kyon's日誌

つれづれに・・・

一聴衆の一人として

2013年10月21日 | 日記
「ほんとのことを言えば?」・・・そだそだ・・・その対談集の中に私もお邪魔してフムフムとエライ納得しつつ、ほほぉ~と感心しつつ、釈然としなかった、喉元に棘が引っかかっているような感覚は、そか、このことよね・・うんうん・・そうなんだよねぇ~・・・などと(笑)
佐野洋子さんと対談した著名人は多いのかもしれないが、本屋で見つけたこの対談集が気になったのは題名が嬉しそうにニヤめいていたから。
ま、本に呼ばれたのよ・・・(笑)

古い時代が良かったなんてばかり言うつもりはないが、時代時代で育った感覚というのはどうしても消せないよなぁ・・・学も教養も少なめだからキッチリとした例えは出来ないが(笑)
例えば、
息子・・・漫画で言えば、「ドラゴンボール」、娘・・・「風の谷のナウシカ」
私は「鉄腕アトム」や「銀河鉄道999」、亭主は「赤胴すずの介」や「月光仮面」
亭主の弟(40代)・・・「ドラえもん」「ウルトラマン」、
現代っ子は「アンパンマン」か?
み~んな其々に時代のヒーローだった。
それらが、進む年代と共にまた違ったヒーローが出て来て、また時代に合ったようなヒーローが生まれてくる訳さ・・・(笑)よく出来てるよねぇ~(笑)
当時の少女マンガや少年マンガの雑誌もあったけど、
男女の区別なく、寧ろ男の子達の読む漫画の方が面白かった気がしてる。
多分、ナヨナヨした女の子らしい性格じゃなかった自分のタチというものかもしれないし、男の子らの楽しそうな秘密めいた雰囲気を覗いてみたいっ・・・と面白そうに見えてたからかも~(笑)

うがった見方だろうけど、
今の時代はヒーローがうまれ難い時代なのかなぁと。
この時代に絶対的に強い正義の味方や望みを叶えるスーパーマンみたいなヒーローを必要としてない気がするようにも思うんだなぁ。
今までに出過ぎたヒーローだらけで一杯パイ(笑)
私らはどの時代のどんなヒーローでも引っ張り出して掲げられる。引き出しが多過ぎ~(笑)
タイプの違うヒーローを好きなように引き出し、ニヤニヤ出来るし元気にも換えられる。
で、
規定のヒーローに飽きたら、段々現実的な目の前のヒーロー像が出来上がってきて、
ある意味伴侶だったり、恋人だったり、映画俳優やスポーツマンのカッコ良さや韓流ドラマにその理想を見出したり・・・諸々・・
で、人はまた飽きる(笑)
で、
私のような年代になると、そんなものは、ある意味、もう~どうでもよくて(笑)
ヒーローなんて居ないさっ・・てなもんで、自分の老後と病気と介護と・・・っつう年代に突入してしまう?・・・
人と会っても会話の中心が嫁姑から介護の話題になるし、好きな人の話が噂の俳優がドラマがという話になるし・・・(笑)
あのヒーローを追い求めていた年代の若さも純粋さもへったくれもない(笑)
あ~~ホンマにこれでいいんかい?!(笑)
喉元に引っかかっていた小骨はこれだったかなぁ?

心のヒーローはいつも心のどこかに取っておきたい・・・そういうのって、やっぱ大事なんじゃないんかなぁ~・・・
何が良くて、何が正義で、何が間違ってるか・・・ちゃんと心に照らし合わせて選ぶ権利も私らにはあるんだもの。利用しない手は無い(笑)

対談の一聴衆の一人として・・・まぁね、ちょっと面白かったな~(^^ゞ
コメント (2)
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