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2年位前だろうか、知人から古九谷の豆皿を一枚貰った。
使い道に困って味見皿に使うと何とリッチな気分に。
こんな使い方もいいと思っていたが、
昨年仙台の七夕を見に行った折に
立ち寄った瀬戸物屋で古九谷の豆皿を見つけた。
貰った柄以外にも沢山。
どれにしようかと迷ったが(青手牡丹図)を一枚土産にした。
土産と言っても旅の思い出を兼ねていつも自分用に買う。
今日はこの古九谷に細かく割いた、さんまの蒲焼きを乗せた。
薬味に庭の青じそを混ぜて。
魚は焼きたてを食べる習慣から
切り身、開き、お頭付きなど姿のままで食べることが多かった。
そんな魚を母は最近ほとんど手を付けなくなっていた。
何も言わず、時折口にするのは不味い、辛い。
魚嫌いになったのかと思っていた。
手が動かず、自分で食べられなくなった今、細かくした魚をお粥に混ぜスプーンに乗せて口に持って行くとパクパク良く食べる。
もしかして箸さばきが思うように行かず、食べることを諦めていたのか?
脳が話す指示を出さず、言葉を発しなくなり、
聞くことも出来ないが。
元気だったときに
こんな魚料理にしていたら機嫌良く食べたのかも知れない。
少し、申し訳なく思う。
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