二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

2015明治安田生命J2リーグ第21節 岡山vs京都

2015-07-05 | 蹴球

ファジアーノ岡山○2-0●京都サンガF.C.
27'篠原弘次郎
(↑こぼれ/金南一)
57'矢島慎也
(↑片山瑛一)

[警告・退場]
・岡山
なし
・京都
49'和田篤紀(C1)


【全体の印象】
序盤攻勢に出たのは京都。駒井からの決定的なパスを大黒が外すなど、守りを固めた岡山を攻めあぐねるうちにカウンターから一気に押し込まれ、最後尾からフリーで走り込んだ篠原に決められ失点。後半になると岡山のハードな守備→奪ってボールを速く動かす攻めが冴え渡り、2-0に。京都の反撃は強引で短絡的なものばかりで、守護神中林を崩せず。攻撃パターンの少なさを思い知らされる敗戦となった。


【特記ポイント】
■岡山との組織力の差
・前半はサイドを押し込む形で、主導権を握る。金沢戦同様の形。
・序盤の大黒決定機が分水嶺。現状その「一発」が決められるかどうかのチーム。
・守備も個の強さ頼み。岡山の変則3トップ(あるいは0トップ)に混乱。
・岡山1トップ矢島は引いてスペースを生む動き。金南一が矢島の動きに付ききれず。
・1失点目がその形。引いた矢島に簡単に受けさせて加地を使われる。リスク管理不徹底。
・後半は矢島がズレたスペース目がけて片山が斜め走り込む形が冴える。
・2失点目は引いた矢島に菅沼、片山にバキが付いた時点で大きなギャップが生まれていた。
・京都のマークを前後・左右にズラしてねじ切ったような岡山の完璧な攻略。

■アイデアのない強引な攻め
・岡山は昨年悪夢の土壇場逆転劇を喰らった大黒に対して徹底マーク。
・前半は和田が奪って早くボールを動かせていたが、打開は駒井の仕掛け頼み。
・後半から積極的に攻勢に出たようにに見える。シュート数的にも(後半11本)…。
・それらは遠目から力任せに打ったり、相手がいるのに強引に狙ったり…。
・ピッチ状態を考えればわかるけど、短絡的で雑なフィニッシュが多すぎ。
・組み立てのアイデアはなく、手っ取り早くアーリークロス。
・ハリルジャパンのシンガポール戦にも似た「乱暴で、ゴリ押し攻撃」一辺倒。
・いい形になったのは有田のヘッドくらい。でも有田をなぜ右サイドMFで入れた?


【本日のひと言】
もぅもう…○○だろう(○○に好きな言葉を入れて遊べるよ☆)