kyon's日誌

つれづれに・・・

親の本音?

2013年01月30日 | 日記
能代に行きました。
国道7号線は前夜の雪が少し残ってはいるものの、まぁ、除雪も悪くなく・・・
しかし、能代市内の雪は思ったよりすんげぇ~~!
もう、除雪が秋田市以上にひどい状態でしたなぁ・・・
ワダチだらけの雪もっこりの・・・げ~!なんつうこった(苦笑)
娘は直ぐに4Wのスイッチon!
ホントに車が何処から出てくるんやら、オマケに路上駐車で狭い道が益々狭い・・・
おぃ、そういういい加減さでええんかい?!
運転手の娘もドキドキもんだったろう・・・ご苦労さん(^^ゞ

能代市はその昔、材木の町でした。私が小学校の頃でも、まだ幾つかの材木屋さんがあった。
同級生にも一人いたな・・・生き残りの材木問屋の孫が。それも高校の時に止めて今では大きな材木問屋は残っていないんじゃないかな?・・・

米代川という大きな川の河口が町の外れにあり、切り出した木をその川を使って・・・栄えていたらしいんだね・・・
で、海岸沿いに防砂林として松が植えられ、松が海と逆に倒れるように育ってちょっと面白い。
とにかく風が強い町でねぇ・・・妹なんかは雪さえも風で飛ばされてあまり積もらないんだというくらいで・・・(笑)
けど昨日はひどい状態だったねぇ・・・(笑)

で、話は戻るが、ある時に大火があり、材木商も殆ど焼けて決定的な打撃を受けた・・
小さな町の割に道路だけは無駄に広くない?!っつうくらい広いのは、大火で町の消防活動が削がれた経験かららしい。
その広さが、今では夏祭りのシャチホコの山車を引き回すのには一役買っているね~
青森ねぶたの武者灯篭みたいだけど、城も見応えがある(^^ゞ
消防関係も飛躍的に進歩して全国的にも有名だった・・・とか、
材木の町として教科書にも載ってたとか・・・そういう記憶があるな(笑)
あ、余計な話が長くなってしまったが、何で能代まで出掛けたかというと、母の認知症認定の立会をする為に出掛けた。

一時半に予定していた福祉士が役所から来てくれて、あれこれ質問を受けました。
78項目位あるらしいが、訓練を受けてるのは凄いね。
いきなり質問事項だけの話にならない。
何気に話している中から質問事項をチェックしていってるのだな~という感じで。
母が何気に飲んでる薬を見せようと立ち上がり歩く様子を真剣に見ているとか、言動を注意深く観察し、会話の中に出てこないような項目に関しては質問をして受け答えをチェックし・・・
メモしたりチェックしたり・・・
へぇ・・・嫌味なく会話も変な途切れ方をしない・・・大したもんだねぇ。
で、最後の項目で、”本人に知られずに伝えたいこと”に関しては、私にチラリと見せてどうですか?
はい、後で・・・と答えて、サラリと次へ。
「これで終わりですよ~」「ご苦労様でした」と見送りがてら、玄関で少し立ち話。
母には聞こえないように、最後の項目についての話。
本人はそういう事はないと言っているが、実はこういう事があります・・と。

で、別れ際、認定結果には少し時間も掛かり、二重のチェックをするのだと。
役所だけの判断ではなく、次に専門家の元に書類が送られて総合的に判断が下されると。
なるほど。

要支援1~2程度だと受けられないサービスもあるが、
要介護も1~5とあり、完全に認知症と認められる必要があるようだねぇ。
何でもかんでも受けられるサービスばかりではない。
これは自治体に寄って違うのだろう。
しかし、一度受けておかないと、年に一度の更新時にレベルがどのように変化してどのようなサービスが利用出来るようになるか、やっぱり知っておく必要はあろうかと思っていた・・・ましてや、春には妹夫婦が家を出る。母は一人暮らしという立場になる。
完全に私も母と同居出来る状況ではないのもあり・・・。
その辺の事情は話しておいた。

会話の状態から、娘の私から見ても、母の認知云々はやはりそんなに問題は無いような気もする。
年相応の老化から来てるものが大きい気はする。
受けられるサービスも期待薄かもしれないが、受けておかないと、いざの時に助けて貰えない。
将来的にはデイサービスやショートステイが利用出来るようになればいいなぁ・・とは思っているが・・・・今じゃない。
ちょっと心痛んだのは、母が憮然としてキッパリ言い切った言葉。
私は何処かの施設なんかに入りたくない。この家で死にたい。
うんうん、分かってるさ~・・・うん、分かってるよ。
施設に入れたくてこんなことしてるんじゃないからね。
ほぉ、そうなのかとムッとしつつ頷いた母の本音を聞いたこと・・・

む~~・・・
母はやっぱり戦う気でいるようだ。
覇気がまだあるのを確認したのは収穫・・・(苦笑)
しかし、これも時間が経つと・・・忘れる・・・(^_^;)
コメント (2)
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