風薫る五月、いかがお過ごしでしょうか。
図書館へ行くとき回り道をして、秘書にゃんこの大好物を背景にパチリ
さて、小学3年生の頃、麻疹(はしか)に罹って学校を休んだとき、
母が『少女フレンド』を買ってくれたのが少女漫画との出会いでした。
ちょっと調べてみましたら、昭和30年に『りぼん』(集英社)と『なかよし』(講談社)、
そして昭和38年に『マーガレット』と『少女フレンド』が発行されたようです。
夢のような物語、お手洗いに行けなくなる怖いお話に、日本中の女の子が夢中になったものです。
巻末には「ペンパル」のコーナーがあり、読者が自分の住所氏名を載せて文通相手を募るという、
良くも悪くも「個人情報」などとは無縁の時代でした。
札幌に住んでいた私は運良く掲載され、それを見てくれた沖縄の女の子から手紙が届きました。
彼女は雪を見たことがないと言い、私もまた想像の中の南国に憧れ、
お互いに写真を同封してそれぞれの暮らしを伝え合い、心弾む時間を共有したものです
中学・高校へと進み、いつしか手紙が途絶えた1972年(昭和47年)に、
沖縄返還(沖縄の方にとっては本土復帰ですね)を迎えたとき、彼女のことを思いました。
琉球ガラスの一輪挿しと星の砂
6年後の昭和53年、沖縄で「車は左側通行」となりました。
その頃、私は CA(当時はスチュワーデス)として乗務し、たびたび沖縄に宿泊しました。
空港からハーバービューホテルまでの10分ほどの道のりに、なんと1時間以上かかり、
車窓から街を眺めると、信号機も標識も、そしてバスの乗降口も以前とは左右逆になり、
そんな時ですからスピードを出す車はありませんが、それでもあちこちで小さな接触。
「私が新人だった頃は、お金はドルだし、沖縄に来るにはパスポートが必要だったのよ」
先輩が、歴史の変わり目に立ち会った貴重な体験を話してくれたのが印象に残っています。
そして私も今、沖縄にとっての大きな転換期を目の当たりにしているのだと。。
本土に復帰して、来る5月15日で半世紀。
NHK で沖縄を舞台にした朝ドラが放送され、この連休中には『ちゅらさん』が再放送されます。
「文通」という言葉すら死語になった今、あのときの彼女はどうしているかしら。
大人になって雪を見る機会はあったかしら。
お読みくださいましてありがとうございます。
先日より少し葉っぱが増えた ひまわりの苗 に、
お手数ですがクリックをよろしくお願いいたします。
図書館へ行くとき回り道をして、秘書にゃんこの大好物を背景にパチリ
さて、小学3年生の頃、麻疹(はしか)に罹って学校を休んだとき、
母が『少女フレンド』を買ってくれたのが少女漫画との出会いでした。
ちょっと調べてみましたら、昭和30年に『りぼん』(集英社)と『なかよし』(講談社)、
そして昭和38年に『マーガレット』と『少女フレンド』が発行されたようです。
夢のような物語、お手洗いに行けなくなる怖いお話に、日本中の女の子が夢中になったものです。
巻末には「ペンパル」のコーナーがあり、読者が自分の住所氏名を載せて文通相手を募るという、
良くも悪くも「個人情報」などとは無縁の時代でした。
札幌に住んでいた私は運良く掲載され、それを見てくれた沖縄の女の子から手紙が届きました。
彼女は雪を見たことがないと言い、私もまた想像の中の南国に憧れ、
お互いに写真を同封してそれぞれの暮らしを伝え合い、心弾む時間を共有したものです
中学・高校へと進み、いつしか手紙が途絶えた1972年(昭和47年)に、
沖縄返還(沖縄の方にとっては本土復帰ですね)を迎えたとき、彼女のことを思いました。
琉球ガラスの一輪挿しと星の砂
6年後の昭和53年、沖縄で「車は左側通行」となりました。
その頃、私は CA(当時はスチュワーデス)として乗務し、たびたび沖縄に宿泊しました。
空港からハーバービューホテルまでの10分ほどの道のりに、なんと1時間以上かかり、
車窓から街を眺めると、信号機も標識も、そしてバスの乗降口も以前とは左右逆になり、
そんな時ですからスピードを出す車はありませんが、それでもあちこちで小さな接触。
「私が新人だった頃は、お金はドルだし、沖縄に来るにはパスポートが必要だったのよ」
先輩が、歴史の変わり目に立ち会った貴重な体験を話してくれたのが印象に残っています。
そして私も今、沖縄にとっての大きな転換期を目の当たりにしているのだと。。
本土に復帰して、来る5月15日で半世紀。
NHK で沖縄を舞台にした朝ドラが放送され、この連休中には『ちゅらさん』が再放送されます。
「文通」という言葉すら死語になった今、あのときの彼女はどうしているかしら。
大人になって雪を見る機会はあったかしら。
お読みくださいましてありがとうございます。
先日より少し葉っぱが増えた ひまわりの苗 に、
お手数ですがクリックをよろしくお願いいたします。
にゃんこちゃんも嬉しそう。
なつかしい~「りぼん」「なかよし」「マーガレット」「少女フレンド」。怖い漫画も載ってましたね。楳図かずおとか古賀新一とか~
夜、寝られなくなった記憶が。
そして昔は、個人情報保護もへったくれもなく、漫画家先生の住所やペンパル募集のも載ってました。
私も出したかったのですが、祖母が「そういうので刑務所の人と文通して事件あったからダメ」って言われて。
だから、文通は従妹や転校して行った友達とだけでした。
沖縄返還50周年の年ですよね。返還前に甲子園に出た生徒が、土持って帰れなくてどこかのCAさんが何とかしたとかニュース見た記憶があります。
沖縄行った時、お店ドルでも円でも払えるからびっくりした記憶が。
「ちむどんどん」見てますが、なんか貧困が辛くて~半分こわごわ見ています。
今日は5月らしい心地よい一日でした。
>なつかしい~「りぼん」「なかよし」「マーガレット」「少女フレンド」。
私はその後「セブンティーン」へと移って行きました
やがて「セブンティーン」ではなく「セブンティ」になる日が来るなんて
>漫画家先生の住所やペンパル募集のも載ってました。
「スターに年賀状を出そう」という企画があり、所属事務所のリストが載っていました。
友人と片っ端から出したところ、森田健作から年賀状が届きました。
もちろん印刷ですが、嬉しかったのを思い出しました
>土持って帰れなくてどこかのCAさんが何とかしたとかニュース見た記憶があります。
検疫の問題ですね。
飛行機の時刻表には、沖縄産のパイナップルに関する注意事項が記載されていました
>「ちむどんどん」見てますが、なんか貧困が辛くて~半分こわごわ見ています。
次週ニーニーがどうなるか、素人でも分かりますものね