二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

ターフを駆けろ!2019明治安田生命J2リーグ(第16節編)

2019-06-04 | 蹴球

 

唐突だけど、みんな大好きJ2リーグを競馬場に見立ててみた(芝・左回り)。去年の優勝ラインよりちょい上の勝ち点80をゴールに設定(80取ればほぼ自動昇格してるけど、2016年の松本は84、2015年の福岡は82でPO敗退)。現在先頭は第2コーナーを回ったあたり。先頭集団が山形・水戸・甲府・京都・大宮・長崎・柏の7頭、第2集団を金沢・琉球・岡山・東京V・横浜・町田が形成、後方第3集団は徳島・千葉・新潟・栃木・福岡・愛媛・山口・鹿児島・岐阜であります…といった感じ。杉本清氏のように読み上げていただくとありがたい。「今年も、あなたの、そして私の夢が走ります!」。

現実の競馬との違いは
・競馬ほど先行馬がバテることはない
・最後の直線で差しや追い込みが決まることは滅多にない
・逃げや先行から引き離して勝つ展開は割と多い
去年は7チームが先頭集団を作ったままゴール前の大混戦になったが、今年はさて…。

それにしても山形、水戸が先頭集団を引っ張るなんて開幕前に誰が予想しただろうか。そんな2チームの今後(6月)の対戦相手はこちら

1位山形
 vs甲府(away・6/8)
 vs水戸(home・6/15)
 vs長崎(away・6/22)
 vs柏 (home・6/29)

2位水戸
 vs福岡(home・6/9)
 vs山形(away・6/15)
 vs横浜(home・6/22)
 vs京都(away・6/29)    ※赤字下線は上位直接対決

なんと先頭集団の直接対決だらけ!てゆうか山形は全部。山形も水戸も決して選手層が厚いとはいえない中怪我人とかも出てきているだけに6月はかなりの正念場になりそう。山形・水戸絡み以外では次節の大宮vs京都が注目の一戦。5節以降12戦負け無しも現在4連続引き分け中という大宮に対し、組織力の向上に伴い令和5戦を4勝1分と好調な京都の対決は両者の命運を握るカードになりそう。甲府、長崎、柏を含め“6月の難敵”を破って勢いを得れば、混戦ムードからスルスルっと抜け出すチームが出てくる…かもしれない

下の方はまだ残留争い、という段階ではないと思う。去年は16節の段階で19位水戸(18)←→20位京都(12)・21位愛媛(11)・22位讃岐(10)と結構な差が付いており、一部危機感で炎上していたチームもあったが、今年はまだ後方集団の数も多いし、上との力差も―たとえば前節鹿児島は山形を苦しめ、岐阜は柏と善戦するなど―大きな差があるという訳でもない印象。下の方は後半戦の1勝、2勝でポジションが変わるので現段階であせりすぎず、(たとえ勝てなくても)自信を付けていくことが肝要かと。

さてと、6月を終えた頃のジューン位はどうなっているのかな?「あなたの夢はデワノモンテオーか、それともミトナチオか、私の夢は     です!」