要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

おセンチ思春期娘と織り込み済みのアナロジー

2024-04-03 23:21:46 | 投資日記
「織り込み済み」っていうけども。恣意的にこれは織り込んでいるとかそういうのじゃなくて、その価格なら前提条件これだよね、みたいな。1回分解しないと分からないんじゃないかな、と。

はたと気が付いて、ここどこ?といってるような感じじゃね?ネタが上がってきて、それで実態と突き合わせてみて、あれ、これ乖離してね?みたいな感じで調整してるんじゃね。結局のところ、ネタが上がってきてつき合わせた時に乖離してるかどうかってのが判明してそれで動くみたいな。逆に言えばネタが合がらない限り、調整しない。そもそも織り込んでいるかどうかってのは、実際の所織り込みすらしていない。ただただ、ネタが上がってきた時に突合せしているだけじゃないのかな?もしくは、突合せそのものも、織り込んでいるってのも、特定のレイヤにフォーカスされたものだったりするんじゃないかな。

万全の準備をして株価が作られている、と一般的には考えられているけど、行き当たりばったりの需給で作られてて、想定外のネタが上がって飛び上がるみたいな。そんな感じじゃないのかな。言ってみれば、経営能力の無い経営者が適当な値付けしてるみたいな。で、需要があって飛び上がって値上げするとか。全然売れなくて値下げするとか。行き当たりばったりってのが結構ある気がするなぁ。その行き当たりばったりというのも、都度都度投票で、どのくらい調整する?みたいなのが需給で合議されていく感じ。いってみれば、その場しのぎ。行き当たりばったりとその場しのぎの積み重ね。

恐らく織り込んでるって捉え方はできると思うんだけど、恣意的にそれを織り込んでいるというよりは、ざっくりこんな感じ、っていうので株価水準が出来ていて、腑分けしていくとそういう前提条件がボヤっと見える。んで、前提条件と実際を突き合わせて「あれれ?」とかいって調整していくんじゃないのかな。ようはネタが出てきてやっと腑分けされた前提条件が出てくる、みたいな。日頃からその前提条件をベースにしているわけではない。という感じか?

思春期の男女の感情みたいな。おセンチメンタル。「気になるあの子からラインが来ない。鬱だシニタイ。」「あ、返信あった。え?すごくいい感じの返信。もしかして私の事、好きかも?ぽっ。」みたいな。行き当たりばったりのその場しのぎの反応。市場のブレってのを予想しようっていうのは、おセンチメンタル全開の思春期の男女の明日の心理を推定するのに等しくて、まぁ色んな要因でブレるので筋のいい話は作りにくいんじゃないかなと。

出来るとしても過去の行動原理とか行動データから圏を捉えてその中で動くって感じで捉えておけばいいんじゃないかな。過去の行動を積み重ねて平坦にしてやるとまぁ大体、閾値(圏)が見えてくるみたいな。こいつの標準感情はこの辺りで、下限はここ、上限はここ、この位のタイミングで嫌なことがあるとここら辺まで感情下がるけど凡そ○日程度で回復してくるとか。仮に現在がその圏外だった場合、それが解消される条件ってのを推定したほうが多分、推定難易度は下がる。連立方程式と同じでさ、XYの不確定要素があっても、Yが同定できれば(ここで言えば、圏外であるってこと)Xは簡単に出てくるでしょ。それと同じ。

んで、極端な状態になってる時のみに取引をするとかね。例えばおセンチ全開思春期男女が、落ち込みまくっている時とかね。これ以上落ち込みようがないレベルまで落ち込んでいると、後は回復するしかないでしょ。まぁそこで本当にうつ病になったり自殺してしまう事もあるわけだけど。それは確率としては低いわけで。大抵、感情は起伏してフワフワしてるわけで。下がれば上がるし上がれば下がる。不謹慎な例えでごめんね。

なんだろうな、行き当たりばったりとその場しのぎの積み重ね。と、非常に馬鹿にしたような言い方をしているけど、それでも20年とか四半世紀、その積み重ねの足跡をたどると圏が見えてくるって感じかな。さすがにそれは超えてこないみたいな。知らんけどね。超えちゃいけない一線みたいなのがあるんじゃない。マジ知らんけど。 例えるなら、そのおセンチな人の友達ってのはさ、そいつの病的な躁うつ病的気分の浮き沈みを知ってるからさ、「ああまたやってるよ」ってなるんだよね。やれ彼氏と喧嘩した、もう死にたいとかいって、どうせ数日後に仲直りしてるか新しい男の話を始めるんだろ、みたいな。いつものあれね。みたいなね。

ただね、絶対にその一線は超えられないってわけじゃないんだよね。万物は流転するっていうじゃん?全ての物は移ろいゆくものなので、企業なんてのも例外ないんだよね。なので、いつものパターンなのか、そうでないのかをちゃんと見ないと見当違いの推定をする事になるから注意しないとね、とも思うんだよね。 企業なんてそりゃ長寿の企業は長寿だけど、寿命短い所なんて数年、一般的な企業でも50年も存続すればそこそこ長寿でしょ。上場企業も同じだと思うんだよね。突然死とか、社会的に需要されなくなって老衰死する企業もあるだろうし。まぁ確率的にはそこそこ高いから、そこは忘れないようにしないとね。とはいっても上場企業はそうなる前に大体上場廃止になるけどね。

話戻るけど、おセンチの比喩でいうとさ、心ウキウキわくわくしてる女子がいるとするじゃん?そいつがイチイチ、前提条件なんて設定してると思うかって話よ?この前提条件があるからウキウキわくわく!とかじゃなくてさ、むしろ何か凄い心地よいハッピーになれる何かがあってウキウキわくわくしてて、そんなやつにその気持ちを前提条件にしてみるとどんな感じ?って聞いてるようなもんなんだよね。 そんなもん厳密にみてなくて、ウキウキわくわくを投影した前提条件を話すに決まってるじゃん。感情と論理の主従関係よ。感情が主で論理は従。 んで、現実突き付けられてウキウキが吹っ飛ぶわけ。 まぁ市場で言えば、このウキウキは株価上昇、後は過去のサプライズ決算と市場が予想するバラ色の数値(割高感を消し飛ばす夢)。なんだろうね、期待以上のサプライズを彼氏からされて強烈優越感を周りにまき散らして天国に召されるレベルで幸せ満喫してる女子みたいな。そこでしょぼいデートを彼氏がして、幻滅する的な。この時のインパクトは彼氏が実はサンマタかけてて自分は三番手でした、因みにプレゼントは全部窃盗品でした。みたいなレベルのショックを受けるんだろうな。


という事で、市場なんて感傷的な女子高生/男子高校生みたいなものだから、真に受けないでまたやってるよ程度に捉えるのがいいんじゃない?ってこと。あわよくば感情の起伏に付け込んで嵌め込んでお金をゲットできたらいいな。みたいな。
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