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ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 天気晴朗なれど風強し~水曜日・・・

2010年01月06日 | トリプルスターの日常


今日は、午前中早くから乾燥した北風が吹いたものの、そんなには寒くなく、まずまずの上天気になりました。
九時半より病院にてリハビリ。
筋肉量と筋力の測定⇒怪我した頃に比べて数値が下がっていました?可笑しなことが起こるものです。
二種類の筋トレが加わって、真剣に取り組んだまではよかったのですが大汗をかいてしまい、帰宅までのあいだ、風邪を引きそ
うで心配してしまいました。
風邪と言えば、朝からハリー君の様子がイマイチすぐれません。今まで元気だったのですが、どうした事でしょう、心配です。
今日は一日、特別扱いで様子を見る事にしました。 


      
◇朝の給餌は30%程フードの量を減らし、水分を多く与えてみました。念の為に体温を計って見ると、38.6度と平熱?を示
していて、オネツはなさそうでした。
疲れが出ているものと判断し、温かめ(22度・湿度55%)の部屋で、午前中いっぱい完全休養(ケージにて熟睡)させることに
しました。
      
◇お昼を過ぎて、午後の作業の前に、ハリーの好きな河川敷の葦の原に連れて行ってあげました。
新鮮な空気を胸いっぱい吸って、活力が湧いてくれると好いのですが、、、。
      
◇背の高い葦の原っぱは、強い北風がうまく遮られて、今の時期では、そんなに寒さを感じません
土日ともなると、鳥猟をするハンターがいて危険なエリアなのですが、正月明けの平日とあって幸いにも誰もいませんでした。
      
◇暮れから正月にかけて、群れで遊ぶ機会が多かったため、気を遣うハリー君は疲れてしまったのかもしれません?
小一時間ほど開放して、気儘に遊ぶハリー君の様子を見てみる事にしました。
      
◇解放して20分ほど経った頃、排泄(大)あり、通常の量の便の状態は良好でした。
      
◇時間が来て、呼び戻しの合図に全力で帰るハリー君。疾走してもバランスを崩すこともなく、心配はなさそうです。
      
◇持参したビタミン剤と強肝剤入りの水を飲ませてから、ゆっくり帰宅。
午前中同様に、ケージに入れて休ませると、数分も掛からずに鼾をかいて寝込むハリー君でした。
      
◇鼻の色が薄くなってきたり、唇の色に艶やかさが欠けたり、眼に力強さが感じられなかったりと「体調低下・体調不良」の兆候
は、幾つかのサインで感じ取れるものです。
なるべく早めに対処する事が、その後のトラブル回避の要点になります。
温かめの部屋で、2~3日充分に休ませることや、給餌量を減らし消化器官の負担を少なくして、水分を多めに与えることなど。
それぞれ、個体に合った改善方法があります。ケージには、中がうす暗くなる様に、布で覆ってあげると良い効果も期待できます。
      
◇比較的風が冷たく感じます。
北の方では、冷たい雪が降っているのかもしれません。
◆夜のニュースを見て、北国では寒かったんだな~とビックリしてしまいました。
発達した低気圧の影響で、昨日から今日にかけての北海道では、太平洋側東部を中心に大雪となったそうです。
えりも町から様似町にかけての国道336号では、昨日の夕方から暴風雪が強まり、なんと車両56台が雪に埋もれるなどして
立ち往生してしまったそうです。
車内に残された計111人が消防署員らに救出されて、このうちの84人がえりも町内の公共施設で一夜を明かしたそうです。
幸いにも、急病人や怪我人は出なかったそうで、よかったですね~。


  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。


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☆☆☆ そろそろ、アウンの呼吸で~火曜日・・・

2010年01月05日 | トリプルスターの日常


雲の合間から真っ赤な朝日が昇る、、、暖かになりそうな日でしたが、、、。
意外にもその後の気温はあまり上がらず、寒い一日だったように思います。
おそい朝食を食べて一休みしながら、ぼつぼつと毎日少しづつ配達される年賀状を眺め、安心したり心配になったり。
午後になって、あちらこちらと電話をかけてみました。
今日から仕事始めと言う人が大多数で、午前中の年始回りを終え、のんびりと午後を過ごす人が多かったようです。
南の方の人も、北の方の人も、声に出して「寒いよ」と言っています。
暖冬とは言え、やはり冬は寒く感じる(感じたい)季節なんですね~。景気の影響も多少は有るのでしょうか、、、。


       今日の北の空
◇午前中の我家、家事を終えたK子さんが昼過ぎにかけて、ワン達のグルーミングに精を出しています。
       ラブリー・オニキス
◇陽当たりの良い窓際に立てたテーブルの上に、一頭一頭ワン達を乗せて、鼻の先から尻尾の先端まで、念入りに磨きあげ
ています。
      
◇子犬も、大人になった大きな犬も、グルーミングの時間が一日のうちで一番好きなときの様です。
一連の作業を終えて、出来るだけ長い時間を遊んであげたいものですが、何頭もいるのでそれも叶いません。
      
◇しかし短い時間でも、毎日毎日触れられることによって、人に対しての犬達の信頼感は確実に濃くなって行きます。
どんなに忙しくても、散歩の時間を切り詰めてでも、必ずグルーミング作業を行って欲しい時期がワン達には有ります。
100日目を過ぎて、丁度オニキス達が今その時期に当っています。少し前までは、広いテーブルの様にみえていたの
ですが、今ではすっかり狭くなってしまいました。大きくなるのは早いものですね~。
      
◇寒くても、、、北風の吹く運動場では。
       ベスを労わる孫(ジャック)
◇昨年の暮れごろ、南西側の日陰から地面が凍って融けなくなりました。毎年の事ですが、徐々に凍土になっているのです。
       クラウスにじゃれる若造(ジャック)
犬達と遊ぶことも、トレーニングとはまた違って、個々の犬を理解(観察し)するのに欠かせない作業です。
年齢とともに個々の性格はそうは変わりませんが、行動する内容が徐々にかわって行って、労わられたり労わったりと犬社会
健全性を保っています。
       いつもニコニコ明るいベス婆
◇老犬となって、思うように身体の動かなくなった犬達は、ある時期落ち込んだようになって、我儘に見えることがあります。
いきなりフードを食べなくなったり、排泄を失敗したり、他の犬との接触を激しく嫌ったり、人に対しての依存心が高くなり過ぎた
りする事も含め、厄介な一時期なのですが。
成長期の大事な時と同様に、暖かな気持ちで「優し過ぎずに見ていてあげることが大事なこと」のようにおもいます。
       最近、しずみがちなクラウス
◇何故そうなっているのか?考えてあげたいですね。
短い生涯の犬たちは、大きくなるのもアッという間なのですが、老いて弱って行くのも、急坂を下る様に早いものです。
老犬になって、今までとは異なった、新たな信頼関係を結び直すことが必要なのではないかと、感じる時があります。
どんな性格の犬でも、親しみのある、明るいお爺さんお婆さん(犬)になって欲しいですよね。


◆昨年秋に、親しい友人(学友)が癌を患いました。
合気道の猛者で、人に優しく、快活に笑い、豪快に飲み、こわ高らかに語り合える仲のトモダチでした。
食道癌で声帯を切除し、いま声が出ません。
発声教室に通って声を出す訓練をしています。
力になれることが何かないかと思う毎日ですが、修行時代はあれほどできなかった「阿吽」の呼吸が、少しづつですが、わかる
ようになってきたのかなぁと、ここにきて思い始めました、、、。


 


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☆☆☆ リハビリ開始(仕事始め)~ 月曜日・・・

2010年01月04日 | トリプルスターの日常


寒気が引いてやや暖かな月曜日となりました。気持ち新たに、始動です。
朝の作業を完璧に済ませて一休みし、コーヒーを飲んでからリハビリセンターへ出掛けました。
センターの始動も今日からとあって、リハビリに取り組む入達の数は多く大変混雑していました。
30分遅れでスタートしたリハビリは、ストレッチ~筋トレ~ストレッチと、慣らし運転(今は死語)の様な内容のメニューでした。
正月前から下腿三頭筋(内側ふくらはぎ)の張りで悩んでいましたが、ストレッチが功を奏して歩行そのものも楽になりました。
新しいメニューも心配なくこなせて、膝の回復はほぼ順調に進んでいるようです。ヤレヤレ、、、、。
帰宅後、市内にあるフィットネスクラブ(セントラル)の資料を取り出し、見学の予定を考えてみました。


       フィオとジェシー
◇新年早々に「海浜公園」に行ったジェシーフィオちゃんから、ご報告の写真が届きました。楽しそうな二頭ですね~。
ジェシーはこの頃とみに落ち着きが増して、どんな場所に行ってもリラックス出来る様になったと言う様な事が、メールには書か
れていました(嬉しそうに)。
色んな事を経験して、信頼関係も深まってきたのでしょうね~。良い年になりそうで、万々歳のさとうご一家ですね。
       今日の笑顔

◇我家の午後は、運動場の片付けやら部屋の換気などと、徐々に、いつもの日常が戻って来た感じです。
そんな忙しい合間を縫って、モーガン・オニキス・タイニーの三頭は、リードを付けての歩行トレーニングに取り組んでいました。
      
◇この頃(生後100日)の子犬には、基礎教育となるトレーニングを施すことがとても重要です。
社会性を身につける時期から~階級を確立するための時期に差し掛かっていて、将来を左右する難しい時期とも言えます。
良く食べて、良く遊び、良く学ぶ、、、?良い子の典型の様な三頭の子犬達ですが、三番目の、学びの時間がなかなか確保
できず、ちょっとばかり心配です。
      
◇子犬が成長するにつれて、この時期はこんな行動が特徴的であり、身体の成長(成熟度)はこんな風だ、等と正確に言うのは
ラブラドール種に限っても、とても難しいものです。
飼育に幾ら気を遣ったとしても、個体によってあるものは早熟であり、あるものは成長が遅いと言った現象が必ず起こります。
それだけに、肉体的あるいは精神的な成熟度を上手に見極めることが「子犬間の階級が確立されようとしている時期」、特に
大切な作業とも言えます。
      
◇今日は、一つのサークル(8平方メートル)に三頭を纏めて入れたり。三頭を三つのサークルに其々分けて入れたり、二頭と
一頭に(二通り)組み合わせてみたりと、試行錯誤しながら其々の場合の三頭の様子を観察してみました。
      
トゥルムラーの書いた「犬の行動学」の第一章、子犬から成犬へ~の序文
『私達が見ている成犬は、親から受け継いだ遺伝と、生後の環境の二つの要素から作り上げられたものです。この二つの要素
のいずれが重要ということはできず、非常によい遺伝を持って生まれても、生後の環境が良くなければ、その良さは失われてし
まいますし、反対に、いくら良い環境で注意深く育てても、悪い遺伝を消し去ることはできません。』
と言う部分のことが、この時期(子犬間の階級確立の時期)特に重要だと思っているからです。
      
◇子犬間の階級とは、単純に体力の強弱によって決まるものでもなく、どうやら知力があって、うまく立ち回ることのできる個体
が常に上位の階級に立っているようです。
体力の強いもの、知力に優れるもの⇒階級の上位を占める。
体力(体格)⇒知力に優れるもの(子犬)は上手く立ち回り(立ち回ることが出来)、他の兄弟達より多くの、しかも上質な食べ物
(餌)を手に入れる事が出来る→大きく育つ→体力(体格)が強くなる。(野生では)
知力のあるものが優位に立つ。犬の様に、「学習を行う動物」に於いての重要な側面であるようにおもいます。


◇話変わって、「子供の教育」(犬ではなく、人間の)について面白い記事を目にしました。
今日付けの「日本経済新聞」文化面≪私の履歴書≫に載った、細川護煕(元首相)の一文です。


      
こんな風に書かれてあって、参考になりました。
◆わんぱく少年~『父が漢文や和歌などの素読を子どもたちに叩き込もうとしたのは、京都大学時代の恩師である哲学者、
西田幾太郎先生の影響が大きかったようだ。西田先生はある時父に「君は生死の関頭に立った時に何を思うか」と尋ねられた。
父は「まだそのような経験をしたことがないのでわかりませんが、先生は何を思われますか」と逆に質問したところ、先生は「子
どもの頃に暗唱した古典だ。昔の人は4、5歳の時から『子のたまわく』と古典を暗唱したものだ。その時に意味はわかりっこな
いが、しかし、それが生死の関頭に立った時にふっと頭に浮かぶのだ。そこで人間が開ける。子供には是非素読をさせろ。それ
が本当の教育というものだ」といわれたのだそうだ。
       
◇「読書百篇意自ずから通ず」などと言います。
しかし素読と言われても、、、、犬に文字は理解不能ですし、耳から聴かせるとしても、、、、、、、難儀な話です。
しからば、成人用の本から~歎異抄を読み解いて聴かせるといったことなどは如何なものでしょうか?
注1:善人なおもって往生を遂(と)ぐ、いわんや悪人をや、、、、、なんて余りにも××でありますが。
注2:万のこと皆もって そらごと・たわごと・真実(まこと)あるなし、、、、なんて辺りはいいかもしれません、、、、、、、。
注1現代語訳:善人ですら極楽浄土へ行くことができる。まして、悪人は、極楽浄土へ行くのは当然ではないか、、、、
注2現代語訳:およそこの世界で人間がすることは、すべて空しいこと、ばかばかしいこと、真実のことは全くありません、、、、

◇野生では決してない、100年もの間、飼育され続けてきた犬(ラブラドール)をみていて思います。
体力は知力の裏付けによって付くものでもなく、知力や体力があるからと言って階級の上位に立つものでもない事、ある種の
侠気や、更にもっと深い何かを持っている個体がいるような、、、、、、、。


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☆☆☆ もう三日経っちゃいましたね~日曜日・・・

2010年01月03日 | トリプルスターの日常


今朝も、大きな月が、丁度西の空に沈む頃(6時)に、元気なワン達の一日が始まりました。 
時間の経つのは早いもので、三が日も最後の日、のんびりしていても、うかうかしてはいられませんね~。


      
◇晴れていた空も、曇りがちの寒い一日になりました。
結構な北風も吹いて、じっとしていると身体がかじかむような陽気でしたね。
      
◇NHKラジオでは、大学(箱根)駅伝の模様が実況されていて、ついつい耳が奪われます。
何処の大学を応援するわけでもないのですが、選手は誰も離脱する事無く、全力を出し切って完走して欲しいものと思って聴
いていました。
      
◇きょう、運動場で一番最後まで遊んでいたのは、ハリージョリーの変な親子でした。
      
◇ポンコツは、寒くなるとてきめんに膝が痛くなるので、事務所のストーブ(灯油)をメラメラと目一杯燃やして、ソファーに寝っ転
がっていました、、、。
      
◇4時半、息を切らして遊び続けるジョリーとハリーをなだめすかして収納し、給水をした後に運動場の掃除をしました。
噛み千切られた木の枝や、強風で飛んできた杉っ葉があっちこっちに散らばって、膝の痛さを堪えながらの厄介な仕事で今日
一日は締め括りとなりました、、、。
      
◇北風の中、お散歩中の近所のおばさんと、健康そうな二頭の犬達。(午後二時頃)
この辺(吉見町○○地区)では、殆どと言って良い程、各家庭で犬を飼っています。それも、半数は多頭飼いです。
引っ張り犬を殆ど見掛けませんので、皆さん飼い方が上手なのでしょう。
この辺を散歩する時には、出来るだけおとなしい犬を連れ回す事にしています。
結果、我が犬舎の犬達の評判は、非常に良いのです、、、。
      
◇運動場から北の空を眺めると、上越・東北国境に聳え立つ、至仏~平ヶ岳~燧ヶ岳~会津駒ヶ岳等などの超2000メートル
級の山々が輝いて見えました。こんな日は、ことの他寒い日になるのがお決まりなのです、、、。

◇↓名古屋に行ったラムちゃん。
施設周辺には、今年になって雪が積もったらしく、飼育担当のMちゃんに連れられてお散歩に出たそうです。
使役犬訓練センターでの生活にも慣れて、元気に新しい年を迎えてくれたそうです、ヤレヤレ安心しました。
      
◇美味しいお節料理も食べ終わって、いよいよ明日からは本格的にエンジンスタートですね。ミナサン頑張りましょう。
ポンコツにとっては、課題山積の2010年ですが、ひとつひとつ着実に消化していくように心掛けたい思いです。
何はともあれ、犬達にだけは負けない様にしなければなりません。
賽は投げられました。一日一日、着実に、前へ!進むのみです!!


◆「熊の肉の捌き方」に関してご要望がありましたので、ご参考までに別枠下段に写真(10枚)を載せますが、気の弱い方
ご覧にならない様に願います。


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熊のお肉
◆戴いた熊(月の輪熊)は、昨年初冬に関東地方の山で獲れたもので、冬眠前の脂の充分に乗った熊でした。
部位は、左脚大腿部で、重さは約7.5キログラムの塊でした。
       内股部分、右端が大腿骨骨頭。
○上の写真の右端が黒く変色していますが、此処の部分に被弾しています。(左腰を叩かれている⇒撃たれている)
先ず、乾いた布巾を何枚も使って表面の汚れを綺麗にします。
次に洋包丁を使って、脂肪の表面全体を出来る限り薄く削ぎます。(削いだものは、ボールにまとめて取り置く)
表面が綺麗な状態になったら(乳白色になる)、2センチ程度の厚みに脂身を削いでいきます。手際良くどんどん削ぎ取ります。
筋膜を傷付けない事と、1~2センチ厚の脂肪は必ず残す様に仕上げます。
下の写真(大腿部外側)、左端に丸く開いている穴が、弾の当った場所です。
       脂の厚さは、平均4センチ以上ありました。
熊の脂は有名な熊の胆同様、非常に貴重なものですから、大切に取り扱います。
脂は加熱して一旦溶かしてしまい、濾紙などを使って濾してから、取り出し易い広口瓶などに入れて、冷蔵庫で保管します。
贅沢には、この脂を使って天麩羅などをしますが、例え様のない位美味いものです。(決してくどくなく、軽い脂です。)
       ボールに採られた削ぎ切りの脂身。
◇内腿の部分の脂身は全て取り去ります。右の方、黒くなっている部分が弾に当って出血した部分です。
鉛玉の場合は、特に丁寧にえぐり取る様に、とり除きます。↓
       内側の筋肉をひらく。
◇大きな鉛の弾は、大腿骨骨頭下部に当って、大きく潰れて原形をとどめずに変形していました。
骨に当っている場合、破片が散っている場合があります。今回、小さな鉛の破片が二つ見つかりました。
       潰れて平らになってしまった弾。
◇取り出した鉛の弾は、硬い大腿骨を傷つけることなく、2センチ幅の扁平に潰れていました。
※フォールディングナイフ(GERBER)のブレード幅は、2.5センチ、長さは7.5センチあります。
       綺麗な枝肉の状態。
◇表面を綺麗にした後は、膝関節の少し上の部分で横に切り分けます。膝上(腿)と膝下(脛)に。
素晴らしい脂が大腿部外側に、二段になって付いているのが判ります。
       美味そうですが、生食は不可。
◇主にフォールディングナイフを使って、筋肉を骨から外します。
膝関節は素晴らしいコンディションでした。
ついつい解剖学的に関節を覗いてしまい、解剖用のメスが有ればな~などと考えてしまって、苦笑がこぼれます。
       野牛(バイソン)の肉の様です。
◇左下のボールには、内股部分の脂肪の粗方と関節周囲の筋などが、右下のボールには大腿部外側の脂肪の表層部分と
鉛に冒された筋肉の部分がとりおかれています。
脂身はすぐに容器に移され熱せられて、溶け出した油とコラーゲンを含んだ部分とに分けられます。
コラーゲンの部分と筋や肉片は、圧力釜で煮溶かし、主にワン達の副食物として適宜与えられます。
      
◇筋肉を外された、下から、大腿骨~脛骨~腓骨。
(左)大腿骨の長さは、約40センチ。三本の骨の重さは約600グラムでした。
つまり、筋肉と脂の部分が約7キロ有った事になりますね~。
      
◇お肉は四つに分けられ、其々ガーゼで整えられてから、ラップとキッチンペーパーに包まれ、更に熟成用と冷凍用とに分けら
れて、冷蔵庫(タッパー)に仕舞われました。
残された脂身(上質)の処理や、骨や筋の処理が終わってから、ゆっくりと食べ方の幾つかを考えてみることになります。
※ポンコツの手には、冬になってそう酷くはない赤切れが何箇所か、出来ていました。
今回、熊の肉を捌き終わって、なんとすっかり治ってしまいました!
何回手を洗っても、不思議と皮膚に浸透した脂は抜けず、キーボードを叩くのにも(脂が付いて)苦労する位なのです。
かと言って、飼育動物の様なネットリとした脂では無くサラッとしていますから、俎板や包丁を洗うのは非常に楽でした。
と言うところで、熊(肉の)の話は終わります。


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☆☆☆そろそろと始動しましょうか~土曜日・・・

2010年01月02日 | トリプルスターの日常


元旦に続いて、今朝も凄い月が出ていました。
煌々とした月の明るさに、星の輝きは如何にも消え入りそうな様子。
西の空に月が沈み、わずかして東の空からお天道様がお出ましになります。
周囲が朝日に輝き、小鳥達が活発に啼き始める頃、朝の作業が一段落し、本格的に今年も快調なスタートです。

       PM2:00
◇10時頃から北風が吹き始め、午後にかけて一段と強風となります。
その北風も二時頃にはピタリと弱まりますから、冬の天気は不思議なものです。
       老犬達
◇丁度北風の治まる頃、のんびりと気儘に老犬達を遊ばせながら、健康度や気力の度合いなど、時間をかけて観察しました。
ベス・クラウス・ルークと、三頭〆て38歳です。
       楽しい、そとご飯。
◇未だ若いルーク(11歳)は別として、ベスクラウスには観察を怠れない幾つかの加齢性の疾患腫れものがあります。
クラウスの腰の関節は相当な緩みが出ていて、体重管理と共に、筋力を維持するための制限運動が欠かせません。
数回の出産経験のあるベスの身体には、年老いた牝特有の、幾つかの脂肪腫(シコリ)があり、注意深く様子を見ています。
       食べた者勝ち。
◇老犬達の夕食(二回目の給餌)は、若手のメンバー達よりやや遅く、4時前に与えます。(若手は2時から3時までに与える)
ベスとクラウス二頭の給餌は、ドライフードを一食当たり120グラム、それに朝は30グラムのヨーグルト、夕方はほぼ同量の
レバーや豚軟骨などを、副食物として与えています。
非常にシンプルで量も少ないのですが、日常生活でこれ以上のものを与える事は滅多にありません。
この給餌量に見合った運動量を維持する事によって、1年365日を健康に過ごしてきた2頭なのです。
※給餌量や内容は、四季によって多少変化します。現在は冬季にあたりますから、給餌内容は濃い部類に入り、夏場の内容
は、これよりややカロリーを減らすものとなります。
       ホッホッホォ~
ご機嫌だったベス。
若い(孫の)ジャックの挑発に乗って、スウィッチのオンオフを繰り返していました。
まだまだ機敏性に衰えは見えず、暫くは(夏までは)安心していられそうですね。
       婆ちゃんに甘えん坊。
クラウスとベスの仲の良さは今年も変わりなく、周りも羨むくらいです。
自分の事はさて置き、終止ベスの事を気にかけていたクラウス。覇権を譲ってからの筋力の衰えが少し気になります。
今年から関節等をサポートするある種のサプリメント(グルコサミンやコンドロイチン、MSM等)を与え始めてみようと思いました。
※効果の期待できるサプリメントは、症状が出てからでは遅きに失する事があります。手作りの副食物と異なり、カロリー計算
が簡単に出来る為、過食による肥満を心配する必要はありません。老犬に差し掛かる頃、積極的に研究してみたいものですね。
       オメデト
◇老犬達を健康に飼育する要点は、「シンプルイズベスト」と言う考え方が、一番だと思っています。
「過ぎたるは及ばざるが如し」であり、食べ物に関しても運動に関しても、少し足らない位で充分なのです。
毎日同じ事の繰り返しが、マンネリの様に思えて、焦ることは一番良くない事です。
365日、同じ事を正確に繰り返し続ける事は、簡単に思えて意外と難しいものなのかも知れませんね。
      
◇元旦の午後、近県に住む知り合いから「熊」の肉と「猪」の肉が大きな荷物で届きました。(初荷)
捌きの済んだ凍結状態の猪の肉は、半分をそのまま冷凍保管し、半分を「猪鍋」用に解凍しました。
骨付きの腿一本分の熊の肉を捌く為に、捌き様のナイフと切り分け用の包丁を丁寧に研ぎました。
肩に力が入ってしまい、刃物を研いだだけで、久し振りに背中を凝らしてしまいました。
大仕事の前には、スポーツ同様の準備運動が必要なんですね~。
大まかに捌いて、其々の部位を大きなタッパーに保管しておいたものを取り出して捌き直しました。
片付け終わって、熊肉の脂の付いた手を嗅いで、変な顔をしていたベスが面白かったです。
明日、筋や骨を三頭の子犬達に与えて見ます。早くから(子犬の頃)熊の匂いに慣れさせておけば、山に連れて行ってもビビる
事は無いかも知れません。
ところで、野生動物(鴨や山鳥、猪や熊、鹿など)の肉の美味さは、それを食べた者にしか判りませんが、最近都会ではジビエ
料理とかが流行っているそうですね~。本当に美味いのでしょうか?かなり疑問です。
自分で捌いて、自分で調理する、そして皆で食べる。肉も野菜も、味噌も醤油も、酒も水も、「本物」だけを使います、、、。
なので美味いのだと思うのですが、、、、。
今回のものを食べ切るには数日かかりますが、後日改めて、食後感などご報告出来ればと思っています。


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