ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

戦場カメラマン(その4)

2011年05月30日 | 日々思うこと・・・
戦場カメラマンについて締めくくりの記事です♪

渡部陽一さんの話とお人柄に
いたく感動した私は、会う人ごとに
聞かれもしないのに渡部さんのことを
まるで布教・伝道するかのように
アツく語ってしまい・・・
・・・やや引かれてしまうこともあり
ちょと反省・・・です・・・(苦笑)

が、今日もアツくかたります!

渡部陽一さんの講演会での質問コーナーで

「渡部さんは命の危険を伴う戦場の最前線で写真を撮っていますが
大災害や、大きな事故があったときには
必ず亡くなる方と、生き残る人が出てきますが
その違いはどこにあると思いますか?」

みたいな質問が出ました。

この質問にたいして
渡部さんはかなり「う~~ん」と考えて
そして、かみしめるように
「自分の時間を持つことです・・・」と言いました。

つづけて
「忙しい、忙しいにならないことです。
 朝は早く起きて、やらなくてはならないことを
 早くに終わらせてしまい、その後は心にゆとりを持つ。

 よふかしはしません。
 よ~る~は~、ま~も~の~の
 じかん~で~す!」

渡部さんが考えて、最初に言ったこと
「自分の時間を持つ」ということは
なんだか、とっても深いな~と感じました。

つまり・・・
自分が過ごす時間にゆとりを持つということ
自分自身の気持ち余裕を持つということ

しいてはそれが
とっさの判断や、反応になって現れるということでしょうか・・・

実際に自分の写真を使ってもらえるまでに
とてつもない長い時間がかかった・・・
そして
ぎりぎりの危ない状態で命をはって写真を撮る

あくせく忙しく時間を過ごしている人間とは
まったく違う時空間で過ごしている渡部さんは
「時間」というものを
別の視点からとらえているのかもしれません。


いろいろなところで
講演会をなさっているようなので
是非、機会がありましたら
渡部さんの生のトークをぜひ、聞いていただきたいです。

そして、彼の真摯な生きざまを
是非感じていただきたいです!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする