降り続いた雨がようやく上がり、やわらかな秋の日差しの中、40年来の友人に誘われて、
日本舞踊 『山村流 愛ふみ派 東京支部』 の、お勉強会を拝見して参りました。
お家元をはじめ 十数人のお弟子さんが舞を披露してくださったのは、代々木 能舞台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/3a/b709a12cc1dbb63774c917bdaa4a0e73.jpg)
能楽師の方の表札と並ぶ門構えや白壁のお家は、一見ふつうのお宅のようにも見えますが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e5/59ac416cdd046225e00462eb260b0751.jpg)
2009年(平成21年) 国の有形文化財(建造物)に登録されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/27/c64577b9ba6dba65f857418ebf4cf223.jpg)
能や狂言、日本舞踊など日本の伝統芸能の公演が行なわれる、本格的能舞台
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/68/da13ef008cfb4e08d83325b12671256c.jpg)
舞を終えた後は、余韻を残しながら、舞台の袖にある屏風の奥へ。。
日本舞踊など語ることの出来ない素人ではありますが、驚きと共に感動したことがあります。
まずは、舞う前に客席に向かってお辞儀をした後の、正座からの立ち上がり方。
もちろん手を床に着くこともなく、ぐらつきもしない姿は、まさに煙が立ち上るが如し。
たおやか、しとやかでありながら、相当な筋力が要求される所作と拝察いたしました。
次は、指先。
手や指は自然と丸くなるものですのに、ピンと伸ばした指の先まで思いが途切れることはなく、
恥じらいも切なさも、そして情念さえも、その指先で表現しているかのように見受けました。
そして、視線。
実際に視界に入っているのは、客席や庭先など数メートルの距離でしょうに、
お家元はもちろん、上の方々になるほど遠くを見晴るかすのが、私のような素人にも分かりました。
「川竹」 を舞った山村昇甘さんは、ピンクの電話の清水よし子さん![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
で拝見する若やいだお声やお姿とはまた別の、新しい魅力を発見しました。
そして、凛とした佇まいで 「黒髪」 を舞う山村昇湖さんは、ご存じ服部真湖さん
真湖さんは司会も務められ、その温かなお人柄のおかげで
の私も緊張することなく、
日本舞踊の美しさや楽しさを堪能することができました。
中庭から望む、舞台と廊下。
折しも 11月15日は 「きものの日」 だそうで、経済産業省では和服姿で働く職員の姿も。
日常着とするには、機能や価格、コーディネートやお手入れなど難しい面もあるでしょうが、
私たちの顔立ちや体型に似合う着物の素晴らしさを、あらためて知った秋の一日でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s3_aut_momiji.gif)
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日本舞踊 『山村流 愛ふみ派 東京支部』 の、お勉強会を拝見して参りました。
お家元をはじめ 十数人のお弟子さんが舞を披露してくださったのは、代々木 能舞台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/3a/b709a12cc1dbb63774c917bdaa4a0e73.jpg)
能楽師の方の表札と並ぶ門構えや白壁のお家は、一見ふつうのお宅のようにも見えますが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e5/59ac416cdd046225e00462eb260b0751.jpg)
2009年(平成21年) 国の有形文化財(建造物)に登録されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/27/c64577b9ba6dba65f857418ebf4cf223.jpg)
能や狂言、日本舞踊など日本の伝統芸能の公演が行なわれる、本格的能舞台
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/68/da13ef008cfb4e08d83325b12671256c.jpg)
舞を終えた後は、余韻を残しながら、舞台の袖にある屏風の奥へ。。
日本舞踊など語ることの出来ない素人ではありますが、驚きと共に感動したことがあります。
まずは、舞う前に客席に向かってお辞儀をした後の、正座からの立ち上がり方。
もちろん手を床に着くこともなく、ぐらつきもしない姿は、まさに煙が立ち上るが如し。
たおやか、しとやかでありながら、相当な筋力が要求される所作と拝察いたしました。
次は、指先。
手や指は自然と丸くなるものですのに、ピンと伸ばした指の先まで思いが途切れることはなく、
恥じらいも切なさも、そして情念さえも、その指先で表現しているかのように見受けました。
そして、視線。
実際に視界に入っているのは、客席や庭先など数メートルの距離でしょうに、
お家元はもちろん、上の方々になるほど遠くを見晴るかすのが、私のような素人にも分かりました。
「川竹」 を舞った山村昇甘さんは、ピンクの電話の清水よし子さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0077.gif)
そして、凛とした佇まいで 「黒髪」 を舞う山村昇湖さんは、ご存じ服部真湖さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
真湖さんは司会も務められ、その温かなお人柄のおかげで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/wakaba.gif)
日本舞踊の美しさや楽しさを堪能することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/17/4748d53d8285cde65940eefd63e7cf12.jpg)
中庭から望む、舞台と廊下。
折しも 11月15日は 「きものの日」 だそうで、経済産業省では和服姿で働く職員の姿も。
日常着とするには、機能や価格、コーディネートやお手入れなど難しい面もあるでしょうが、
私たちの顔立ちや体型に似合う着物の素晴らしさを、あらためて知った秋の一日でした
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