三十年以上前の私の学生時代の頃と、全く変わらない風景の1つに、吉岡書店がある。
この吉岡書店は、今出川通りが、東大路と交わる、百万遍の交差点を、少し東に歩いたところ、ちょうど、京都大学の北門の向かい(今出川通りの北側)にある古書店だ。
(→ただし、古書販売業務のほかに、物理学などの学術書の出版を手がける出版業務も行っている)
通りに古本を乗せたワゴンが置かれているのも、右側の入り口を入った通路の左側に文庫本の棚があるのも、昔のままだ。
昔と違っているのは、10メートルほど東にある建物の二階に、分室のような売り場ができたこと。
ここには、理工系の学術書のほか、美術関係の本や、展覧会の図録、京都本などが置かれている。
この吉岡書店には、「サービスカード」というシステムがあり、ブルーの用紙に、この店で買物をした金額が記録され、合計が1万円になると、500円分の金券として使える。
秋に、近くの、知恩寺で開かれる、古本市の際には、
(吉岡書店自体は、知恩寺の境内には出店しないものの)、開催期間中、店の前の歩道一杯に、この店の商品が並べられるので、
「秋の古本まつり」の帰りには、是非、立ち寄られることをオススメする。
(追記)
→今年の「秋の古本まつり」については、下記ページを参照ください。http://blog.goo.ne.jp/kyocafe306/d/20080914
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