切望
2019-10-30 | 日記
現在、永田町では「臨時国会」が行なわれています。
しかしながら、国民 とりわけ私たち被災地の市民から見ると、被災地の復旧・復興に向けた質疑など〝今、まさに交わさなければならない 肝心な議論〟が行なわれていない、正確に言えば、その肝心な議論の入り口にまで到達していないことに、もどかしさを禁じ得ないところです。
その根本には、公然と公選法に背く行為をしていたり、着任早々軽はずみな発言が絶えないなどの 新任大臣の資質に欠ける言動があることは間違はなく「こんな大臣の下(もと)では議論などできない。」というのは正論でありましょう。
しかし 今まさに、この瞬間にも 被災地域の住民は 言い知れぬ不安と戦いながら時間を過ごしているのです。
自分たちの生活は これからどうなってゆくのか、一体どうしたらイイのか。自治体は どのような支援をしてくれるのか。もっと言えば 国民生活の根幹を成す「国」は、今回の大災害をどう捉え、どのような道筋を示してくれるのか。
この臨時国会は、それら国民不安に応えるため、その国民に開かれた、唯一の「発信の場」であるハズです。
国民は、とりわけ多くの被災者の方々は、今後の災害対応における国の推移を 固唾(かたず)をのんで見守っているのです。
どうか一日も早く、肝心な議論が行なえるよう計らっていただきたい。
切望する者の一人です。