老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

神田古本まつり(10月27日~11月3日)

2008年10月18日 | 京都 & 東京の書店

今日、久し振りに、神保町に出かけた。

地下鉄半蔵門線の神保町の駅から、地上に出ると、靖国通りがいつもより華やかだ。

なんだろう、と思って、よく見ると、通り沿いに、10月27日から始まる、「神田古本まつり」の幟が、立てられていた。

「神田古本まつり」とは、駿河台下から専大前交差点まで、靖国通り沿いの歩道に、延々と、ワゴンや書棚が並べられる「青空掘り出し市」(「本の回廊」と呼ばれる)のことで、

この期間中、神保町界隈では、東京古書会館で開催される「特選古書即売会」(10月31日~11月2日、東京古書会館で開催)や、

新刊書店や出版社による「神保町ブックフェスティバル」(11月1日~3日、すずらん通り)など、

さまざまなイベントが行われる。

神保町というのは、機能的な街で、普段は、あまり見栄えがするという街ではないが、「神田古本まつり」の期間は、

夕暮れ時になると、裸電球の橙色の列ができて、なにやら、縁日の夜店にでも来たような、独特の風情があって、私の大好きな催しの1つだ。

今年は、10月27日(月)~11月3日(月)の開催ということで、京都で開催される「秋の古本まつり」(→「京都・百万遍・秋の古本まつり」参照)と、完全に日程がダブッている。

2年ほど前、この「神田古本まつり」から始まり、京都の「秋の古本まつり」、その後の「新橋古本まつり」と、1日もダブルことなく、日程が組まれていた年があり、

それらの古本まつりに、1日も欠かさずに通い、精も根も尽き果てた経験のある、私としては、ホッとしたような、残念なような、なにやら、複雑な気持ちがしている。

(神保町・関連ページ)

→「神保町という街」、「神保町・中山書店・閉店セール

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「京都・鴨川」(SUIKO BOOKS)

2008年10月18日 | 京都の写真集 & カメラ術

京都の景観規制導入の是非を巡って、議論が華やかだった頃、

テレビで、ある評論家が、京都には、中心部を流れる鴨川と、三方を囲む山々があれば、市中がどれだけ開発されようと、京都は京都であり続ける、発言していた。

その方が、京都には、それさえ在ればいいという、鴨川や東山などの峰々が見えにくくなってきたからこその、景観規制だから、

論理が破綻(矛盾)していないでもないが、

京都という街にとって、鴨川と、三方を囲む山々こそが本質的、という趣旨には、賛成だ。

SUIKO BOOKSに、横山健蔵さんという、京都生まれのカメラマンの方が、そんな鴨川を、さまざまな角度から撮った、「京都・鴨川」という写真集がある。

京都 鴨川 (SUIKO BOOKS)
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:1997-09

この写真集には、鴨川の源流の1つとされる「飛龍の瀧」のある、志明院や、雲ヶ畑川から、鴨川と桂川が合流する、羽束師橋付近まで、鴨川の流れに沿って、さまざまな季節、さまざまな時間の、鴨川沿いの風景、がおさめられている。

(収録されている写真)

桜の半木の道の昼と夜、ライトアップされた夜桜の半木の道、鴨川を前景にした秋の北山遠望、同じく比叡山雪景、糺河原、ライトアップされた山紫水明処、桜の岡崎疎水、三条大橋、本能寺放生会、友禅流し、ライトアップされた南座、鴨川納涼など

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