風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

山道の花たち

2008-04-25 | 山の植物
前回の「鬼の雁木の滝」を見ていて

「なんでこんな名前がついたんやろ?」

って思ったのでまず「雁木」の意味を調べてみました。

1、雁の行列に見られるようにギザギザしたもの
2、船着場に見られる階段状になった桟橋
3、豪雪地域の町屋の奥行きのある軒の連なり
4、木挽用の大きな鋸の刃

3は見た事がないのでちょっとイメージ出来ないけれど、それ以外はギザギザ感が納得出来る。
ここからは想像でしかないけど、滝の中程に段というか棚があって二段滝になっていたから
大きな鬼ならこれを足場にしてこの滝を降りたとか・・・??

私の想像力ってこんなもの。調べてもあんまり意味無かったかも。。

山道にはこの季節ならでは野草が咲いていた。
道が新しいからか何処ででも見る(本当は見たくない)空き缶や人工物のゴミもなく
路肩に咲く野草も嬉しそうに見えた。
って実は此処に道路が出来なければもっと伸び伸び咲き誇っていたのかなぁ。。

サツマイナモリ【薩摩稲森】 あかね科

暖地の低山の湿気のあるところに好んで群生する。

数年前、初めてこの花に出会った時はかなり感動ものだった。
薄暗い湿気の多い山道に白く浮かび上がった毛むくじゃらの花。







性懲りも無くまたまたスミレ




求菩提山の麓の水場のお地蔵様。
道路工事のために向かい側にお引越しされていた。

その後ろの斜面にはシャガの群落が。

  
マムシグサ【蝮草】 さといも科


別名 コウライテンナンショウ

山地の林内に普通

キモ綺麗なこの模様、粋なこと。

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4 コメント

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連休になったねえ ()
2008-04-25 22:34:23
雁木、子供の頃は石段などのことを「がんぎ」と言よったねえ。本でこの名前を聞いた時も特別に思わなかったよ。

サツマイナモリは九州ではしばし大群落を見ることができると図鑑に書かれちゅう。

私の好きな横倉山にイナモリソウがあるけんど、花の時期に行けずじまいで葉っぱだけ見てきた。

マムシソウお二人さんの好きなものに似ているでしょう。けどこの苞の模様は粋ぜねえ。

お地蔵さまも大事にせんといかんねえ。今どきそんなんことというけんど、ご利益とか何とかじゃなくそういう心になれるということが大事やと思う。
スミレ、ニオイタチツボスミレというのにも似いちゅうねえ。風の山にもあって匂いがするし、タチツボより花の色も濃い。えいドライブコースができた。またいろいろ紹介してね。
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Unknown (ぴぴ)
2008-04-26 15:36:13
こんにちは
自分は難しい名前・・・ふぅ~~~でおしまい
調べるなんて箱庭さんすごいなぁ

山道 花たちも競って咲き始めているだろうな
箱庭さんの所で行った気分グー♪( ̄∀ ̄)b

お地蔵さんの前にお茶碗が お参りに来てくれてる方がいるんだね。
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風さんへ (箱庭)
2008-04-28 11:22:10
いっつもコメント残してもろうておおきに。

週末は毎度の事ながら孫のユウがやって来るので私のノートは封印します。(触りたがるのを「ダメッ」って言い切らないもんで・・・)
彦さんから「壊されるぞ」って言われてから心を鬼にして(笑)

この年になるまで雁木ってことばを知りませんでした。ははっ
横倉山は途中でUターンした後、風さんに電話したんやった。懐かしいわ

サツマイナモリは目にする時は群生状態やねぇ。けど中々無いけどね。
花の一つ一つが可愛いから好きな花です。片やマムシグサは・・・山道では今を盛りとインパクト強く咲き競ってて。。何度見てもキモかわいいとしか言いようが無い。やっぱり長モノを想像するからねぇ。。

スミレの名前いつもアドバイスありがとう。
その内まとめてみようと思っています。(その内がどのうち?にならんことを祈っておいてね。)

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ぴぴさんへ (箱庭)
2008-04-28 11:33:17
あれこれ調べている内に更新止めてしまう事もよくあるんですよ。?(*_*)?

お地蔵様は以前は道の向い側のカーブに並んでらしたのだけれど、新しい道路が出来て山側にお引越し。
以前写した写真を探したけど見付からなかったです。勿論その時の方が風情があって居心地よさ気に見えたけど、時代と共にお地蔵様も今度は視界が開けてもしかしたら喜んでおられるかな?
ここは修験の山裾、水場の傍でもあり来る人も多いからいつも冷たいお水が上がるだろうと思います。(今度は私もお参りしよう)
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