興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

生垣だるま

2021-05-26 | 随感・偶感・歳時感

雪だるまならぬ、「生垣(いけがき)だるま」。生垣の一部が達磨の形になっていた。

遊び心があって、とてもいい。

 

 


   

雪だるまは暖かくなると溶けてしまうが、生垣だるまは初夏、新芽がどんどん伸びる「生きている」達磨だ。

 

 

 

   

よく見ると、頭のてっぺんに街路灯がついている。
ただ「ぼ~っと生きている」だけでなく、夜、わきの道を通る人の役に立っているのだ。

でも、新芽が伸びて街路灯が隠れてしまった。人間であれば散髪をするように、生垣だるまも適当な時季に剪定をするのであろう。

遊び心と男っぷり(女っぷりかな)を維持するのも大変なのだ。