東京都知事選挙が終わりました。予想どおり現職による他候補の瞬殺劇でしたが。
都知事選挙の立候補者は、昔から「変なヤツ」の宝庫でした。私は子供の頃から政見放送が大好きで(笑)、特に都知事選挙は大喜びで観ていました。今回もまたスゴイのが出てましたね。顔をしかめる向きが多いようですが、これこそ「言論の自由」の試金石であると、個人的には思っています。
どんな言論が「良く」て、どんな言論が「悪い」のか。それを決めるのは誰なのか。そもそも決める権限なんて誰か持っているのか。大げさな言い方ですが、民主主義の根源に関わる問題です。
「こんな下品な奴は取り締まれ、何も言わせるな!」
民主主義はあらゆる思想・言論の自由を保障するが、民主主義そのものを否定する自由までは認めない――取り締まられるべきなのは、口を噤むべきなのは、いったいどちらなのでしょう。
様々な選挙に立候補しては、いつも「オカマのどこが悪い、男が男を愛して何が悪い」と訴えていた故・東郷健さん。かつては完全にゲテモノ扱い、変人扱いでしたが、LGBTのこの世の中で評価は一変しています。
Don’t speak too soon, for the wheel’s still in spin.あんまり早く口を開くな恥をかくぞとディラン御大も言ってますぜ。