先の記事のとおり、30万円給付金の問題の元凶は、「世帯主の収入だけで支給の可否を判断すること」にあります。
その根底には、「世帯主(夫)が稼いで女房・子供を養っている(はず)」というアナクロニズム――安倍首相のような高齢男性が郷愁を抱いている家族観――があるように思います。
言うまでもなく、現代の家庭の姿はもっと多様です。そもそも「世帯主」という概念自体、現状にそぐわないものとさえ感じます。
首相のアナクロニズムで政策が歪められ、そして誰もそれを止められない。何だか新型コロナ以上に恐ろしい話になって来ました(笑)。
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