『お座敷小唄』ときたら『まつの木小唄』をださないわけには
いきますまい。
当然この唄も歌っておったわけです。
小学生の頃ですけどね。
他のレパートリーは村田秀雄の『王将』とか『上海帰りのリル』
(バーブ佐竹バージョン)なんかがありました。
カッコいいところでは荒木一郎の『いとしのマックス 』てのも
覚えがありますな。
真っ赤なドレスを君にぃ~♪
ドゥルルルルル、ドゥルルルルル、ドゥルルルルル、ゴォ~♪
・・・ですわ。(若いもんにはわからんやろね。)
まぁ私はAKBも少女時代も知らんのでおあいこなんですけどね。
また雪ですか。はぁ~
あのですねぇ、
えーと、
あ~
いきなり話変わりますが、頭の中でひとつのメロディが
これといった必然性もなく、鳴りやまないってこと、
ありません?
針とびするレコードのように繰り返し聞こえます。
今、私の頭から或る歌が離れません。
普通、脳内のことだから、自分だけの問題なのですが
ここはひとつ皆様も巻き込ませていただこうかと考え
ました。
今鳴っている歌がこれです。
それでは、どうぞ。
私、小学生の頃、この唄をお風呂で歌っていた記憶が
ございます。
雪をきっかけにして突如その頃の記憶がよみがえって
きたものと思われます。
で、この歌詞の内容?
もちろんわからずに唄っていました。
妻の従兄が団員にいるという縁で、妻と京都府中丹文化会館へ福知山
混声合唱団の定期演奏会を観に行ってきました。
ホールは満員で立見の人もでるほどの盛況ぶりでした。
前にその従兄が、歌うとストレス解消になると言っていたのを思い出し
ました。
また、やり始めてからお腹が凹んだそうで、そういえば以前の下膨れ型
ぽっちゃり腹が引き締まっていました。やるじゃないか!
なるほど、それなら僕もやってみようか・・・とちらっと思いましたが歌詞
がドイツ語だそうで、やっぱりやめます。ドイツ語はイッヒ・リーベ・ディッヒ
ぐらいしか知りませんし、覚えるのも苦手だし。(それと、直接的には関係
ないけどドイツ娘よりロシア娘のほうがかわいいと思うので、どうせ異国
の言葉で歌うのならロシア民謡にしよう、なんて思ったりした。だから
といって合唱団にロシア娘が来てくれるわけでもないが。でも、そんなと
こってないかな?ないでしょうな。)
とまあ、不純なことをつらつら思いつつも、演奏聴きながら僕は違う方法で
お腹を凹ませてやるぞ!と考えておったのです。
どんな方法で?さあ・・・。
『レコードプレーヤーが壊れて聴けなくなった曲がyoutubeにあったシリーズ』第三弾は
ベンチャーズの『ライズ』です。
『アクション』というアルバムに収められておりました。
このアルバム、私好みの曲が多くあって、一時期毎日のように聴いておったものです。
赤いレコード盤でホコリがつきにくかったのも嬉しいところです。
静電気が起きにくい材質だったのでしょうか。
静電気は発生しなくても、性電気はかなり刺激されました。
というのも、レコードを収める紙の封筒に他のレコードの紹介が印刷されているんですが、
中にはちょっとHな写真のジャケットもあって、小学生には目の毒でした。
親も、まさかそんなところにそんな写真があろうとは思ってもいなかったでしょう。
とてもいけないものを見ているようでドキドキしましたですな。
おぼこいもんですわ。
今見たらどーってことない写真なんですけどね。
ま、そんなことよりも『ライズ』のことです。
元々はニッカボッカーズという昔のゴルファーか鳶職さんみたいな名前のグループの
曲で、その原曲もyoutubeにありました。なんでもありまんなー。
これは私も初めて観ましたが、さすがオリジナル!ええ味してますわ。
ほんでもって、その二つとも載せとこと思いました。
ニッカボッカーズのを聴いているとままビートルズですな。ジョン・レノンが歌ってそうです。
<ライズ/ベンチャーズ>
<ライズ/ニッカボッカーズ>
私以外の全人類にとってはどぉーでもいいことだけど、園まりの夢をみた。
このところ毎晩寝る前に幾度となく歌を聴き映像を観ておるので、いつか
こんなこともあろうかと思っていた。
『思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを』
時空を超越した、たまさかの逢瀬なのであった。
人偏に夢と書いて「儚い」とはよく出来ている。
ゾンビの夢は遠慮したいが、こんな夢なら続編を見たくなる。
夢は所詮夢だけど、その時間も体験も脳内では事実、てなことでしょう。
夢の歌と言えばいろいろあるけど、浜口庫之助氏作詞作曲の『みんな夢の中』
私、そのメロディも歌詞も大好きです。
特に
「やさしい言葉で夢がはじまったのね
いとしい人を夢でつかまえたのね 」のフレーズが好きでね。
でも「どうせ夢」「みんな夢の中」なんですな。
こちらの歌の方は現実を夢みたいなものと思うことで、慰めと悔いやあきらめ、
それとかすかな希みを残す、ということなのでしょうか。
<みんな夢の中>
今朝はこの秋一番の冷え込みだそうで、家の猫も布団から出てこない。
昨晩は近畿地方で木枯らし1番が吹いたとのこと。
そこで『レコードプレーヤーが壊れて聞けなくなったし、レコードもどこにいったのか
わからなくなったのでyoutubeで探したらあったシリーズ』第2弾としてビョルン&
ベニーの『木枯らしの少女』をこじつけで選んだ。
このレコードを買った頃、悲しい出来事があったのだが、今となっては、あーそんな
事もありましたわな、ふんふん、っちゅうぐらいに納まっている。
感受性が鈍感になったのだろうか。
それとも、40年という歳月を経るなかで神経が図太くなったのだろうか。
歳とともに涙もろくなってきたと自覚しているのだが、それと感受性との相関関係
はどうなっているのだろう。
感動の仕方とか内容が変化しているのではなかろうか。
それはそうと『木枯らしの少女』だ。
ビョルン&ベニーは後に女性2人を加えABBAとしてブレイクした。
ABBAで多くのヒット曲を連発したが、私の好みの歌はない。
と、それはよいとしてこの『木枯らしの少女』。
秋暮れとか冬ざれの寂しさを感じさせる哀愁のあるメロディなんだけど、歌詞の
内容はどうなっているのだろうか。
と、40年後の今になってふと疑問に思ったのだ。
ビョルン&ベニーはスェーデン人だったと思うが歌は英語だ。
私の英語力では聞いているだけじゃ訳せない。と言って歌詞を見てもわからない。
でも、なんだか秋とか冬とか木枯らしとかを連想させる単語がないようだ。
こういうときは、せっかくだからネットにある翻訳システムを使おうではないか。
早速、とあるサイトの翻訳にかけてみた。
サビの部分、こんなん出ました。
『彼女は単に少女の私の種類です。
彼女は私に素晴らしく感じさせます。
誰が彼女が私のものかもしれないといつか信じることができましたか。
彼女は彼女なしで、単に少女の私の種類です、私は青い。
また、彼女が常に私を残す場合、私は何を行うことができましたか
(何、私、行うことができたか)。』
・・・・単に少女の私の種類。・・・私は青い。
しびれるほど見事な直訳じゃないか。
内容はわかるようなわからないような、とりあえず秋とか冬とか木枯らしとは関係
なさそうやね。ふーん・・・。
<木枯らしの少女>
娘が買い物をしたいというので、妻と3人で神戸方面のショッピングプラザに
行った。
大きなところで駐車場も広い。
で、その帰り。どこに車を停めたのかわからなくなった。
こうなることを予想して入り口周辺の景色を覚えていたつもりだったのだが、
店舗内からその入り口周辺へどう行ったらよいかわからなくなった。
家族の手前かっこ悪いじゃないかというところだが、家の者はみんな私が天性
の方向音痴であることを承知しているので、その点は平気なのだ。
平気だけど歩くのが疲れたので、妻に探索を全権委任したら案外早く見つかった。
天性の方向音痴とはいえ、憮然とせずにはおられんな。
昔読んだ本で、少年探偵団が森で道に迷わないように歩いた跡に目印の枝を
置いていたことを思い出した。
ショッピングプラザでも何かの目印に置いておけるモノはないかと考えた。
けど、ないね。
それで店舗案内のパンフに歩いたコースを書き入れていけばどうだろうと考えた
のだが、あちこち歩いたら線が二重三重になってわけわからん状態になるのでは
ないかと思ったのだ。
ま、でも、そんなことしなくても位置ぐらい店舗案内見たらわかるやろけどね。
と思うけど、それでも間違うんよ。なんせ天性の方向音痴やし。
園まりさんの『つれてって』
若いときから上手いですな。
妻と二人で福知山市の三段池公園を散策しました。
少し歩けば汗ばむほどの良いお天気さんでした。
陽射しだけで言えばまだまだ秋という風情ではありませんでした。
緋色に咲きほこる彼岸花はすっかり秋になっているんですけどね~。
植物園の入り口前に秋の七草が展示してありました。
おみなえし、ススキ、桔梗、なでしこ、藤袴、くず、萩。
頭文字から『お好きな服は』と覚えるのがわかりやすいと言われていますね。
サルビアの花が咲いていました。
サルビアを見るたびに、その名の通り『サルビアの花』という歌が浮かびます。
好きな歌でね~。
さっきyoutubeで検索してみると天地真理さんの歌がありました。
初めて聴きましたが、とてもソフトでいいですね。
他には小柳ルミ子さんとか岩淵りりさんとかいろんな人が歌っていますね。
どれもそれぞれに味わいがあるのですが、この曲の雰囲気としてぴったりくる
のは、もとまろでしょうか。
この方が聴き慣れているということかも知れません。
ただ、僕は男性が訥々と歌う方が内容がしみじみと伝わってくるように思います。
高校の頃ラジオで最初にこの歌を聴いたのは作曲者の早川義夫さんのもの
だったような気がします。
歌い方に鬱々とした悶々とした粘着質のものを感じました。
恋愛ってスカッと爽やかとはいきません。
特に失恋した方はなかなか納得できません。
ストーカーになっては困りますけどね。
僕はこの歌詞に共感できました。
その頃は僕も若かったので(^-^;
<サルビアの花>
『レコードプレーヤーが故障してから聴けなくなったけど聴きたくなってyoutube
で探したらあったシリーズ』の第一弾として山崎ハコの「かざぐるま」を選びました。
知らない人は知らないけど、知ってる人は知っているという山崎ハコです。
たまに、知っているけど知らない人もいます。
でも、知らないけど知っているという人はいません。
特殊なところでは、知っているけど知っているという人や、知らないけど知らない
という人もいない訳ではありません。
他には、知っているのは知っているけど知らないという場合もあります。
逆に、知らないのは知らないが知ってはいるという事もあるでしょう。
ま、そんなことはどーでもいいんです。
静かな秋の夜に独りで聴いていると寂しくなりますが、不思議と落ち込むこともなく
それどころか、ちょっと元気になります。なんで?
カタルシス効果ってやつでしょうか。・・・どうだか知りません。
ハードロック漬けだった若い頃に山崎ハコを知って一時期聴きっぱなしでした。
最初の拒否反応の後、はまりましたね。
情念を感じる歌声は独特です。
ハコさんはラジオのDJもされたことがありました。
雰囲気はそのままで良かったんですが、話はあまり面白くなかったです。
僕には退屈でした。今聞くと面白いかも知れません。
<かざぐるま>
俳優の山内賢さんが24日お亡くなりになった。
山内さんといえばヒット曲“山内賢と和泉雅子の『二人の銀座』”が真っ先に
浮かびます。
この曲が流行った頃はまだ小学生だったけれど、ひと際よく覚えています。
このベンチャーズメロディが好みだったというのもあるけど、好意を寄せていた
人に和泉雅子さんが似ていたからというのも大きい。
雅子さん、歌は下手だったけどチャーミングでしたな。
後年冒険家としてテレビに映った雅子さんを見て、ええっ!なんでそーなるの?
とちょっくらびっくら。北極点踏破の為だとはいえ、意外な様変わり。
丁度天地真理さんの変貌振りに驚いたようなことでした。
それで、山内さんだけど、歌い方にも誠実な人柄がでていましたね。
実兄に俳優の久保 明さんがおられます。
この久保さんは僕の好きな映画『マタンゴ』で熱演をされていた方です。
てなことで、私のなかでは、山内さんとは細いけれど何とはなしに縁のある方
と思っていたのです。
『二人の銀座』
二人とも若いね。
<二人の銀座>
山内賢さんのご冥福をお祈りいたします。
大相撲の秋場所をやっている。
相撲はよくテレビで観ていたんだけど、最近見なくなった。
八百長事件のせいではなく、テレビ自体を見なくなったから。
贔屓にしているお相撲さんもいないし。
千代の富士がウルフとよばれて登場してきて、その後大横綱に
なる、その頃が一番面白かった。
幕内に上がってきた頃から応援した。場所ごとに重量感が増して
益々強くなる姿がファンとしてとても嬉しかった。
特別関係ないけど、こんな歌を思い出した。
10代の頃、深夜ラジオで聞いた。
ラジオで流れ始めてすぐに放送禁止(または自主規制)の歌に
なったようだ。
それで、聞くのは久しぶりだ。
今はもういいのかな?
いいんでしょう。この程度なら。
なぎら健壱 『悲惨な戦い』
私、洋楽が好きですが昭和の演歌や歌謡曲も大好きです。
洋楽で難点なのは英語の意味がわからないということで、その点
歌謡曲ならその心配がありません。
特に恋愛ものは歌詞で一層そのムードに浸れますからねぇ~。
ベンチャーズ作曲の『京都慕情』
好きな歌です。
ベンチャーズって日本人の琴線に触れるメロディをよく心得てい
ます。
渚ゆうこさんの『京都慕情』も素敵ですが、この伍代夏子さんの歌
も上品な艶があっていいですね。
美人だし上手い歌い手さんですなぁ。
遠い日は二度と帰らない
夕やみの桂川♪
泣けますね。
このところこのあたりの曲ばかし聴いております。
次回は大阪あたりを聴こうかと思っとりますで。
<京都慕情>
素人の娘さん達が楽しそうに歌っている。
何の視聴者参加番組かと妻に聞くとこれは『AKB48』だと言う。
AKB48なら前から知っている。流行っているグループではないか。
しかしひとりひとりの顔まで知らないからてっきり素人さん達だと勘違
いした。
玄人さん達だったのだ。
でも『玄人』という呼び方には違和感がある。では『プロ』ではどうか。
それもしっくりこない。
なぜなら、やはりどう見ても聞いても素人さんのような気がするからだ。
同じ十代でも昔は違いましたな。
歌い方に上品な色気がある。
なんて思うようになるほど歳をとったわけですな。
今月またひとつ歳をとります。とるのに増えるとは何事でしょう。
三沢あけみさん、当時18歳だそうです。
<島のブルース 三沢あけみ >
今月、丹後でアコースティック大会が予定されており、そこへカホンで
参加してみないかと声を掛けてもらった。
カホンは買ってまだ1ヶ月少々。叩き方もよくわからない状態。
そんなヤツが参加などしたらいろんな方にご迷惑を掛けることになる。
当然ご辞退申し上げるのが常識だと思うのだが、魔が差したというか
なんの躊躇いもなくお引き受けした。
でも、どーなっても知らんよ。
無責任に聞こえるかもしれないが。いや、無責任なんだけどね。
とりあえずyoutubeみて学ぼうとしたんだけど、皆さんお上手なので
見る気が失せてしまって、こんなん↓探してみました。
あ~、なんか癒されるわ~。
本当は凄く上手いプレイヤーなんかもね。
こんなんもあったんでついでに載せておきます。
これは随分前に見たやつだけど初見時の衝撃は今でも覚えてますわ。
最後まで飽きずに聴かせてくれます。
その点は凄いボーカリストだと言えますわな。
今日、6月15日は「上を向いて歩こう」が1963年ビルボード誌で週間ラン
キング第1位を獲得した日だそうです。
タイトルが「SUKIYAKI」となったのはいろいろと経緯があるようですが、
ともかく曲中にすき焼は出てきませんね。
それと発売当初は誤植で「SUKIYAKA」だったようで、まぁ、いい加減です。
オランダではタイトルが「忘れ得ぬ芸者ベイビー」だったとか。
どこがどうして芸者ベイビーになったのか、知りたいですね。
残念ながら、芸者ベイビーも芸者ガールも出てきません。
まぁ、どこの国も適当なもんです。
海外のタイトルがどうであれ、とても好きな歌です。
寂しくて悲しい歌詞だけど、聞いているとなぜか勇気がでてきます。
「上を向いて歩こう。涙がこぼれないように。」
そう言いながら泣きながら歩いています。
でも、決して希望を失っていません。
九ちゃんの歌声、歌詞の行間、小気味よい曲調から、それは伝わってきます。