上記は1990年代初頭の経営者に対するアンケート調査の結果。
アメリカでは、多くの人が、企業は株主のものであるというイメージを抱いている。これに対し、ドイツでは、企業は株主と従業員のものという二元的所有のイメージが強く、日本では、従業員、株主、顧客、社会全体のものという多元的なイメージが強く、その中でも特に従業員のものという考え方をする人が多いとされる。
日本よりも格差が少なくGDPに占める政府規模も大きい社会福祉国家ドイツ。それでも20%の経営者は企業の持ち主は株主だと答える。逆に日本はなんとも悲惨な状態。勿論、20年前の情報だから今をそのままあてはめる事は出来ないだろう。でも20年経ってどこまで変わったのかと言えば、あんまり変わってないような気がする。