kyon's日誌

つれづれに・・・

「アルケミスト」

2015年09月06日 | 日記
急に気温が落ちて、やけに涼しい。
あぁ・・・秋なんだな~・・・

「アルケミスト」パウロ・コエーリョ著
スルスルと読めた。
2014年のカドフェスのグランプリ・・・とか表紙の帯には書かれてる。少年が夢を追って旅する話しである。
童話のようでもあり、冒険小説のようでもあり・・・抵抗も無くササ~っと時が過ぎる感覚があった・・・
1988年に初出版、随分と長い間読まれているようだ。
きっと大人も子供も楽しめる本なんだな~・・・
大人には忘れたものを、子供には未来の夢を諦めぬよう・・・

一応大人のワタシは幼い頃の過ぎた時間を思い出され・・・
古い友人の若き日を思い出し・・・人生の半分は越えた時空を駆け足で過ぎ、
あたふたしてる日常に少々心がくたびれた感のあるこの時期にはいい本だった気がする。
異世界を想像するのは愉しい。異世界に幼い自分の夢を重ねるのは気持が和む。
ワタシもそうしてサンチャゴ(主人公)と共に旅をしてた・・・

大事なことは目には見えないと星の王子は言ってたな・・

「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ」
多くの人に出会うサンチャゴにも迷いはあり、危険にも出遭うし、助けられもする・・
けれど、いつも心の声に従って歩むのだ。

人は望んだ通りの人になることが出来る・・・ジェームス・アレン(「原因と結果の法則」の著者)と言ってたな・・
人生は自分を写す鏡のようなものだと。
み~んな・・・どこかで繋がる真理の一つなのかもしれない。

無花果が赤い実を実らせる。いつもの事をいつものごとくに粛々とこなして我が胃袋に届く、鳥の空腹を満たし、虫に喜びを与え、無花果を全うする。
よもや植物には人の様な後悔はあるまいけれどね・・・(苦笑)

あぁ・・・時は秋、
ん・・読書の秋だなぁ・・・
コメント (4)
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