資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

駄馬の寓話と株式と不動産

2024-05-02 11:09:16 | 投資日記
病んでいる馬を持つ男が獣医を訪ね、「私の馬はちゃんと歩く時もありますが、時々片足を引きずるんです」と相談した。
獣医は「何の問題もない。馬がちゃんと歩いている時に売ればよい」と答えたという。

バフェットはこんな教訓を口にした。
「合併・買収の世界では、病んでいる馬はセクレタリアト(一九七三年の三冠馬)として売られるでしょう」。



これさ、別に買収に限った話じゃないんだよね。普通でも同じ。駄馬。シクリカルで業績が良く動く銘柄とか。
そりゃ単期で利益回復しても、株価はたいして反応しないんだけどさ。3年続くともう成長株扱いなんだよね。
毎年EPS20%成長してるとかいって。

でもさ、結局シクリカル系だと、あとで利益が反転して減収になってくる。
そして捨てられる。まやかしだったと。
で、ゴミ扱いされて数年、サイクルが上向いてくると徐々に買われて、また期待の星となる。
そういうのって過去の利益の推移見ればまぁ、想像つくよね。10年とか20年とか。

不動産投資でいえば長期のレントロール見る的な感じ。
最近稼働率が上がってるだけで過去もそうだったとは言えないでしょ。
何か別の理由があって結果として稼働率が上がってるだけという可能性もある。

例えば、自動車組み立て工場の近くにアパートもってるとするじゃない?
自動車屋が繁盛して車バンバン作ってるときは期間工とか労働者がいっぱい来るから繁盛するよね。
稼働率100%張り付き。満室御礼。

でも車屋が繁盛しなくなったらどうか?在庫が積みあがったら組み立てないよね。
んで期間工は契約更新ならず。労働者も離散。

さて、アパートの稼働はどうか?散々な状態だろうよ。それと同じ。
だからその会社の実績見るなら過去2年とか3年じゃなくて最低でも10年は見ないとわからないよねって話。
10年あれば景気の波も一通り経験済み。
その状態でレントロール(業績)を見るべき。という話。

なんで2-3年かは知らない。
たぶん人の中の、「今につながってる過去」の基準がそのくらいなんだろうね。
四季報の過去業績の記載も3年。たぶんそれ以上は需要がないんだろうね。
そして知りたいのは次の2年。なので予想も2年。
なんとなく想像できる「今につながってる未来」がそのくらいなんだろうね。
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