観望適期を迎えた紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を捉えようと夜明けを前にした3時過ぎに山の高いところへと出かけてみた。
が!
レオちゃん(しし座)の姿が無い…
そりゃそうだ!
そこは福岡県と言えども最南の地なんだもん。
と、言うことで目標的な星座であるレオちゃんが顔を出したのが午前4時23分。
そんでもって紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の位置はレオちゃんの足元。
ん…
刻々と明るくなっていく中で見ることができるかなぁ?
心は焦るも、ここは何としても押さえておきたい。
だ・か・ら・・・
人気なんて全くない暗くて寂しい山の中で一人静かに時が過ぎるのを待つ。
そして5時を過ぎたところでレオちゃんの足元が何となく見えてきた。
が!
その東の空は夜明けの頃を迎えて赤く染まりはじめ、更に気持ちが焦る。
しかーし!
モニターで確認すると画像右下に薄く囲った丸の中央部分に紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を捉えてた。
よし、紫金山・アトラス彗星撮ったどーーーーーっ!
先人たち良く『早起きは三文の徳』なんて言いますが、これから暫くは『早起きは彗星観望の徳』ってやつですよ。
ただし、この爺の場合は単なる夜更かしなんだけど…
そんな訳で紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が写ってた場所をトリミしたものが👆これ。
夜明けを前に薄いけど、画像の中央に尻尾を引いた彗星が写り込んでいる。
本当に何となくだけど。
撮影時間は日の出を前にした午前5時11分。