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Left to Write

司法書士 岡住貞宏の雑記帳

大嫌いな国

2022-04-09 23:33:08 | 世の中のこと

ロシアへの政府の制裁措置については「手ぬるい」「弱腰」と批判し、

制裁措置の結果のエネルギー価格高騰について「ご理解を」とお願いする政府には、無能と批判する。

 

世界に賞賛される日本という根拠不明のYouTube動画にホクホクする一方、

途上国への5億ドルにのぼるワクチン供与には自国民を優先すべきと主張する。

 

こんな日本国が、日本国民が、私は大嫌いです。大嫌い。

 

制裁措置の結果は国民が負うんだ。世界に賞賛されるためには身を切る行動が必要なんだ。

政府じゃない、自分は何をするのか?その覚悟はどこにあるんだ?

 

本当にこんな国、出て行きたい。


自虐ネタ?2

2022-03-24 16:44:55 | 世の中のこと

 報道によると、「ロシアのプーチン大統領は23日、ウクライナ侵攻に絡んでロシアが『非友好国』に指定した国に輸出する天然ガスの支払いはロシアの通貨ルーブルで行わせるよう政府に命じた」んだそうな。

 

 ・・・は?

 紙屑みたいなルーブルを天然ガスに代えて下さると?どうだルーブルいいだろう?いい買い物できるだろう?わっはっはっは。

 

 でもさ、受け取ったルーブルじゃ何も買えないじゃんおたく。紙屑が金庫に溜まってくだけじゃん。債務の支払いはルーブル建て!と一度は強がって見せたけど、「んじゃデフォルトな」と脅されたらビビッてなけなしのドルで利払いしちゃってるし。むしろ素直に「支払いはドルかユーロで!ルーブルは認めん」と言うべきとこなんじゃね?

 薄々気付いていたけど、プーチンてバ〇?

 自虐ネタ、というより自爆ネタだな。

 


自虐ネタ?

2022-03-10 13:46:02 | 世の中のこと

 報道によるとロシアは欧米、日本などを非友好国リストに入れたと。

 で、「ロシアの債務者が『非友好国リスト』の債権者にドルなどの外貨ではなくルーブルで相当額を支払えば、債務を履行したとみなすとしている」だそうな。

 

 ロシアに盾突く悪い国はくらえ!ルーブルだ!どうだ嫌だろう?欲しくないだろう?わっはっはっは。もっとルーブルを与えてやる!

 

 ・・・って何これ?壮大な自虐ネタ?

 経済制裁下でも細々と貿易は続くはずなんで、こちらもロシアへの支払いはルーブルだな。嫌だろうなぁ(笑)


日本の核武装について

2022-03-01 14:12:41 | 世の中のこと

 ロシアのウクライナ侵攻、および核の脅威をちらつかせるプー太郎の発言を契機として、日本の核武装論が持ち上がっています。もともと保守派界隈では核武装論は根強く唱えられて来ましたから、初めて出て来たということではなく、勢いづいているという言い方が正しいかも知れません。

 私の見解としては「まず100%無理でしょう」です。

 日本が核武装をしたら、世界中の国々が反対します。米・中・露・英・仏・独・韓・豪・加・・・ぜーーーんぶが猛反対です。日本だけではなく世界中のどの国であれ、新たな核武装は猛反対を受ける事柄です。そして、とりわけ日本が相手であるために反対の度合いが強くなる国々、中・露・韓・北などもあります。日本周辺の国々は、たとえ比較的親日と言われている国々でも(台湾でさえ)、反対は強いでしょう。そしてアメリカ。実際どの国よりも激しい反対姿勢を見せるのではないかと思います。The Strongest Enemy of the World War Ⅱですよ、日本は(故・中曽根大勲位談)。

 国連安保理は満場一致、総会では1か国(もちろん日本)を除き非難決議可決。米中露英仏、どこも拒否権なんて行使しません。つーかそもそも5か国とも日本の核武装に反対だし。「我が代表堂々退場す」とやるんでしょうかまた?

 激しい経済制裁を受け、国内経済はボロボロ、相次ぐ企業の倒産、円の価値暴落、猛烈なインフレ、国民生活の困窮、配給制の復活、とんとんとんからりと隣組。

 その一方で、肝心のわが国の防衛力は?

 核武装で高まるはずの防衛力も、アメリカとの関係悪化で日米同盟が破棄されればマイナスの方がはるかに大きいのではないでしょうか。イージスシステムなんて、もともと日米が共同運用することが前提でしょう。北から弾道ミサイルが飛んで来ても、1、2発ならともかく10発も同時に来たら間違いなく着弾です。もはやF35も他の最新兵器も売ってもらえないでしょうし、通常兵器の防衛力は明白に弱体化します。核兵器だけ保有したって、通常兵器が弱っちくて打つ前に制圧されちまったらお終いですがな。

 何のために、そんな無理筋の核武装をしなければならないのでしょうか?意味がありません。(国防は)核武装が安上がり?そんなわけないですよ(笑)えらい高くつきます。


ロシアのウクライナ侵攻に思うこと

2022-02-25 12:53:23 | 世の中のこと

 ロシアがウクライナに侵攻しました。

 米国及びNATO加盟主要国は、経済制裁は行うが軍事的な介入はしない模様。

 するとSNSには湧いて出て来ますなぁ、「手ぬるい!」「弱腰!」「ウクライナを見捨てるのか!」のにわか国際評論家。ロシア、ウクライナ情勢には昔から精通しているような口ぶりです。

 ウクライナはNATOに加盟したがってはいましたが、まだ加盟国ではありません。米国、その他の主要国とも軍事同盟を結んでいません。それでは他国の参戦は無理でしょう。参戦国とロシアとの戦争になっちまいます。心情的にはとてもウクライナが気の毒だとは思いますが、それが現実なんでしょうね。

 「経済制裁なんて意味がない、プーチンは鼻で笑ってる!」と言いますが、そうでしょうか?ロシアのGDPは日本の3分の1以下、韓国よりも規模が小さいです。GDPの内実も資源頼み。そんな経済弱小国が米国、日本、西側先進国から軒並み経済制裁を食らったら、瀕死の重体に陥るのではないでしょうか。即効性はなくても「意味ない」なんてことないですよ。

 貧困にあえぐ国民が強権的で民生を省みないプーチン体制への批判を強め、やがて政権を打倒する――米国等はそんなシナリオを描いているのでしょうが、はたしてうまく行くかどうか。うまく行ったとして何年かかることか。前途は暗澹としています。

 「経済的には中国が助けるのではないか?」という声もあります。敵(米国)の敵は味方で、中国としては短期的にはロシアへの支援をするかも知れません。だけど、中国とロシアって歴史的にはずーーっと、チョー仲悪いですよ。バカでかい国土、1億4000万人の人口を抱え、軍事費は莫大。そんな国を支えきれますかね?加えて、経済支援を恩義に感じる純朴なアフリカ諸国と違い、相手は何しろわがまま放題、自分勝手、プライドだけはエルブルス山級のロシア人ですよ(笑)中国がどこまでキレずにロシアの支援を継続できるか、逆に見物という感じもします。

 

 それにしても、防衛力と軍事同盟(日米同盟)の重要さをつくづく思い知らされる事態です。開戦早々制空権を奪われちまうって・・・どんだけ弱いんだウクライナ軍。

 また、気になる記述を見つけました。

――ウクライナは主権宣言(1990年7月16日最高会議採択)で「将来において軍事ブロックに属さない中立国となり,核兵器を使用せず,生産せず,保有しないという非核三原則を堅持する国家」となることを明らかにすると共にその軍事ドクトリン(1993年10月19日発効,2004年6月改訂)において,ウクライナ軍の主たる任務を国家防衛と規定している。――

 在ウクライナ日本国大使館のウクライナ概観(2011年10月現在)という記述の一部です。国の志向としては「中立国」だったのですね。

 わが国でも「日米同盟は破棄、中立国となるべき」という主張をする勢力(どこまで本音か分かりませんが)が根強く残っています。しかし、今回の現実にも目を向けたうえで発言して欲しいものだと思います。

 


総選挙への雑感

2021-11-02 14:24:34 | 世の中のこと

 総選挙が終わりました。野党やマスコミからはいろいろと負け惜しみ的な言葉も目にしますが、自民党圧勝という結果は明白です。確かに自民党も議席を減らしましたが、減らした結果で絶対安定多数を確保しているのですから、圧勝以外の何物でもありません。その前の総選挙で自民党が「超圧勝」だったものが、今回普通の「圧勝」になっただけ。「自民党も立憲民主党も議席を減らした。よって痛み分け」じゃないっつーの。全然「分けて」ないから。

 さて、総選挙が終わっての雑感を2つばかり。

 

1 連合、激おこ

 立憲民主党の最大の支持母体である連合(日本労働組合総連合会)は、今回の総選挙に激おこです。負けたことに怒ってんじゃなくて、共産党との共闘に怒っています。「組合員の票の行き場がなくなった」と。さらに、マスコミはスルー気味ですが、芳野会長は野党共闘をコーディネートしたという「市民連合」との関係についても言及し、それを疑問視している旨の発言がありました。「市民連合」とは何か?下記リンクを見てどんな団体かご自身で判断してください。私が口に出して〇〇と言うのも差し障りがありますのでw

 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

 連合は、今後の立憲民主党との政策協定についてさえ、「動向を見ながら判断する」と述べています。「このままじゃ政策協定結べないよ」と言ってるようなもんです。

 私のかねての持論ですが、連合は自民党支持にシフトすべきではないでしょうか。自民党も決して資本家・大企業一点張りという訳ではなく、労働者側に立った視点も持ち合わせているのですから、連合が自身の主張や政策を実現したいと思うなら、むしろ自民党支持に回る方が現実的です。自民党はいったん巨大与党となるでしょうが、将来、自民党内の「連合支持派」が分離・独立して、新たな二大政党体制を構築すれば良いと思います。現在の立憲民主党の議員も、極左は今のまま共産党と共闘すればいいでしょうし、現実路線の人はいったん自民党に入るべきです。自民党内で政治と政権運営を「学んで」欲しいと思います。

 

2「選挙に行かない人」の意見や利益

 あるテレビ局の開票速票を見ていたら、出口調査で合わせて行った世論調査についての結果が報道されていました。それによると、岸田内閣の支持率は61%、政府の新型コロナ対策を「評価する」との回答は67%でした。これは、一般的な世論調査とは大きく異なる結果です。

 つまり、現政権・現政府に不満のある人は、むしろあまり選挙に行っていない(だから出口調査に引っ掛からない)ということを意味するものでしょう。しかし、それってどうなんですか?不満があるからこそ選挙で意思を示すべきなのではないですか?不満があるなら、それを変えようとする「努力」が必要なのではないですか?なに、大した努力ではありませんよ、投票すればいいのですから。そんな最小限の努力すらできないのでしょうか?

 こんな「選挙に行かない人」の意見や利益をも忖度して、政治に生かさなければならないものでしょうか?短絡的に「切り捨てろ」というのは確かに間違いだとは思います。しかし、どうもモヤモヤした気持ちが残るのも事実です。

 いまさら私が申し上げるまでもありませんが、権利の上に安住していたらそれを守ることはできません。口を開いて上を向いていればエサを運んでもらえる訳でもありません。不満なら声を上げないと、行動しないと。

 今回の総選挙で投票しなかった人(容易に投票できるのにしなかった人)は、次の選挙まで国政に文句付ける資格がないんじゃないかな?極論かも知れませんが、そんなことを思ってしまいます。

 


ご結婚おめでとうございます

2021-10-26 10:35:27 | 世の中のこと

 小室圭さんと眞子さまは本日ご結婚だそうで、誠におめでとうございます。お二人が幸せになることを心より願っております。日本では煩くて仕方ないでしょうから、アメリカで静かな生活を取り戻せますことを合わせて願っております。

 私は無論、皮肉で上記のように言うのではなく、心から祝意をもって申し上げています。そのことは、これまでこのブログを読んで頂いている方には容易にご理解頂けると思いますし、そうでない方は最近の記事をいくつか読んでみてください。こんなバカな言い訳をしなければならないほど、日本社会の二人に対するバッシングは異常であり、常軌を逸しています。

 本日予定されていた記者会見は、質疑応答を中止、お二人がお話しするだけの形になったとのこと。私はこんな状況では(マスコミも国民も口汚くぶっ叩きたくてウズウズしている状況では)、記者会見自体を止めてもいいと思うのですが、それはともかく、質疑中止のYahoo!ニュースにコメント欄が封鎖される事態にまで至りました。違反コメントが基準を超えたためAIが封鎖を判断したようです。どんだけ酷いこと書いてんだ・・・

 ヤフコメなどを見ていると、かつては小室さんとその母の疑惑()を非難の中心としていたようですが、近頃は風向きが変わり、「皇室は税金で養われてるんだから言いうことを聞け」という論調が強くなっています。もうね、天皇や皇室に対する敬愛、天皇制の歴史に対する尊重など、カケラも残ってないですがな。保守って何なんだろ。

 世界が賞賛するニッポン、皇室は世界の宝、礼儀正しい日本人——バッシングの主は、普段こういうこと喜んで言っている人なんじゃないですかね。そういう気がします。

 これはもうダメかも分らんねニッポン。私も日本を出たくなりました。


予め言っておきますが(総選挙)

2021-10-19 13:24:30 | 世の中のこと

 さて、総選挙です。

 衆議院議員選挙は政権選択選挙ですから、過半数を取った党(複数の党の場合もある)が勝ち、取れなかった党が負けです。解散前の議席数がどうであれ、前議員が失職した時点でヨーイドン、横一線のスタートです。

 〇〇党は議席を減らしたぁーわが党は〇議席も増やしたぁー得票率がぁー実質的な国民の審判はぁーとかそういうのダメ。過半数を取れなかった。それは敗北であり、次の総選挙を目指し、政権を取るためには何が必要なのかを反省すべきです。

 負け惜しみは見苦しいし、そんなこと言ってるからいつまでもダメなんだよ!と思います。反省という言葉の意味分かってんのかいな?彼らが反省の弁を述べるところを見たことがない。まぁどこの党とは言わないけどさ笑。予めクギを刺しておきます。選挙後、またこの記事読んでみてください。

 ただし、私は割と真剣に政権交代が起きて欲しいと思っているのは、前にこのブログでも書いたとおりです。その意味では期待してるんだけどな。でもダメかも、と早くも諦めムードです。


今度ばかりは違う!

2021-10-16 22:49:51 | 世の中のこと

——偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは預言者の墓を建て、義人の碑を飾り立てて、こう言っている、

『もしわたしたちが先祖の時代に生きていたなら、預言者の血を流すことに加わってはいなかっただろう』と。

 このようにして、あなたがたは預言者を殺した者の子孫であることを、自分で証明している。

 あなたがたもまた先祖たちがした悪の枡目を満みたすがよい。

 へびよ、まむしの子らよ、どうして地獄の刑罰をのがれることができようか——(マタイ福音書23章)

 

 昔のニュース映像などを見ると、国を挙げて祝賀ムードであったかのように錯覚する「皇太子・美智子妃ご成婚」ですが、当時は国民から、また宮中からも激しいバッシングがあったそうです。その理由は?今となっては美智子妃が「皇族でない家」の出身だったことに尽きるのですが、当時はあることないこと、愚にもつかない理由の批判が噴出しました。

 悲劇のプリンセス・英国ダイアナ妃。彼女も今となっては「皆から愛されていた」かのように報道されますが、当時はひどい言われようでした。彼女の一挙手一投足をあげつらい、「上昇志向の塊」「純情な皇太子を誘惑した」等々のゴシップ記事に大衆は大喜びでした。

 ダイアナ元妃を死なせたのは誰か?

 直接的には追いかけ回したパパラッチどもですが、真犯人は低俗なゴシップ記事を嬉々として求めた大衆だと言うべきでしょう。

 さて、眞子内親王のご成婚。大丈夫ですかね?無我夢中でバッシングしているあなたですよ。同じ過ちを繰り返しているんじゃありませんか?

 いやいや今度ばかりは違う!美智子妃のときは今と時代が異なった。それに小室圭は本当にひどい、ひどいんだ!だって母親がくぁwせdrftgyふじk・・・

 ああそうですか(笑)でもあなたの言うそのゴシップ、ネットニュースやテレビから知っただけですよね?自分自身で事実を確かめましたか?小室さんが出した「説明文書」なんて、自分で読んでみましたか?あれ?だいたいあなた、いつも「マスゴミなんて信用できん!」とか息巻いてませんでしたっけ?「今度ばかりは」テレビも信じちゃうんですか?(笑笑笑)

 かつて日本は、国民や朝日新聞など大マスコミも一丸となって戦争への道を突き進みました。

 いまや国民、そして朝日新聞は、したり顔でこう言います。

 「私たちがあの当時生きていたら、決してバカな戦争に賛成しなかっただろう。むしろ命をかけて戦争を止めただろう」

 しかし私には、「預言者を殺した者の子孫であることを、自分で証明している」ようにしか聞こえません。

 ——なんぢら己が先祖の桝目を充せ。蛇よ、蝮の裔よ、なんぢら爭でゲヘナの刑罰を避け得んや。

 今度ばかりは違う、自分だけは違う。こういうの、大変危険だと思いますよ。

 


政権交代に向けて(頑張れ!立憲民主党)

2021-10-05 14:03:43 | 世の中のこと

 総選挙も間もなくですが、私はわりと真剣に政権交代が起きて欲しいと思っています。政権交代というと思い出すのは、やはり2009年に(旧)民主党政権が誕生したときのこと。日本人にとってほとんどトラウマのような経験でありますが、それでもやっぱり政権交代はあった方がいい。失敗を繰り返して徐々に改善していくのは政治の世界も同じです。グズグズダラダラと現政権与党の支配が続くのより、なんぼかマシだと思います。ダラダラしてたら改善の機会も失われるというものです。

 そして現在の日本において、政権交代の主役と考えられるのは立憲民主党w僕らの立憲民主党(爆)みんな大好き立憲民主党(失神)

 どうにも頼りないので、立憲民主党の問題点を指摘し、もって党勢回復の参考にして頂ければと思います。もっとも私が指摘するのは、もっぱら「表面的」なことです。だって立憲民主党についてそんなに深いことなんか知らねーし、『枝野ビジョン』(文春新書)読んでも政策的には自民党と大差ねーし。いや、むしろいいんですよ、「革命を目指す」みたいな大差あったら政権交代なんて任せられませんからね。表面的にこのへん直した方がいいんじゃねーの知らんけど、ということを3点ほど指摘します。

 

1クチのきき方が悪過ぎ

 テレビのニュース等を観ていると、ときどきチョー不遜な物言いをする政治家が出てきます。ルシファーのごとき傲岸さをもって、「自民党などすぐに滅びるであろう!」と力強く断定を下します。

 んんっ!この大魔王様は誰だ!?とよく見れば、枝野サンや福山サンじゃあーりませんか。支持率5%の巨大政党wの大幹部様でありました。

 まぁ別にどんな口のきき方したって「好きにしろい」としか思いませんが、でも嫌われるよね、身の丈に合っていないビッグマウスは。少し前によく言われた「KY」とか「イタい人」とか、そういう印象しか受けません。

 無理にへりくだれと言うつもりはありませんが、普通に話せないんですかね?ごくフツーに。妙にリキんでいて余裕がなくて不快感がいっぱい。静かに、論理的に話せば国民にも通じると思うんですけどね。

 

2自民党のことを気にし過ぎ

 野党ということの性質上、発言の多くが与党批判になるのは仕方ないと思うんですが、それにしても自民党のことばかり言ってますよね。特にアベさんのこと。もうとっくに首相辞めたんですがね。むしろこれだけ気にするのは、逆に自民党大好き、アベさんLOVEなんじゃないかとさえ思います。好きな子にやたらちょっかい出すアレです。

 発言の半分は与党批判・政権批判に充てるとして、もう半分は自党の政治観とか政策提言とか、そういうののアピールに充てた方がいいんじゃないの?共産党との協力関係は、あんたたちの支持者でさえ不安・不信に思ってるよ。よく説明したら。ちょっと前に「政権発足後、初閣議で直ちに決定する事項」というのを出しましたが・・・う~ん・・・もう少しよく考えてから、濃い内容を発信しようよ。

 

3「仲間」しか見てない

 上記1及び2も、結局はこの第3点目に収束するのかも知れませんが、立憲民主党は自分たちの「仲間」しか見ていない、仲間に向けてしかモノを言っていないように感じます。「自民党は滅びる」「ワー!」「アベノミクスは完全に失敗だ」「ワー!」歓声を上げているのは立憲民主党の支持者だけ、他の多くの人たちは白けています。

 ここはよく考えてください、本当に重要なことです。

 現状、どんなことがあっても与党に投票しない「反・与党票」は立憲民主党の支持者を含めて投票者の20%くらいはいるでしょう。いや20%はちょっと甘いかも、でも15%くらいは間違いなくいると思います。一方、どんなことがあっても与党に投票する「与党票」は投票者の30%くらい。こちらも少々辛く見ても25%は間違いなくいると思います。残りは無党派層、場合によって投票先を変える人たちですが、しかしこの無党派層も完全な「無色」じゃないんですよ。恐らく、濃淡はあれ、無党派層もだいたい30:20の割合で与党:反与党の色が付いている訳です。で、全体として与党60:反与党40とか、そういう割合に落ち着く。

 立憲民主党は選挙に勝とうとしたら、いま与党に投票している人たちに投票してもらわなければなりません。確固たる「与党票」はどんなに訴えかけても与党に投票するんですから、鍵を握るのは「通常は与党に投票する無党派層」ということになります。この層の支持がなければ(与党の支持から引き剥がさなければ)絶対に、永遠に選挙に勝つことなんてできやしません。

 気を付けなければならないのは、この層の人たちは「実際に与党に投票していた(投票したことのある)」人たちだということ。例えば枝野サンが「自民党はバカだ」と言う。仲間である反・与党票の人たちは「ワー!」と歓声を上げて大喜びする。だけど、メインターゲットとする無党派・与党支持層はどうですか?「あー自民党はバカなんだぁ、投票するのやめよう」と思いますか?思わないでしょう。「バカな自民党に投票したお前らもバカ」と言われているように感じて、嫌な気分になるだけではないですか?

 つまり、仲間内の心地よい喝采ばかりを求めて、政治の本当の目的を見失ってやいませんか?ということ。国民の幅広い支持を受ける政党が与党となるのです。だとしたら幅広い支持を受けられるような言葉を発しなければ。幅広い支持を受けられる態度を取らなければ。仲間の顔色ばかり窺っていても仕方ないでしょう。いまは仲間でないけれど、仲間になって欲しい人をこそ見るべきです。そのことが分からないと、繰り返しますが、絶対に選挙になんか勝てないですよ。

 

 いかがでしょうか?多少なりとも参考になりましたでしょうか、立憲民主党の皆さん。私は真面目にアドバイスしているつもりです。おちょくってる気持ちは全くありませんので、悪しからずご了解ください。なーんて、多少おちょくってますね(笑)誠にスイマセン。でも、特に上記3は真実を含んでいると思うよ。

 罪滅ぼしに『枝野ビジョン』のリンク貼っときます。

 

 

 

 


日本のコンプレックス

2021-09-01 17:44:11 | 世の中のこと

 

―― 貴族がどうのこうのと言っていたが、(貴族というと、いやにみなイキリ立つのが不可解)或る新聞の座談会で、宮さまが、「斜陽を愛読している、身につまされるから」とおっしゃっていた。それで、いいじゃないか。おまえたち成金の奴の知るところでない。ヤキモチ。いいとしをして、恥かしいね。太宰などお殺せなさいますの? 売り言葉に買い言葉、いくらでも書くつもり。(太宰治『如是我聞』より)

 

 『如是我聞』は太宰の死の直前の作品。小説ではなくエッセイ、というか、わめき散らした抗議文という趣の文章です。凄まじい悪口雑言のオンパレードですが、さすがの切れ味を持っています。抗議の相手方は、主に志賀直哉。もっとも、「既存の文学界」や「国土を焼き尽くした敗戦によっても毫も変わらない日本社会」が真の相手方なのであって、志賀はそのチンケな代表選手に過ぎないのかも知れません。

 さて本日、私が指摘したいのは、「貴族というと、いやにみなイキリ立つのが不可解」という一節。この不可解さは太宰の死から70年以上を経た今日においても、依然として解消されていません。

 

 小室圭氏と秋篠宮眞子内親王の結婚が年内にも執り行われるとの報道がなされました。今の日本において新型コロナウイルスを除き、この小室圭氏ほど悪し様に罵られている対象はありません。ほとんど常軌を逸しているとしか思えないバッシングに晒されています。

 「日本国民として大切な皇族の結婚について関心を持つのは当然のこと。小室氏はこれほど問題のある人物なのだから、批判されるのも無理はない」。マスコミの代弁する「国民の声」は、こんなところでしょうか。しかし冷静に考えてください。「これほど問題のある」という「これほど」とは、どれほどなのでしょうか?

 

 はっきり「トラブル」として認識されているのは、小室氏の母が元婚約者なる人物から400万円を借り、それが未返済であると言われる問題。バッシングはこの問題を契機に炎上しました。

 しかしながら、

①小室氏の母は、「借りたのではなく贈与を受けた」と主張しています。一方は「貸した」と言い、一方は「もらった」と言う。どちらが真実なのかは、無論、当事者の主張だけでは確定できません。ところが「国民の声」においては、根拠のひとつもなく「貸した」で確定、逆に小室氏の母の主張は何の根拠もなく「嘘」であると確定しています。

②当事者の主張で確定できないものなら、他の事情・状況も斟酌して見るのが妥当な態度でしょう。借用書等の契約書は最初から作っていないとのこと。消費貸借契約の成立の要件である「返還の約定」も、元婚約者による「返してもらうつもりだった」という一方的な主張しかありません。「国民の声」の中には、「400万円もの大金をただ差し上げるなんて、常識的にあり得ない」という意見もあるようです。しかし、小室氏の母は婚約者だったのでしょう?婚約者の優秀な一人息子の学費に充てるお金だったのでしょう?お金に余裕さえあれば、そのような贈与も普通にあり得ることではないでしょうか。むしろ、「400万円もの大金を、単純に『あげる』のではなく『貸す』という意思を明確に持っていたのにも関わらず、契約書すら取り交わさない」ことの方が、常識的にはあり得ないことのように感じます。

③元婚約者は、小室氏側に対し、これまで返還の請求もせず、裁判等の債権回収手続きも取ったことがないようです。小室圭氏が眞子内親王と婚約した後になって、にわかに「実は大金を貸したことがある」との主張が浮上してきました。

 

 以上の状況をごく普通に考えるならば、やはり小室氏の母は「もらった」のであり、「借りた」とは言えないのではないでしょうか。つまり、元婚約者の主張にこそ無理があり、小室氏側は一種の「言いがかり」を付けられている状況ではないですか?私は一応法律家の端くれですから、上記①~③には法律的な観点も含まれています。しかし繰り返しますが、法律は別問題として一般常識に基づき「ごく普通に」考えても、同じような結論にたどり着くのではないでしょうか。

 

 百歩を譲って、仮に400万円は真に借りたものでその未返済がトラブルなのだとしても、それは小室氏の母と元婚約者の問題であり、小室圭氏本人の問題ではありません。そもそも元婚約者が「貸した」とする当時、小室圭氏は未成年者です。一人では契約もできません。親の因果が子に報い、とでも言うつもりでしょうか。あまりに前時代的な考えではないですか。もし本当に、親の不始末で子が苦しめられているとするのなら、小室圭氏は同情をされこそすれ、批判されるべき対象ではないでしょう。

 

 そして、この400万円の問題以外に、「これほどある」と言われなければならない小室氏の問題って、いったい何なのでしょうか。私の見る限り(マスコミ等の報道の限り)、すべて根拠のない憶測です。出所も明らかでない噂や伝聞ばかりです。誰かきちんとした根拠をもって、まともに「問題なるもの」を指摘できますか?中には小室氏の亡くなった父上について、口に出すのも憚られるような酷い憶測も存在します。「アンタそんなこと言って、虚偽であった場合に責任取れるのか?」と追及したくなるような内容です。

 

 どうしてこうなってしまうのでしょうか?太宰の言うとおり、まさに不可解。結婚相手が眞子内親王というだけのことで、数多くの人々がイキリ立ち、正気を失っているように見えます。

 

 「ヤキモチ。いいとしをして、恥ずかしいね。」

 

 再び太宰の言葉を借りるなら、これに尽きるでしょう。皇室から妻を迎える小室圭氏に気も狂わんばかりの嫉妬をし、イキリ立っている。誠にいい歳をして、恥ずかしいことです。あなたは大丈夫ですか?もともと皇族が誰と結婚しようが、あなたみたいな成金の奴(やっこ)の知るところではありませんよ。いや私が言ってるんじゃないですよ、太宰がそう言うんです(笑)太宰が悪いんですよ、太宰めー。

 

 結局、皇族・皇室は、いまなお日本のコンプレックスの対象なのでしょう。ここでコンプレックスとは本来の意味で使っており、単なる「劣等感」という意味ではありません。愛憎入り交じった複雑な心理というような意味です。例えば有名人や芸能人などにも、われわれはコンプレックスを感じることがあります。一方で羨ましく、他方で反感を覚えるようなアンビバレンツな状態です。それの激しく強烈なものを、皇族・皇室に感じる。だから小室圭氏を無我夢中でバッシングしてしまう(皇室へのバッシングはタブーなので)。それがわが国、わが国民に深く根差したコンプレックスだということです。個人的には、あまり気分の良いものではないと感じます。魂の自立ができてないから、そんなコンプレックスを抱えちまうんだ。そう思います。

 

 前にこのブログでも触れましたが、日本語ネイティブでありながらスカラーシップを受けてJ.D.を卒業し、アメリカの弁護士資格を取った(まだ発表前ですが、まず合格でしょう)小室圭氏。この努力は並大抵のものではなかったはず。また、その才能にも素晴らしいものがあるのでしょう。婚約発表当時、法律事務所職員(パラリーガル)という職業も、ひとつのバッシング対象でした。それを自らの努力と才能で見事にはねのけて見せました。

 また、ほとんど全国民を敵に回しながら一人の女への愛を貫き、最後には彼女を連れてアメリカへと飛び去る小室圭氏。ある報道では、皇籍離脱一時金も辞退するのではないかと言われています。下衆な成金国民どもの「財産目当て」という勘繰りを尻目に、です。

 いや、カッコいいよね。私は心からカッコいいと思います。男として尊敬します。ずっと年下だけどね(笑)いい歳をして私なんか情けないもんです、まったく。

 

 若い二人の幸福を心から祈ります。二人が幸せになることこそが、狂ったように小室氏を罵った日本国民への最大の報復となることでしょう。

 

【2022.4.15補記】

 どうやら圭さん、2度目の司法試験に落ちたらしいです。ちょっとカッコ悪い(^^;;

 その限り(「カッコいい」という論評の限り)において、若干前言撤回します。しかし、お二人の幸せをお祈りしていること、狂ったようなバッシングに勤しむ日本国民を下衆の極みであると思うことは、何ら変わりありません。もう一度、気合い入れて頑張れ!圭さん。


甲子園とホームアドバンテージ

2021-08-24 17:21:02 | 世の中のこと

 今年の高校野球は雨にたたられ、延期に次ぐ延期。コールドゲーム、ノーゲームなど関係者や選手にとって酷な事態も生じています。10年くらい前、われらが母校が出場(春)した年も天候不順で、母校の当初の試合予定日は雨で中止、翌日は試合開始となったものの降雨ノーゲーム、さらにその翌日ようやく試合ができたのでした。

 大会運営者の苦労や苦悩はよく分かりますし、天候が相手ですから、仕方ないと言えばそれまでなのですが……しかし工夫の余地はないものでしょうか?

 天候の影響を受けないのは、やはりドーム球場ですよね。いまや全国にいくつもあるのですから、毎年全国持ち回りで開催したらどうでしょう?甲子園球場にはこれまでの歴史があり、特別な思い入れがあるのは理解できます。しかし、高校野球の歴史はこれからも「作られ続けて行く」もの。ここらで全国のドーム球場を舞台に、新たな歴史を刻み始めるのもいいのではないでしょうか。

 東京オリンピックでは日本選手が大活躍でした。よく言われるのはホームアドバンテージ。日本を「本拠地」とする選手たちは、東京において、他国の選手よりも力を発揮する――そういうことは確かにあると思います。今回のオリンピックは無観客でしたが、応援する人の多さもホームアドバンテージに関係してくることでしょう。

 そのように考えると、「全国持ち回り案」はやっぱり良いことだと感じます。だって甲子園球場に固定では、兵庫県・大阪府の学校が常にホームアドバンテージを持ってしまうことになりますから。選手も応援も、両府県からは非常に行きやすいですよね。持ち回りで、今年は北海道、翌年は九州、次は東北…という方法は、全国の高校野球関係者にとって、かなりありがたい話なのではないでしょうか。

 再び母校の話で恐縮ですが、2回にわたる雨天順延により、生徒の応援団は相当の苦行を強いられたようです。群馬県と甲子園では「中止になったからちょっと帰る」という訳にはいきません。OBでも仕事を休んで3日間「居続け」をした猛者がいたとか。まぁOBの方は喜んでそうしてたので別にいいんですけどね(笑)


選択的な別姓

2021-07-05 16:59:56 | 世の中のこと

 親の離婚及び再婚により、私は実の母(親権者)と「親子別姓」でした。小さい頃(2歳くらい?)からずっとそうでしたし、今でもそうです。

 それでどうだったか?それをどう思っていたか?夫婦別姓を選択した場合の子供はそれで「困る」と言われるように、親と姓が違うことで困っていたのか?サダヒロ少年はっ!

 ぜーんぜん(笑)

 物心ついた時からそういうモンだったので、そういうモンだという以外、なーんも思いませんでした。

 

 「でも他の家と違うじゃないか?」

 そうだよ、他の家と違うよ。違ったって別にいいじゃないか。なんか問題あんのか。

 

 「それは親の怠慢だ。親子同姓にする方法はあったはずだ」

 あったと思うよ。今こういう仕事してるんだもの、良く知ってるよ。でもサダヒロ少年は「岡住」という姓に愛着を持っていたので、途中で母の姓に変えると言われたら、すんげー嫌だっただろうな。大反対したと思うよ。戸籍名が変わっても学校では「岡住」と名乗り続けていたかも知れない。同姓を強制しないでくれて、むしろ親には感謝している。それを怠慢というんかね?

 

 「でも親子別姓が嫌な子供だってたくさんいるはずだ」

 そりゃそうだろうね。それだからこその「選択的別姓」なんじゃねん(笑)嫌なら同姓にすればいいじゃん。私みたいに別姓がいいなら、そうすればいいじゃん。

 

 近ごろまた議論の盛んな選択的夫婦別姓の参考事例として、親子別姓の私の例を紹介しました。ま、あくまでも私の事例です。みんながそうだ(親子別姓でも平気)とは言いません。ただ、選択的別姓なら別に誰も傷付けないんじゃないかなぁ。別姓反対の人は「他人が別姓だと俺が傷付く」とでもいうつもりなんかいね?すいませんねぇ傷付けちまって。

 ただまぁ、歴史がどうの家族の絆がどうの大上段なこと言わなくたっていいと思うけどな、経験的に。夫婦別姓にムキになって反対してる人がいるけど、何なんだろね?一回別姓やってみりゃ分かるよ。

 


大御心?

2021-06-25 18:01:11 | 世の中のこと

 むかし天皇は御簾の奥にいて、やたらな者には顔を見せなかったし、声も聞かせなかった。

 で、直接話をすることのできる高位の臣が「これが帝の御意じゃ、しかと受けてたもれ」と天皇の意思を伝える。と言っても、ほかに誰も聞いてないんだもの、それが天皇の本当の言葉かどうかも分かりゃしねぇ。

 ちょうど大河ドラマ「晴天を衝け」でもやってるじゃん。慶喜が孝明天皇に拝謁する。御簾の向こうに天皇がいるのだけれど、顔も見えない、声も(よく)聞えない。左右に居流れる公家たちは勝手に「攘夷が御意じゃ!」と威張りまくる。しかし賢き孝明帝は、時々「御簾を上げよ」「人払いせよ」と命じ、公家は驚く、慶喜は畏れ多く平伏する。で、天皇は直接自らの言葉で慶喜に話しかける。

 帝の威を借る公家が現代でも居るとは思わなかった(嗤)バッカじゃねーの。

 だいたいさぁ、こういうのって「天皇の政治利用」ってやつなんじゃねん?なんで文句言わないの?共産党、アカヒ新聞。

 日本国の主権者たる国民様「陛下の大御心を蔑ろにするなんて許せないっ!」

 やめとけやめとけ、なーにが急に「陛下」だ。都合の良いときばかり呼ぶんじゃない。


ちったぁ落ち着け

2021-06-23 15:37:10 | 世の中のこと

 オリンピック会場での酒類販売の件ですが、最初にこれを報じたのは共同通信で、下記ニュースでした。

2021/6/22  0:57配信

 東京五輪・パラリンピック組織委員会が会場で観客への酒類の販売を認める方向で調整していることが21日、関係者の話で分かった。新型コロナウイルス感染症対策のため、時間帯などに制限を設けるとみられる。

 

 ところが、「一転して」見送る方向になったと、その日の夜になって同じ共同通信が伝えました。

2021/6/22  22:01配信

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、会場での酒類の販売を一転して見送る方針を固めた。販売を認める方向で検討したが、新型コロナウイルス感染防止の観点から断念へと転じた。

 

 最初の報道、「関係者の話で」って、誰のことだよ関係者?記者の脳内の小人さんではなく実在の人物?こんなヨタ話、真偽の確認のしようがないじゃないか。

 最初の記事こそが共同通信の飛ばしで、夜になってゴマかした、という可能性はないの?いつもマスゴミマスゴミと批判している皆さんどうなの?今回ばかりは共同の記事丸呑み?酒だけに。

 

 そりゃ組織委員会としては、酒類の販売を認めることも禁止することも、両方の可能性を検討して決定することでしょう。その際に、スポンサーの権利(もともと酒を売る前提での契約)のことを考慮する必要もあるでしょう。一方、当のスポンサーは、内心「ビール売れるといいなー」と思いつつも、表面的には「コメントする立場にない」とクールな顔するしかないでしょう。

 で、そんなこんなで最終的に組織委員会としては酒類販売を不可と決めた、ということ。この最終決定がすべてなんじゃないの?他の可能性は思ってもいかん、検討してもいかん、口に出してもいかん、なんて、どこの中国・北朝鮮だよ。

 今回もまた、組織委員会はクソだ丸川さんはバカだアサヒは不買だと、大騒ぎしとりますなぁカシコき国民の皆さん。

 ちったぁ落ち着いたらどうですい?Let’s Enjoy Olympics.

 

 ちなみに私個人の意見としても、酒類販売は反対ですよ。スポーツと酒って相反する事柄なんじゃないかな?酒なんか飲んだら健康に悪いよ。