漢字検定 1*月(つき・にくづき・ふなづき)

2021-08-22 | 漢字検定
 8月22日 今宵は満月

皆様の町からはご覧になれますでしょうか。

 さて、漢字検定のビギナーとして戸惑うものに「部首」があります。

分不相応に準2級や2級のテキストを揃えたばかりに悩みも深く、冒頭の「月」もその一つ。

同じ「月」でも、「つき」「にくづき」「ふなづき」の3種類があることを初めて知りました。

 つき 
 三日月から来たもので、昔は「月」の中の横棒2本が右に接していませんでしたが、
現在の常用漢字ではご覧のように右の縦棒に接しています。 
「有」「明」などが「つき(へん)」です。

 にくづき
「肉」の中にある「人」二つを左右に伸ばして横棒にすると「月」になり、右の縦棒に接します。
「肉」というだけあって、「胸」「肘」「膝」など体に関係のある漢字が「にくづき」です。

 ふなづき
「舟」が元になっています。
中が点ですので、「月」の中も横棒2本ではなく、右下がりの点が二つです。
上から4行目に書いた「揃」の他に「揄(ゆ)」「廟(びょう)」など偏は異なりますが、
「月」の部分にだけ注目していただければ、その違いがお分りかと思います。

は旧字体ですので、普通に「月」と書いても漢検では許容字体として認められています。

 このようなことを新鮮に感じるのもお恥ずかしいほどのレベルですが、しばらくお付き合いくださいませ。

それにしても、満月の美しいこと


     
     京都でわらび餅を食べそびれて以来、手作りを楽しんでいます
     お茶碗はローラアシュレイのボウルです


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