もうずいぶん前のこと
かれこれもう20年くらい前のことなのですが・・・
私はそのころ、ドイツに暮らしていました。
そのころはもちろんインターネットなどはないので
ドイツに暮らす日本人のために
現地の情報が見れる情報誌がありました。
その名前は
「グーテンターク」
ドイツ語で「こんにちは!」
この「グーテンターク」は
確か毎月ではなく、各月の発売だったと記憶しています。
この「グーテンターク」をたまたま買って読んで
たちまちとりこになったのが
川上ミネさんというドイツの音大に通う学生さんが書く
ドイツでの生活のエッセイでした。
軽妙な語り口で
川上さんのドイツ生活の中起こる珍事件などが
つづられていて
ご自身の漫画の挿絵も本当に笑えるかわいいものでした。
私はこの川上ミネさんのエッセイが大好きになり
時々思い出しては読み返したりして
毎号の「グーテンターク」を楽しみにしていました。
つまり、川上ミネさんのファンになっていたわけです。
私が購読し始めた号の前のエッセイも読みたくて
つまり、読み逃した号のエッセイもどうしても読みたくて
「グーテンターク」の編集の人に電話して
「バックナンバー」を送ってください!とお願いしたほどです。
ところが、ある号から突然
川上ミネさんの「ドイツ日記」が
「スペイン日記」に変わりました。
どうやら、留学先をドイツからスペインへ変えたみたいなのです。
そして、その「スペイン日記」が2回くらい掲載されたあと・・・
川上ミネさんのエッセイは突然
「グーテンターク」から姿を消しました。
あまりにも毎号楽しみにしていたので
また編集者に電話をして(笑)
「川上ミネさんのエッセイはどうなったのですか?」と問い合わせ。
すると、電話の向こうからは
「スペインへ行ってしまったのでね~・・・」
その電話のやりとりは何しろ20年近く前の話なので
あまり覚えていませんが・・・
ほとんど娯楽のなかった
当時の私のドイツ生活でのささやかな楽しみとなっていた
川上ミネさんのエッセイ。
雑誌掲載が終わってからも、しばらくは時々
大切にとってあったバックナンバーを読んで
「あははは~」と笑えて、ほろりとさせられる文章を楽しんでました。
度重なる引っ越しを経て
残念ながらもうその「グーテンターク」の雑誌は手元に1冊もありません・・・
私がドイツで川上さんのエッセイを心待ちにしていたころからもう
17年くらいがすぎてしまった、つい最近の出来事です。
NHKのラジオ深夜便を何気に聞いていたら
あるコーナーから流れてきた女性の声が
「こんばんは!ピアニストの川上ミネです!」
「川上ミネって、あのエッセイの方~~~?」
ラジオを聞いたあとに、インターネットで検索をかけてみたら
なんと、NHKのベニシアさんのシンプルライフのテレビ番組
「ねこのしっぽ カエルの手」の音楽を演奏している!
ちらっと、この番組を見たことはありましたが
ピアノ弾いている人の名前まではチェックしてませんでした。
それに!!!
もうとっくにピアニストとして第一線でご活躍なさっていたんです。
私が知らないだけで・・・(笑)
川上ミネさんのピアノを聞くのは初めて
ワクワクドキドキ You Tube の動画を検索しました。
「なんて素敵・・・♪」
川上さんとはもちろん面識は全くないのですが
20年ぶりに懐かしい友人とうれしい再会をした気持ちです。
その後CDを購入して、川上さんのピアノの世界に浸っています♪
川上さんの音楽、こちらからどうぞ!
EOS MOVIE MINE KAWAKAMI 川上ミネ コルドバの午後
かれこれもう20年くらい前のことなのですが・・・
私はそのころ、ドイツに暮らしていました。
そのころはもちろんインターネットなどはないので
ドイツに暮らす日本人のために
現地の情報が見れる情報誌がありました。
その名前は
「グーテンターク」
ドイツ語で「こんにちは!」
この「グーテンターク」は
確か毎月ではなく、各月の発売だったと記憶しています。
この「グーテンターク」をたまたま買って読んで
たちまちとりこになったのが
川上ミネさんというドイツの音大に通う学生さんが書く
ドイツでの生活のエッセイでした。
軽妙な語り口で
川上さんのドイツ生活の中起こる珍事件などが
つづられていて
ご自身の漫画の挿絵も本当に笑えるかわいいものでした。
私はこの川上ミネさんのエッセイが大好きになり
時々思い出しては読み返したりして
毎号の「グーテンターク」を楽しみにしていました。
つまり、川上ミネさんのファンになっていたわけです。
私が購読し始めた号の前のエッセイも読みたくて
つまり、読み逃した号のエッセイもどうしても読みたくて
「グーテンターク」の編集の人に電話して
「バックナンバー」を送ってください!とお願いしたほどです。
ところが、ある号から突然
川上ミネさんの「ドイツ日記」が
「スペイン日記」に変わりました。
どうやら、留学先をドイツからスペインへ変えたみたいなのです。
そして、その「スペイン日記」が2回くらい掲載されたあと・・・
川上ミネさんのエッセイは突然
「グーテンターク」から姿を消しました。
あまりにも毎号楽しみにしていたので
また編集者に電話をして(笑)
「川上ミネさんのエッセイはどうなったのですか?」と問い合わせ。
すると、電話の向こうからは
「スペインへ行ってしまったのでね~・・・」
その電話のやりとりは何しろ20年近く前の話なので
あまり覚えていませんが・・・
ほとんど娯楽のなかった
当時の私のドイツ生活でのささやかな楽しみとなっていた
川上ミネさんのエッセイ。
雑誌掲載が終わってからも、しばらくは時々
大切にとってあったバックナンバーを読んで
「あははは~」と笑えて、ほろりとさせられる文章を楽しんでました。
度重なる引っ越しを経て
残念ながらもうその「グーテンターク」の雑誌は手元に1冊もありません・・・
私がドイツで川上さんのエッセイを心待ちにしていたころからもう
17年くらいがすぎてしまった、つい最近の出来事です。
NHKのラジオ深夜便を何気に聞いていたら
あるコーナーから流れてきた女性の声が
「こんばんは!ピアニストの川上ミネです!」
「川上ミネって、あのエッセイの方~~~?」
ラジオを聞いたあとに、インターネットで検索をかけてみたら
なんと、NHKのベニシアさんのシンプルライフのテレビ番組
「ねこのしっぽ カエルの手」の音楽を演奏している!
ちらっと、この番組を見たことはありましたが
ピアノ弾いている人の名前まではチェックしてませんでした。
それに!!!
もうとっくにピアニストとして第一線でご活躍なさっていたんです。
私が知らないだけで・・・(笑)
川上ミネさんのピアノを聞くのは初めて
ワクワクドキドキ You Tube の動画を検索しました。
「なんて素敵・・・♪」
川上さんとはもちろん面識は全くないのですが
20年ぶりに懐かしい友人とうれしい再会をした気持ちです。
その後CDを購入して、川上さんのピアノの世界に浸っています♪
川上さんの音楽、こちらからどうぞ!
EOS MOVIE MINE KAWAKAMI 川上ミネ コルドバの午後