目の前を走り出して行く山手線が空いていた。
案の定、次の山手線もガラガラ。
こんな時は
ホームには入れず、一時停止かも。
珍しく通勤時間には見かけないケバい女性達二人が眠り込んでいる。
やはり停止信号で待たされた。
さて前の席は空くのか?
偏見だったようだ。
2人共、パチッと目を覚まして立ち上がった。
隣はB5サイズ液晶パネルでイヤホンを付けて
漢字の文章を読んでいる。
読むことと聞くこと?
中国語なら納得。
アイパッドかとうかは解らない。
こんな端末ちょっと欲しい。
優雅に着いた東京駅は新幹線ホームに溢れそうな人。
今日から「大人の休日倶楽部パス」乗り放題4日間¥13000が始まった。
走ってホームの最後尾へ。
二人席を確保。
上野で隣が埋まったが席に不自由さはない。
先週は三人席で固まり、体中が凝った。
ちょっとの努力で優雅な旅となる。
案の定、次の山手線もガラガラ。
こんな時は
ホームには入れず、一時停止かも。
珍しく通勤時間には見かけないケバい女性達二人が眠り込んでいる。
やはり停止信号で待たされた。
さて前の席は空くのか?
偏見だったようだ。
2人共、パチッと目を覚まして立ち上がった。
隣はB5サイズ液晶パネルでイヤホンを付けて
漢字の文章を読んでいる。
読むことと聞くこと?
中国語なら納得。
アイパッドかとうかは解らない。
こんな端末ちょっと欲しい。
優雅に着いた東京駅は新幹線ホームに溢れそうな人。
今日から「大人の休日倶楽部パス」乗り放題4日間¥13000が始まった。
走ってホームの最後尾へ。
二人席を確保。
上野で隣が埋まったが席に不自由さはない。
先週は三人席で固まり、体中が凝った。
ちょっとの努力で優雅な旅となる。
昨日、退院した。
緊急入院では肺炎と診断されたが、肺に水が溜まっていただけ。
お蔭で2週間の予定が1週間で退院に。
肺の影が消え、酸素吸入の必要もなくなった。
入院当日の心不全、呼吸困難とかかれた診断書を見つめながら
支払に行った。
今後も度々、水が溜まっては呼吸困難になるそうだ。
自宅酸素のレンタルは基準に満たず、出して貰えなかった。
スポーツ用の使い捨て酸素を常備することを勧められる。
肺炎になったときの症状も聞き、少し、力強く、頼り甲斐を感じた。
肺の外側に水が溜まると、肺が膨らまず、呼吸困難になる。
そこまでなら肺炎の菌は育たないらしい。
抵抗力がないから長く、長く水が溜まっていると細菌が増殖。
肺炎になることも。
今日も午後から透析、嫌だと言いながら出かけていった。
緊急入院では肺炎と診断されたが、肺に水が溜まっていただけ。
お蔭で2週間の予定が1週間で退院に。
肺の影が消え、酸素吸入の必要もなくなった。
入院当日の心不全、呼吸困難とかかれた診断書を見つめながら
支払に行った。
今後も度々、水が溜まっては呼吸困難になるそうだ。
自宅酸素のレンタルは基準に満たず、出して貰えなかった。
スポーツ用の使い捨て酸素を常備することを勧められる。
肺炎になったときの症状も聞き、少し、力強く、頼り甲斐を感じた。
肺の外側に水が溜まると、肺が膨らまず、呼吸困難になる。
そこまでなら肺炎の菌は育たないらしい。
抵抗力がないから長く、長く水が溜まっていると細菌が増殖。
肺炎になることも。
今日も午後から透析、嫌だと言いながら出かけていった。
会期が10日までだった「ボストン美術館日本美術の至宝」へ
行って来た。
5日の11時上野駅待ち合わせ。
展覧会の予定は毎月末には決めている。
ダンナの入院騒ぎで取り止めも考えたが
郡山に残らないと決めて予定通りに。
東京国立博物館での展覧会は招待券が手に入らない。
上野駅で会場チケット売り場は15
分待ちと言うアナウンス。
待ち合わせ時間を使ってチケット購入。
後ろは新潟から来た人。
入場は40分待ち。
日傘の貸し出しもあったが曇り空で
紫外線は気にならなかった。
いつものところからスカイツリーが見えた。
日本美術の展覧会に行くと
美術史と共に日本が影響を受けた
世界の歴史を興味深く考えて見たくなる。
リンクでも貼って形にしたかったが
時間がない。
とうとう郡山に向かうことになった。
前回毛利展で見た雪舟の山水画は絵巻物で小さかったが
今回はアメリカ人好み?
屏風や襖に描かれた水墨画は大胆、迫力満点。
目当ての曽我蕭白(そがしょうはく)の作品は
気に入った。
修復され一層リアルになった雲龍図はポスターの表紙に。
「虎渓三笑」は話に夢中になって
引きこもって渡らないと決めていた橋を
渡ってしまい三人で大笑いしている様子。
この三人、儒教、仏教、道教を表すそうだ。
奥はどんどん深くなり、
日頃使う四文字熟語は
中国から来たものが沢山。
掛け軸一枚から膨大な歴史が広がって行く。
全体的に人物はじいさん、美女がいない。
花は狩野派の秀吉好み、金襴豪華だが
多くの弟子参加により、出来不出来が目立つ。
動物は誇張された目がユーモラス。
蕭白の鷲は素晴らしい。
絵巻物は状態がいいからか
修復されているからかきれいな色が出ていた。
だが黒山の人が動かない。
特に平治の乱の合戦で火が上がっているのが見事で、
誰も動かない。
「止まらせないで歩かせればいいのに」
憎まれ口が誘導係に聞こえたのか?
「止まらずに歩いて下さい」と
言い出した。
これらが二足三文でアメリカに売られて
帰ることはないのか!
話題は尽きない。
途中休憩を入れ、鑑賞後はお決まりランチ。
博物館内にあるホテルオークラガーデンテラス。
緑を見ながらまるで一軒家のよう。
絶対安静、動かせないから
透析機械がベッドの脇にやってきた。
これが透析か!
イメージがなかなか湧かなかったが
この白い小さな機械が人口腎臓らしい。
体の中の血液が流れて元に戻る。
その際、老廃物のろ過と水を抜くらしい。
カリウムやリンも体外へ。
水が抜けた分、体重が減る。
いつもの透析担当医が様子を見に来た。
透析を始めてから診察らしきものがなく
なかなか顔を合わせることがなかった。
咳やタンが沢山出ていた話をすると
「水の取り過ぎだからで自覚するしかない」と。
水、取り過ぎ、水が肺にも溜まる
肺炎になり、呼吸困難になる。
どうもこんな方程式らしいが
透析では沢山の水は抜けない。
水分の取り過ぎに気をつけさい。
咳が出るのは水が溜まっているから。
これではなかなか自覚出来ない?
最後には「水の怖さを思い知ったか」と言わんばかりの捨て台詞。
血中酸素が足りず、今も酸素吸入をしている。
肺の周りに水か溜まり、十分肺が膨らまず、
酸素の吸収が悪いのかも。
体力の落ちた体に細菌が入り込んで肺炎になったのか?
透析中の感染も?
透析専門医は呼吸器は専門外?
週、3日も通っていて分からないの?
文句を言っても選ぶ程、透析が出来る病院はない。
上手に勉強しながら付き合って行くしかない。
病院の集中治療室は至れり尽くせり。
面会時間も制限付き。
出る幕もなく、安心していつも通り新幹線に乗った。
駅まではバス。
バスにも慣れた。
透析機械がベッドの脇にやってきた。
これが透析か!
イメージがなかなか湧かなかったが
この白い小さな機械が人口腎臓らしい。
体の中の血液が流れて元に戻る。
その際、老廃物のろ過と水を抜くらしい。
カリウムやリンも体外へ。
水が抜けた分、体重が減る。
いつもの透析担当医が様子を見に来た。
透析を始めてから診察らしきものがなく
なかなか顔を合わせることがなかった。
咳やタンが沢山出ていた話をすると
「水の取り過ぎだからで自覚するしかない」と。
水、取り過ぎ、水が肺にも溜まる
肺炎になり、呼吸困難になる。
どうもこんな方程式らしいが
透析では沢山の水は抜けない。
水分の取り過ぎに気をつけさい。
咳が出るのは水が溜まっているから。
これではなかなか自覚出来ない?
最後には「水の怖さを思い知ったか」と言わんばかりの捨て台詞。
血中酸素が足りず、今も酸素吸入をしている。
肺の周りに水か溜まり、十分肺が膨らまず、
酸素の吸収が悪いのかも。
体力の落ちた体に細菌が入り込んで肺炎になったのか?
透析中の感染も?
透析専門医は呼吸器は専門外?
週、3日も通っていて分からないの?
文句を言っても選ぶ程、透析が出来る病院はない。
上手に勉強しながら付き合って行くしかない。
病院の集中治療室は至れり尽くせり。
面会時間も制限付き。
出る幕もなく、安心していつも通り新幹線に乗った。
駅まではバス。
バスにも慣れた。
「救急車呼んで、死ぬかもしれない。」
寝入り端をこんな言葉で起こされた。
時計はまだ10時30分。
やはり少し気持ちが動転していたのだろう。
透析センターに電話してみたが繋がらない。
何処の病院にするか?
考えをまとめて救急車を呼んだ。
救急車に頼んだ病院は透析を依頼した所
待たされると言われたが
連れて行って貰った。
医者からは重症の肺炎、即入院。
集中治療室行きに。
救急車から始まった酸素吸入で
病状は良くなって楽になったようだ。
本人も死なずに済むと思ったのでは。
深夜のタクシーに乗っての帰り道、
繁華街を歩く背広姿あり。
運転手曰わく、金曜日の夜ですから。
長らく忘れていた習慣に思わず
「花の金曜日」かと話題が盛り上がった。
そのとき、金曜日はこの病院が緊急当番だから専門医が揃っているはずと聞いた。
思いがけない言葉に選んで助かったと。
運はまだあり、神は見放さなかった。
昨日の晩は一人ご飯に。
寝入り端をこんな言葉で起こされた。
時計はまだ10時30分。
やはり少し気持ちが動転していたのだろう。
透析センターに電話してみたが繋がらない。
何処の病院にするか?
考えをまとめて救急車を呼んだ。
救急車に頼んだ病院は透析を依頼した所
待たされると言われたが
連れて行って貰った。
医者からは重症の肺炎、即入院。
集中治療室行きに。
救急車から始まった酸素吸入で
病状は良くなって楽になったようだ。
本人も死なずに済むと思ったのでは。
深夜のタクシーに乗っての帰り道、
繁華街を歩く背広姿あり。
運転手曰わく、金曜日の夜ですから。
長らく忘れていた習慣に思わず
「花の金曜日」かと話題が盛り上がった。
そのとき、金曜日はこの病院が緊急当番だから専門医が揃っているはずと聞いた。
思いがけない言葉に選んで助かったと。
運はまだあり、神は見放さなかった。
昨日の晩は一人ご飯に。