興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

わたしの今年の漢字は「節」

2018-01-02 | チラッと世相観察

 明けまして おめでとうございます


きのう(元日)午前中、近くの氏神様に、初詣に行ってきました。

いつもながら、家族の健康と幸せを祈ってきました。


ところで、わたし自身の ‘これから一年’ の「今年の漢字」を、一字で表すとすれば、それは 「」 でしょうか。

節約、節制、節操、礼節、季節、節目(ふしめ)、節会(せちえ)などの「節」です。

なぜこれがわたしの今年の漢字か、というと、「食と酒」を今年は徹底してやらねば、と思ったからです。

というのは、二週間ほどまえ、前日の飲みすぎ、食べ過ぎが祟ったせいか、少しお腹をこわしてしまいました。

やむなく3~4日禁酒し、食事の量も減らして様子をみると、しだいに空腹感が得られるようになり、体調も回復してきたのを感じたのです。

そこで、しばらくぶりに酒を口にしてみると、その味のなんと美味なことか。まさに「天の美禄」です。
また、味噌汁もご飯もおかずも、何を食べてもいつもよりずっと美味しく感じられました。(いつも美味しいことを強調しておこう)

空腹は健康の証であり、美味は一つの幸せといっていいでしょう。
「健康と幸せは神頼みもいいけど、まず節食と節酒から始めよ」
と、ほかならぬ氏神様から言われそうです


と、ここまで書いてきて、「節」はわたし個人だけでなく、国全体にとっても、また為政者にとっても、大切な今年の漢字ではないかということに、ふと気づきました。

国民の血税を無駄遣いしてはいけないという意味での「節税」、税金を私物化せず、公平、公正に国民に還元せねばならないという行政の「節操」、万が一の事故再発を考え、原発を減らしていく道筋としての国民的な規模での「節電」などです。

まあ、それは暫しおいて、わたし自身、自分の歳を考えて、今年は節食、節酒、さらには乏しい小遣いを減らさないための約、わが家の電にも努めていきたいと思います。