お箸*26 箸の日

2021-08-04 | お箸の世界
 今日8月4日は、語呂合わせで「箸の日」です。

毎年、赤坂の日枝神社(ひえじんじゃ)で「箸感謝祭」に参列するのが恒例でしたが、

お世話になったお箸をお焚き上げする伝統行事は今年も中止。

猛暑の中、燃え盛る炎に近づく修行のような時間が今はとても懐かしく思い出されます。


 せっかくですので、お箸の話題を。

過日、ANA クラウンプラザホテル京都に宿泊した際、日本料理のお店「二条」で食事をしました。

緊急事態宣言は解除されていたのですが、他にお客様の姿はなく贅沢にも貸し切り状態。

板長さんに、「二条」と書かれた箸帯を記念に持ち帰っても構いませんかとお尋ねしたところ、

香りのよい新しいお箸を三膳包んでくださったうちの一つが下の画像です。


     
     「わらび餅」を求めてデパ地下に行ったものの見つからず、代わりに買った「くずきり」
     竹の形をした容器の中身を専用の棒で氷の上に押し出し、黒蜜をかけていただきます。


 最近、お茶を点てることが増えました。

とはいえ、我が家にある茶道具は茶筅と茶杓のみ。

茶碗は邪道も甚だしいのですが、この日はイギリス バーレイ社のシュガーボウル。

この器に砂糖を入れるような機会はなく、ちょっと大きめのお茶碗にしています。

またある時は、同じくイギリス ローラアシュレイのボウル。

氷を入れるときには、たち吉のガラスのデザート皿と、その日の気分で選んでいます。


 日枝神社といえば、手水舎の柄杓が大きいんですよ。

ご存じのように、手と口を清める所作では掬った水を5回に分けて使いますが、

このくらい大きいと途中で水が足りなくなることがなく安心です。


     
     5年前の再掲
     きっと今は何かで覆うなどして使えないのでしょうね。     

 時が来れば、また詣でたい神社です。


 お読みくださいまして、ありがとうございます。
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