10/2 Tue. [ クラちゃんの起床時刻 5:15 AM ]
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この日から、前年度(平成23年度)の行政事業の執行内容を審査する「決算特別委員会」が始まり、委員として参加し、初日の環境部関係の審査に臨みました。
環境部は、ゴミなどの塵芥処理や不法投棄対策、小水力発電やバイオマスなどの新エネルギー、また子どもや市民に対する環境教育など、まさに市民生活に直結した所管部で、何というか派手さはないものの、現代社会において、非常に重要な部署を成しています。
昨年度は約56憶円の予算が執行されましたが、それぞれの費目について質疑を行い、承認に至ったところです。
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ところで、私はかねがね、この 「 決算特別委員会 」 が担う 『 決算審査 』 について、議会として権能を高めるべき、と考えています。
例えば企業においては、前年度の事業内容を分析し、取り組んだ事業がどのようか効果をもたらし、それを次年度の事業にいかに反映していくか、が、企業の将来に向けた成長の原資になるでしょう。
それが、ただ漫然と、前年踏襲の予算消化・事業執行を繰り返しているとすれば、その企業の成長は見込めないと思います。
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私は、自治体にもそのことが当てはまると思うのです。
そのうえで、いわゆる第三の視点で行政事業を決算ベースで再検証し、精査・指摘を重ねて次年度の予算編成に反映させる重要な役割を担っているのが、他でもない 「 決算特別委員会 」 と思うのですが・・・。
残念ながら、現下の長野市議会の決算審査は、平たく言うと〝追認審査〟・・・市職員の一挙火勢の説明を〝追いかけ〟時間に追われるように質疑を行い 「 よごさんすか?よごさんすね!ハイ、次 」 執行した事業の分析、というよりも、歳入・歳出が符合していればそれでヨシ、で収めてしまっている感が拭えないのが現状です。
このことについては、さきに行われている議会改革の話し合いの場で意見具申をしているところですが、他の議員といまいちピントが合わず、忸怩たる思いをしているところであり、今回の決算特別委員会も、どうやら旧態依然の空気のまま進行するようですが。
いずれにしても、せめて私は、決算審査の意義を常に胸に置き、今後の審査に臨んでいきたい、と思いをいたすところです。
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つでも・・・・・・・・・
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根(こん