある。月経痛の軽減、月経不順や貧血の改善などや、にきび、多毛症の改善、卵巣のう腫や子宮外妊娠の減少や子宮体がんのリスク低下などさまざまな効果がある。 (医師と相談すること)
今回、男性用のピルになる可能性がある物質が発見された。この物質を雄マウスに投与すると、精子の数を大幅に減少させ、運動能力も失わせることが分かった。投与をやめると、1カ月半後までに精子の数や運動能力が回復。雌と交尾して妊娠させることができ、誕生した子に異常は見られなかった。
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ピルはなぜ歓迎されないのか |
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