或る日の出来事

毎週東京と郡山を往復しています。
何もしていないのに毎日忙しい日々の出来事、感じたことの日記です。
管理人:ゆう

食洗機フル活動

2014-09-28 16:09:21 | 東京の出来事


天ぷらの後片付けには食洗機が強い味方。
油の始末だけで済むとこれが嬉しい。

天ぷらの残りを翌日の母のランチに入れた。
冷たい天ぷらを天つゆで煮る。
「向田邦子の手料理」の本を参考に。
今日のご飯は秋刀魚とみょうがの寿司。
みょうがの季節はご飯に混ぜて昼ご飯に。



食洗機に圧力鍋も含め、鍋三つ。
食後に圧力鍋で栗を茹でて栗餡を作った。
食洗機のお陰で食後に一仕事の余裕が出来た。





お彼岸

2014-09-22 16:45:59 | 東京の出来事


いつもは墓参りはクルマで母と行っていたが
今は一人で行く。
だがこのままでは子孫に場所も行き方もわからなくなるのでは。
そこで今日は娘を連れて電車にした。

子供の頃は毎年、祖母に連れられて墓参りしていたからか
電車の乗り換え、出口など行く道をどんどん思い出していた。

だが寺に入ると墓にはたどり着けない。
手前で納骨堂を建設中。
新しい墓がうじゃうじゃとちまちま増えている。
境内の様子が様変わり。
毎年行っている私でさへ入る小道を見つけるのに手間取った。

やっと見つけて父の墓に手を合わせ、祖母や叔母の墓に回った。
明日はもう彼岸だが何処も花は上がっていなかった。

思えば、叔父も叔母も子供を連れて墓参り?
していたのだろうか。
もしかして従姉妹達には
あまり墓参りの習慣がないのかも知れない。

次回は彼岸過ぎに来てみようか

今回はちょっと地味な色合いの花にしてみた。
寂しいかな。
娘に「いつもの百合の花はないの」と聞かれた。
勿論百合はあるのだが蕾でまだ咲いていない。
今回はオレンジ。
毎回父の墓にだけ百合を入れる。



休憩所も仮住まい。
ここに納骨堂のサンプルが展示してあった。
いくらか全く書いていない。

売り手市場言い値で売れるからか?
場所が明大前と都心から遠くない。

ここでちょっと聞いてみた。
お通夜、葬式をせず、火葬だけの場合、
法名はどうしたらいいのか

するとこんな葬儀をする人は多いようだ。
生前法名
火葬読経のみなどいろいろバージョン
それぞれの金額があるようだ。

高齢者の火葬は時流かもしれない。

ビルトイン食洗機

2014-09-21 16:38:50 | 東京の出来事
 

 家族数は減っても家での食事が多くなり
来客との食事も増える。
郡山には上置き式の食洗機がある。
もう10年便利に使って来た。
どんなに少ない食器でも夜は必ず食洗機の世話になる。
開放感がいい。

東京ではシンクの環境を変える気にならずその気に成らなかったが
先日、後付けでビルトイン食洗機を入れられると知った。
シンク下ならいいではないか!

早速調べるとリフォーム業者では高嶺の花のビルトイン食洗機が
ネット販売の業者では意外なほど安い。

ならば思い切って
引き出しの場所も交換して大きな鍋も入る8人用をセット。
引き出し式よりオープンドア。
左右からも出し入れが出来て口コミの評判がいい。



初日はもたもたして手で洗った方が早かったが
二日目は、支度中にフードプセッサー、鍋、ステンレスボール、包丁、菜箸をセット。
食後に湯呑やデザート皿が揃ったところでスイッチポン。
あっという間にキッチンから解放される。

下洗いしてスピードコース、55分。
4人用ではスプーン一杯の洗剤だが
8人用はスプーン二杯。

洗剤量は予定外だったが食器は翌日までそのまま。
朝、食器棚へ。
上置き式は洗い籠扱いになるが
ビルトインはそのまま食器を入れっぱなしにする気にはならない。

新築マンション、建売住宅ではビルトイン食洗機が装備されているが
意外に使っている話を聞かない。

水と給湯器のガス代が節約でき、電気代の上乗せ分より節約できるらしいのだが。
何故かもったいない意識、罪悪感?

生活雑誌やテレビ広告、大型家電のチラシにもビルトイン食洗機は登場しない。
高齢になって鍋を洗うのが負担に思える日はもうすぐそこに。
次回は食洗機向きフライパンの購入を考えよう。

みょうがのシバ漬け

2014-09-12 14:03:06 | メニュー&レシピ


待ちに待ったみょうがの季節が来た。
東京の庭に沢山出来る。
毎年、近所にも配る。

最近は郡山の庭でも作る。
みょうがは甘酢漬け、つくだ煮、冷凍、ナムル。
素麺や冷奴、味噌汁の薬味。
サラダや浅漬けに入れる。

どれも美味しいが一番のお気に入りはシバ漬け。
始めに作ったときは知り合いが漬けた貰い物の梅干に入っていた大量の赤ジソ。

今はもうない。
そこで今年は初めて梅干しを漬けた。
赤梅酢が欲しいと。

赤梅酢は塩と同じ役目だとかお気に入りの味には赤梅酢は不要。
梅干しの中の赤ジソだけで十分だった。

ナス1本、きゅーり1本、生姜、みょうが3本以上。
塩小1、酢大1をかけて揉む。

水が出たら絞り、みりん大1、砂糖小1、刻んだ赤ジソ。
重しをして半日だが2.3時間でも十分。
ちょっと厚めに切ったほうが好みに。

この味は酢が苦手なダンナも気に入って食べる。
みょうがも嫌いだったが今は食べるようになった。
来年は市販品の赤じそ入り梅干しで十分かも知れない。



ネクタリンのジャム

2014-09-12 13:52:58 | メニュー&レシピ

郡山での日数が少なく、とうとうジャムのストックが底をついて2か月。
パン食の朝がちょっと寂しい。
いつものミニスーパーで安い果物を物色。
傷物のネクタリンを見つけた。
ネクタリンのジャムは初めて。

皮と種を水切りネットに入れて一緒に煮てみた。
砂糖は2割。
種だけでもいい色が出たかも知れない。

なかなか美味しい、ジャムだけでもいける。

                            

亡くした親友

2014-09-11 10:22:34 | 東京の出来事


7月1日に卵巣がんで親友を亡くした。
まだ55歳、ちょっと早すぎる。

発病して一年足らず。
この一年は毎月のように我が家でランチ、生活の知恵を仕入れては得意気に
彼女に話したものである。

今でも新情報が入るとどうしても彼女に知らせたくなる。

4月の半ばにこんなメールが来た。
「CT検査の結果が良くなくてウサギの目です。」
次には和菓子屋の話題が書いてあったため、そちらに気を取られて
あまり、深くその時は考えなかったが。
はたと気が付いた。
患者が涙が止まらない程の言い方を医者はしたのだろうか?

末期ガンとも余命の話も一度も聞かなかったが
もしかして医者から宣告されていたのか?

昨年の秋、初めての手術に合わせて金沢にいた両親が東京で一緒に住むようになった。
抗がん剤の後遺症で毛が抜け、カツラをオーダー。
わざわざ取って見せてくれた。
どうしても行きたいと6月にパリへ出かけた。

パリ旅行が寿命を縮めた?
寿命がないから好きなことをしたのか?

決して甘えのない人がそれでも私には何かと甘えていたのかも知れない。
入退院の付き添い、見舞いとダンナが焼きもちを焼く程、尽くしたはずだが
それでもラストを知っていたらもっと出来たことがあったように思え、残念でならない。

亡くなる一週間前に入院先の病室で会ったとき、
パリ土産の派手なピンクのロングスカーフを貰った。
地味でないところが大変気に入った。

食事が不味くて食べられないと言うので
さくらんぼとカットしたスイカを持って行った。

最近マイブームのうなぎの佃煮を次回持ってくると言って別れた。
そのとき看護師さんが彼女に「今が正念場です」と言っていた。

今思えば体全体にガンが転移し、仰向けに寝られず、体を斜めにして横になって
咳が出ている状態はもう先がなかったのかも知れない。

だがその時は本人も私も死がもうすぐそこに来ているとは思いもしなかった。

将来、ひとりになったら彼女と一緒に暮らしたいと密かに思っていたのだが
そんな夢はもう見ることは出来ない。

写真は郡山の家近くの公園
春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、どんぐり拾い。
わざわざクルマで出かけなくても十分四季を楽しめる。
バスで帰った帰り道、日陰を探して公園内を歩いた。

PET診療

2014-09-09 13:23:45 | コラム
先日、ファイナンシャルプランナーから耳慣れないPET診療を紹介された。
ペットと言っても動物病院ではない。
陽電子放射断層撮影装置のことで、
ポジトロン.エミッション.モグラフィーの略語。
全身の検査でがんの早期発見が出来るそうだ。
毎年の健康診断では特に問題はないが
がんだけは漠然と不安。
全身対応と聞き、その気になった。
東京にもPET診療をする病院があるが価格が高く、近くない。
ならば郡山で、受診。
福島県でも1つだけしかないが早々予約が取れた。
朝から診察の患者には無料宿泊、
絶食のためランチ付き。
と至れり尽くせり。
県外からだと交通費も負担してくれた。
このサービス何処でもあるかはわからないが
助かる。
一センチ以上のがんを見つけるが苦手な場所もある。
胃や大腸は別メニュー。
今回はがんは見つからなかったが
来年はまた判らない。
肺、胃、大腸は毎年検査しなさいとのアドバイス。
胃カメラを勧められた。
家までバスで帰ろうと。
ダンナのお迎えにはまだ 時間がありすぎる。

沈黙のひとを読んで

2014-09-03 15:09:03 | 介護の卵

介護中だからか介護に関する小説に目が止まる。
今回は小池真理子の「沈黙のひと」
実父の話を書いていた。

この中に短歌のやり取りが沢山あった。
短歌でのペンフレンド。
知的な言葉のやり取りに動けない、話せなくなっても
まだ道はあったと救われた。

短い言葉で綴るならある意味メル友も同じ。
そう考えると短歌の敷居が低くなる。

よく言われるが高齢者は引きこもりにならずに外に出よ。
刺激や変化を求めて人と接するといい。
これは一般論か?
同じ感覚の人を見つけるのは難しい。
本なら自分で選ぶことが出来る。
だからか本が友達と言う高齢者もいる。

短歌も俳句も先のこと

ごきぶりめ
死んだふりして
逃げ失せた

寝室で食べることが多くなると
何処からともなくゴキブリが現れる。
昨晩初めてみたゴキブリは仰向けになっていた。
死んでいるのかとゴミ箱に移そうと突っついた。
するとあっと言う間にひっくり返り逃げられた。
ゴキブリに騙されたのは初めてである。
いつもはスリッパで叩いて勝ち誇るのだが。