吾亦紅と耕きちの湯

今日は雨音を聞きながらコタツのお守り状態です。
何故か血圧が高めの数値で仕方なく大人しくしています。

ですからちょっと前の事ですが、


お花のワレモコウの話ではありません。


熊本県阿蘇郡南小国町という所にあるお蕎麦屋さんの店名なのです。


ご覧の通りこの辺りは「小国杉」でも結構名前のしれた所でもあります。
九州でも内陸部に当り見渡す限りの杉山風景です。（花粉症の方は・・？）

そんな杉林を縫うように走る山道には「南小国そば街道」と言う名が付いていて、
ぽつん、ぽつんと杉林の中に古風な建物の蕎麦屋さんが数件あるのです。

その入り口にあるのが「吾亦紅」です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　
いつ行っても駐車場は満車状態。
1時間以上の待ち時間は当たり前と言った人気のお店で私達も何度か行って諦めて帰った経験がありました。
が、この日はお昼前に着いた事もありすんなり入ることが出来ました。




「地鶏蕎麦定食」　１１００円也


思ったよりリーズナブルなお値段で（８００円～２５００円位まで）単品から定食までありました。
蕎麦粥、葛豆腐、おから煮など女性なら丁度良い量ですね。

おかげで蕎麦街道は高い！というイメージは消えました。
お味は全体的に「甘口」かな。これは私達夫婦の印象です。

でも、さすがに人気店です。
私達が席を立つ頃にはやはり駐車場は一杯でした。
そして私と同じ様にカメラを構える人もいらっしゃいました。

お蕎麦好きの私は、そば街道制覇を密かに目論んでいます。





そして南小国といえば・・・

温泉です。黒川です。



此処は黒川温泉街からは少し登って来た所にある日帰り立ち寄りの湯で
耕きちの湯と言います。
男女別内風呂（４００円）と家族露天（2名50分１４００円）があります。
お宿「山しのぶ」の姉妹店だそうです。

此処にも何度か訪れてはいたのですが、入ったのは今回が初めてです。



湯船の向こう側には雑木林と川の音が。。
小鳥もすぐ近くまで来ます。



お湯は濁りで加水しての温度調節も自分で出来ます。

がそんなことしなくても湯口から離れると丁度良い湯加減でした。
ゆったりまったりしたのは言うまでも無い事です。








静かな山里で美味しいものをいただき、ゆっくりとお湯に浸かり命の洗濯をした一日でした。