見直した伽羅蕗

伽羅蕗と言うと幕ノ内に入っている辛い醤油味。苦手で食べ残す事もしばしば。ところが先日農家でお茶受けに出された伽羅蕗は甘く別物。
ねだって土産にしてもらった。
自分でも作ってみるかと山ぶきを買った。
水ぶきでは溶けてしまうそうだ。
下ごしらえした山ぶき
醤油、みりん、三温糖
鷹の爪一本は
辛くなるので途中で引き上げ。
味を見ながら最後にハチミツも。
甘い伽羅蕗の完成。
また新しい発見となった。
今日は新幹線を上野で下り、両国にある江戸東京博物館へ。
五百羅漢を見に行く。
初めての公開だそうだ。
このところ日本美術に染まっている。

南相馬市原町

原発ニュースでお馴染み川俣町、飯舘村を通り、南相馬市原町にやって来た。
前に来たときに寄った山の中の美味しい蕎麦屋「砂場」は営業を辞めたようだが
原町は以前と変わりない。人もクルマも見かける。

途中の飯舘村ではまだ人を見かけた。
郵便局も健在。
軽トラも多い。
今年はまだ自動車税の納付書が来ていない。
8月以降だそうだ。
立ち退きを迫られ農作業に使えない軽トラの税金だけ払えと言うのだろうか。
津波にさらわれた自動車の税金は？

そういえば
断水などの影響により3月分の水道代が半分返金になる。
ろくに検針もしないで請求されたが
いいこともあるようだ。

飯舘村には作付けしていない田畑が一面。
畦道の雑草で畑が狭く感じる。
そのうち畑も雑草の山になるのだろう。まるで未開地になるのにそう時間はかからないような気がした。

被災証明書

今日から郡山市でも市民全員に被災証明書が発行される。地震、原発による精神的苦痛に対しても対象と言うことらしい。
り災証明書では行政センターには人が押し寄せ、3時間待ちの話を聞く。
配られる訳ではないから取りに行かなければならない。
インターネットで申請、発行、自宅でプリントアウトすれば窓口で混まないのでは。
高速道路入口と出口で免許証とり災もしくは、被災証明書を見せて無料。
ここでも延々列ぶ。

前回途中で引き返した南相馬市に向かう。
裏道、山道で検問回避。

自家製化粧水

　手作り化粧水をアズマカナコさんの本で読んだ。
ハーブティー１００ミリ
グリセリン小さじ１
酒大さじ１
冷蔵庫に冷やして保管。
１．２週間で使い来る。

東京の庭のミントの葉に熱いお湯を注いだミントティー
これを冷まして作ってみた。

防腐剤が入っていないから冷蔵庫なのだろうが
冷たくて気持ちがいい。
惜しげなく、首筋や腕、足につけるが
なかなか減らない。
使い切らない内に捨てることになるかも。

郡山の庭は今、赤、黄色、ピンクのバラが咲いている。
ピンクの桃香が若いが十分、蕾をつけるようになった。



久しぶりにぼかしが欲しく一眼レフを取り出して庭を撮った。
部屋に飾った桃香はいつもの携帯。
庭は雨上がりで花びらに雫が・・・・
スプレー持参でバラ園にいたカメラマンを思い出した。

ビックリ

余りの暑さに母がエアコン。生きるすべだと目を潰るがベッドのシーツを見てビックリ。
先日までウール物が手放せなかった流れか
シーツは冬物。
布団も厚い羽根布団。
大急ぎで取り替えたが
同じ話を身近でも聞いた。
感覚が弱く熱中症が心配に。
今朝はかき氷機とカルピスの未開封パックをキッチンに置いた。
特売の備蓄分である。

郡山に向かう新幹線からいつものスーパーに電話。
雑音で聞こえないと言われながら安く入った牛肉をステーキ用に注文。
何故なら、立ち寄る時間には全て薄切りになっている。

フォトウエディング

今は結婚式も多様化。
人材結婚式が主流、式もしないカップルが多くなっている。
そんな中写真位は
どうせならフォトウエディングにすればと

撮影会にカメラを持って参加。
参加者がそれぞれ好きな晴れ姿を二人のために撮影。
こんなウエディングもありか！

木槿ともみじ

切っても切っても次から次と伸びる木々。
そこへまた新たに木を植えるから
ジャングルのようになる。
毎週木との戦い。融合、共生などと言う言葉を何処かで聞いたような？
だが天敵扱いするから木も負けじと頑張るようだ。

今朝は大木となった木槿と
もみじを切った。
外から見通しが良くなった？
日当たりは良くなったが南の部屋が丸見えに。
庭も黄色と赤い薔薇が良く見える。
いつもはまだ郡山だが今日は早めに東京へ。
明日ちょっと用事が出来た。
車内は隣に勉強中の高校生。
英語のようだ。
昔イギリスに留学した友人が
英語を英英辞典で覚えたと言っていた。
日本の学生にそんな余裕はないだろうが。

地だけ

なかなか見かけなかった地だけが顔を見せた。昨年失敗作だつたことを思い出して再度挑戦。
今回は下茹でして冷凍庫で寝ていたいかと煮た。
いか大根風。
煮含めたからか味がよく染み美味しくなった。
輪切りにしたがらんぎりがいいとダンナが言った。
今まで食べたことがないのだから
切り方も分からない。
残りをダンナの娘にやった。
彼女も始めて見ると言う。
アンテナがないと気が付かないもの
田舎でもあるようだ。

新しく買った味噌が見た目より辛い。
昨日までは近所のミニスーパーで買った中村さん手づくり味噌だった。
冬に味噌を手作りしてみようか？
近くの農家では今も味噌を作っているはず。手伝いと歌って習うのもいいかも。

自己流かぶの味噌汁

かぶが安い季節。
ついつい手が出て使い道に頭が痛い。
大好物は糠漬け、味噌汁だが。
味噌汁のかぶはすぐ溶けたようになり、がっかり歯ごたえが欲しかったとなる。
そこで自己流を考えた。
冷たい出しとかぶを入れ火にかける。沸騰したら火を止めて蓋をしたまま。
食べる頃に再度温め味噌を入れる。
厚めに切ったならこの時少し煮る。
この方法は余熱使用で煮えすぎがない。

今朝は雨、景色は望めない。
新幹線は二階建ての一階
右側の窓側に座ってみた。
何時もの反対である。
隣に誰も来ないといい。
ビショビショになった折り畳み傘を広げて干している。

花友達

東京の家の近所で紫の葉のオキザリスを見つけた。
大きな姿を見ると我が家の見えなくなったオキザリスを思い出し
つい声をかけた。
話題は共通、趣味も同じ。自慢の花、苦心談と話はすぐ盛り上がり、もうお友達。
そこへ共通の知り合い、花自慢さんが通り掛かり。
またまた話に花が咲き
土産にオキザリスの苗を分けて貰った。

最近始めての人でも
すぐ声をかけるようになった。
震災から人恋しいようだ。

歌川国芳展

江戸末期に現れた破天荒な浮世絵師「歌川国芳」。
没落150年で展覧会。原宿にある太田記念美術館へ出かけた。
原宿の町の喧騒をよそに
まるで閉館しているかと思われるシーンとした佇まいの美術館の中は入ると
熱烈な浮世絵ファンで溢れていた。
かな絵草紙の挿絵は里見八犬伝、水滸伝。
源平合戦、戦国時代、忠臣蔵。
それぞれ何処のシーンか注釈付き。
歌舞伎の役者絵も多く、隣近所で歌舞伎の注釈をする声が聞こえる。
写楽と違い長く生きたからだろう。
ジャンルも広い。
毎回買う図録で浮世絵が部屋一杯。

バラとジギタリス

黄色のバラの側にジギタリスの薄紫、ピンク、ボタン色。
カンパニュラは紫の濃淡が二本。
足の踏み塲はおろか
大きな葉に埋もれて咲き出した花さへ
見えない。
町内会からヒマワリの種が配られた。
放射能を吸収するそうだ。
植える所が見つからず来週の仕事となった。
日当たりが悪く咲かないツツジを掘り上げた。ギボウシやシロタエギクなら似合うかも。

原発30〓

ベランダ菜園でも収穫が始まったキューリ。
須賀川のキューリ農家からも採り立てキューリを貰いキューリ三昧。
太めをピーラーで剥くように。
これを醤油マヨネーズで食べる。
二本分のキューリがぺろり。
今日は原発30㌔辺りをうろうろ。
常磐道広野まで来て通行止め。この先は通行証がないと行かれない。
山道を抜ければ良かった。
蒸し暑いから窓を開ける？
放射能が強いからとんでもない。
田植えの出来ない田が続く。
どうにか営業中の飲食店。
帰りは6号線をちんたらと。
海を見ながらのドライブに。
津波で一階部分が壊れた家が並ぶ。

無事な家は海との間に山あり。
この小さな山が運命の分かれ道。
ナビに連れられて瓦礫の処理塲に迷い込む。
迷い込んだ先はいわき四倉。
ここは田植えが終わっていた。

花束の手土産

始めて会う人との待ち合わせ。
手土産は何がいいかしら？
好みも解らないが花なら嫌いな人はいないだろうと
近所の花屋でお任せに。
出来上がりは個性がなく平凡。
都心の花屋とは違う。自分で選べば良かったとちょっと後悔。
始めて会うだけで
花持参も相手の反応が読めない。平凡な位が無難とも思ったのだが。
カサブランカのいい香が元気にしてくれた。
始めて会う人はこれから先親戚になる。
ちょっとナーバスに。緊張しているのかも知れない。
好かれようと思うな
こんな言葉を思い出した。

マンモグラフィー

一年経ったらまたおいで
と言われた乳がん検診。
二ヶ月遅れで入れた予約日
母の内科通院日に抱き合わせ。

内科は１時間半以上待ちが当たり前だが
乳腺外科は検診希望者が少ないからか
すぐに終わった。マンモグラフィーとエコーで検診。
今年も無事セーフ。
次回は二年後だそうだ。