二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

2015順位予想〈明治安田生命J1リーグ編〉

2015-02-25 | 蹴球
ここはとある脳内の架空新聞社・きょうえもんスポーツ。
何やら編集部内で座談会が始まっているようです… 

■優勝争いとACLの悩ましき関係
デスク「いよいよ2015シーズンが始まる」
記者A「困りましたね」
デスク「どうした?」
記者A「今年の予想は座談会方式ですか?それも脳内って。この人頭おかしいと思われませんか?」
デスク「紙面が無駄になるから始めるぞ。J1は2ステージ制になる。とりあえず1stステージの予想をしよう」
記者B「短期決戦になる。早めに仕上げたチーム、継続性のあるチームが有利だ」
記者C「ですが、監督が代わったり新戦力が多いチームは1stステージは難しくなりますね」
記者A「地力と継続性なら鹿島が一歩リードしています。新外国人FWはメディカルチェックでポシャりましたが、それを差し引いても若手の底上げで充実しています」
記者C「ですが、ACLが…。GWまでACL組まれてますし、1stステージは難しい戦いになるような気がします」
デスク「それはガンバ、浦和、柏も同じだな」
記者C「特にガンバあたりはさほど選手層も厚くないので、1stステージのリーグ優勝は厳しいような気がします」
記者D「若手にガンバらせて経験積ませて、2ndステージ狙い…ですかぁ?」
デスク「浦和は?十分すぎる戦力だ」
記者B「むしろここはACL獲りに本腰を入れるべき存在」
記者A「ミシャ監督は豊富な駒を使いこなせるのかな?オキニを固定したがる傾向もありますし」
記者C「新戦力のフィット次第な気がします。戦力的にはナンバーワンですが…」
デスク「柏は監督も代わったな」
記者A「ネルシーニョから吉田達磨へ。その手腕、お手並み拝見…と」
記者C「ですが、普通に考えれば数年先を見据えた政権交代の気もします」
デスク「やはりACL組は難しそうか。となると1stの優勝候補はどこだ?」
記者B「川崎を推したい」
記者A「継続性があって、戦力の上積みがある。条件的にはハマります」
記者C「消去法でいけば川崎が浮上しますね。勢いが付いたら勝ちまくる気がしますが、風間軍団が短期決戦の中で流れを掴めるかどうか。ですが、時々U-22勢を代表を持っていかれるのはマイナス要素な気がします」
記者A「いやいや、3月の最終予選の時はリーグ戦はお休みだ。J2はやるけどな」

■対抗馬を探せ
デスク「他には?」
記者D「新潟がイイ感じだという情報をキャッチしました」
デスク「ほう…どんな情報だ?」
記者D「新潟は2位型」
デスク「……。」
記者A「…。ただ、レオシルバを奪われず、去年のチームに戦力的上積みをしているのは確か。新戦力のコルテースも良い評判です」
記者B「広島は?」
記者C「いいんですが、高萩、石原という無骨なメンズたちが抜けたのは痛い気がします。1stは新戦力とのコンビネーションを上げて、2ndステージ勝負ですかね」
デスク「ノヴァコヴィッチを獲得した名古屋は?」
記者B「戦力的には上位だ」
記者C「だけど、ちょっと前線が多すぎる気がしますね…。バランスが良くないというか」
デスク「あと上位に来そうなところはないか?」
記者A「FC東京ですかね。守備のベースはしっかりしていて、あとはどうやって点を獲るか」
記者B「前田と武藤が確実に獲ることが条件だ」
記者C「ボクはその2人より、中島翔哉クンがどれだけブレイクするかだと思いますね。カワイイ顔して負けん気が強い♡」
デスク「(…?)去年5位の鳥栖は?」
記者D「デスクは京都のご担当ですから森下新監督はよくご存知では?」
デスク「ハードワークと球際へのチャレンジを要求する森下氏は鳥栖のサッカーから外れてないと思うが、締めることより攻撃を優先して自滅の恐れもあるな」
記者D「大事なところで勝ち点をおトスと…」
記者B「…。監督はともかく豊田や林の残留は大きい。ただ、安田理大の穴は大きそうだ」
デスク「その安田が移籍した神戸はどうだ?すったもんだあったがネルシーニョの招聘に成功した」
記者A「監督の戦術をどれだけ早く消化して自分たちのモノにできるかですね」
記者C「ですが狙っていた扇原も獲れず、中盤の底あたりに不安はある気はしますね」
デスク「湘南はどうだ?去年のJ2での戦いは圧倒的だったが、主力数人がいなくなった」
記者D「しょうなんですよね…。去年のチームでどこまでやれるか、見たかったなぁ」
記者A「守備から攻撃への切り替えの速さ、圧倒的な走力がJ1でどれだけ通用するのか。ただ、ウェリントンが抜けて個の打開力は不足していますね。昇格1年目で鳥栖は躍進しましたが、豊田がいました」

■中位以下の予想は要注意
デスク「まだ名前が挙がってないところは…横浜M、仙台、甲府、清水、松本、山形か」
記者B「俊輔離脱の横浜Mは1stステージはしんどい」
記者A「しかもJリーグを知らないフランス人新監督。補強もほとんどなくてレンタル組の復帰くらい。2ndステージまでに戦術が整えばいいが」
記者C「その横浜を指揮していた樋口氏が甲府の監督ですが、個人的にはタレント軍団の横浜よりも雑草系の甲府の方が合ってる気がしますね」
デスク「甲府といえばJFKだったからな」
記者B「足りない戦力で現実的な戦い方をさせたら樋口監督は上手い。徳島で今イチだったアドリアーノでどう色を付けるか」
記者A「仙台はかなり戦力を奪われてしまいました」
記者B「FWは柳沢、赤嶺、武藤がいなくなった。補強は金園だが、ウィルソンともども怪我が多く不安」
記者C「角田の穴も大きいですね。無いものはねだらず、渡邉監督の求心力で組織としてまとまるしかない気がします。はぁ…ダンディな渡邉監督は男心もくすぐりますねぇ」
デスク「(…?)」
記者D「東北には山形もいます。昇格の仕方はドラマチックだった~」
記者B「石崎監督は手堅いチームを作るだろうが、現実的にみれば厳しい。もはやプレーオフ昇格チームの宿命」
記者C「補強は堅実ですが、これといった目玉がなく、短期決戦で“持っていた”勢いをチャージできそうにない気がします」
記者D「モッテルヨ山形がモッテナイヨ山形に。メモメモ」
デスク「……。おい、清水と松本は?」
記者A「清水は残留争いした去年からさらにノバコや高木俊幸を抜かれて苦しいですね」
記者B「そこで獲得したのが元代表選手のデュークとウタカ」
記者D「何かデューク宇高ってプロレスラーにいそう♪」
記者C「ですが、日本が初めての外国人は生活面を含め日本に合うかどうかがカギです」
記者A「清水の場合、戦力以上に監督が不安ですね。降格スレスレの成績でも続投させた。大事なチームのOBだけに上手くいかなかった時の扱いにも困りそう」
記者B「仙台・山形同様に戦力が乏しいのは、昇格組の松本」
記者A「しかも船山や多々良を引き抜かれるという…」
記者C「補強したのが岡山3人組と北九州の池元、京都の酒井、磐田の阿部、東京Vの前田…とJ2軍団ですね」
記者D「見サカイがないですよねー。あ、あと、サカイじゃない方の坂井」
デスク「反町監督のことだ。弱者の戦い方には慣れているのでは?」
記者A「新外国人はすんなり計算できないですし、個の強いJ1相手に反町監督の戦略が通用するか。1stステージの方が勝ち点獲りやすそうですが」
記者D「反町監督は意外なところで出し抜きますからね。そりゃまっちくれよぉ~…みたいな」
デスク「……。だいたいこんなもんか」
記者A「あの…この座談会J2もやるんですか?18チームさらっと触れただけなのに意外と文量多いですよ?誰も読んでくれませんよ?」
デスク「…検討する」



〈明治安田生命J1リーグ1stステージ予想順位〉

1位予想 川崎フロンターレ
→短期決戦でヤヒロイズムが爆発する(期待)。


2位予想 アルビレックス新潟
→千載一遇のチャンス。アルビレックス2位型!


3位予想 鹿島アントラーズ
→高い実力。ACLと両睨みで1stはここらへん。


4位予想 名古屋グランパス
→豪華な前線。西野体制2年目で開幕ダッシュ?


5位予想 浦和レッズ
→圧倒的戦力を誇るも、それ上手く使えるの?


6位予想 ガンバ大阪
→ACLあるのにやや層薄い。今野離脱も痛い。


7位予想 FC東京
→戦術浸透。前田・中島次第でもっと上かも。


8位予想 サンフレッチェ広島
→気になる高萩石原の穴。工藤のフィット次第。


9位予想 柏レイソル
→大きく体制を変えた上にACLも。まずは足場固め。


10位予想 湘南ベルマーレ
→戦力賽の河原状態も、走力勝負でかき回す。


11位予想 ヴァンフォーレ甲府
→泥臭いサッカーに徹するイヤなチームになる予感。


12位予想 サガン鳥栖
→勝負にこだわる森下采配は取りこぼしもありそう。


13位予想 ヴィッセル神戸
→1stSTはネルシマジックのタネを仕掛ける段階。


14位予想 ベガルタ仙台
→主力抜け苦しいが、継続性でどうにか踏ん張る?


15位予想 横浜Fマリノス
→俊輔を欠き苦戦必至。監督のJ適性も未知数。


16位予想 松本山雅FC
→ボヤいてもボヤいてもJ1の壁(山頭雅)


17位予想 モンテディオ山形
→図式的には去年の徳島。戦力不足は否めず。


18位予想 清水エスパルス
→根拠はないけど監督問題とか浮上しそう。


降格は年間順位ですって。変なシステムですねー。
年間順位っぽいものも一応ぺたっ。


ごめんあそばせ~。