老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「京と江戸~名所遊楽の世界~」(細見美術館)

2008年10月25日 | 京都雑記

「Reina de Reina(レイナ・デ・レイナ)」、というメキシカン・レストランから、疎水に沿った路を、北にほんの1~2分も歩くと、

二条通りと交わる交差点がある。

その交差点の、北西の角にあるのが、細見美術館だ。

「京と江戸~名所遊楽の世界~」という企画展を開催中で、名所図、祭礼図、風俗図などを展示している。

以前は、歴史小説などを読んでいても、作中人物やあらすじさえ分かれば、

作中人物がどんな服装をしていたのだろう、とか、

その時代の、京や江戸の町が、どんな風景だったのだろう、とかは、

あまり気には留めなかったのだが、最近は、そういうヴィジュアル的側面が気になるようになった。

そして、先日、エル・マガジン11月号を、めくっていて、細見美術館で、標記の企画展が開催中ということを知り、今回の滞在中に、できれば観ておこう、と思っていたのだ。

国宝や重要文化財といったクラスの展示物はなかったが、それでも、江戸初期の京都や江戸に想いを馳せるには、十分の展示内容だった。

開催は、11月3日まで。

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「Reina de Reina(レイナ・デ・レイナ)」(京都・岡崎)

2008年10月25日 | 京都の食事処、京料理 & 酒場

京都滞在5日目にして、ようやく、晴れた今日、イノダコーヒーで、遅めの朝食を済ませた後、

河原町三条界隈で、少し、買い物をした後、岡崎に向かう。

お目当ては、細見美術館。

三条通りを東に歩き、昔懐かしい、東山三条の交差点(→三十年以上前の学生時代、まだ路面を走っていた京阪電車から、今はもうない京都の市電への、乗り換えによく使った場所)を渡り、少し東に歩き、古川町通という通りに入り、北上した。

京都文教高校や中学のある一角に沿って右折すると、もう、そこに、岡崎の疎水が見える。

細見美術館に行くには、南北に流れる疎水に沿って北に少し歩くのだが、

仁王門通の信号を渡ってすぐのところで、「Reina de Reina(レイナ・デ・レイナ)」、というメキシカン・レストランを見つけた。

少し歩き疲れしていたので、中に入ると、ラッキーなことに、疎水に面した、テーブルが空いていた。

京都国立近代美術館の1階にある、カフェのオープン・テラスも、疎水に面していて、桜並木や疎水の川面を眺めるのに最適だが、

こちらも負けてはいない。

疎水沿いの並木や、緑色の疎水の川面、朱色の橋、東山、ここから、すべて一望できる。

(→特に、寒い季節でも、ここからなら、岡崎の景色が、堪能できる)

良い眺めと、軽めにとった、タコス料理で、スッカリ元気を回復し、「京と江戸~名所遊楽の世界~」という、企画展を開催中の、細見美術館に向かうため、

2時半頃、、「Reina de Reina(レイナ・デ・レイナ)」、を出た。

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京都・「十二段家」(祇園・花見小路)

2008年10月25日 | 京都の食事処、京料理 & 酒場

昨日(24日)も、午後になると、ほとんど雨も止んだ。

京都に来てから、連日の雨で、ほとんど食事も買い物も、自宅の界隈(堺町・六角付近)で済ませて来たのだが、雨も止んだので、夜、四条のジュンク堂に寄った後、祇園の方に出かけた。

お目当ては、祇園・花見小路にある、「十二段家」。

連日、運動もせず、自宅にいたため、あまり、食欲もない、それなら、「十二段家」で、お茶漬けでも、ということになったのだ。

この、「十二段家」は、もともと、四条の北側、一力の向かいにあって、当時、まだ近くに遊郭のあった頃、そこで朝まで遊んだ、旧制高等学校の学生たちに、お茶漬けを出して、人気になった、という伝説のある店で、もちろん、名物は、今でも、お茶漬け。

今回の滞在で思ったのだが、錦市場を歩いていても、妙に外人が多い。

お店に入っても、決して広くない店内に、外人が2組、計4人いて、日本人が、私たちをいれて、4人、そのうちに2人も帰り、結局、私たち夫婦は、外人に囲まれて、お茶漬けを食べる、という、妙な、シチュエーションになった。

京都は、円安で、潤う街だ。日本人観光客は、円安で、海外旅行がしにくくなる分、京都に眼が向く。逆に、海外からの観光客は、日本での買い物や食事が割安に映るから、次々に来る。

長らく続いた円安も、どうやら、終わりそうだから、京都の観光産業も、これからが正念場だろう。

そんなことを考えながら、秋の夜風が心地よい、四条大橋を渡って、自宅に戻る。

(→自宅に戻って、為替をチェックすると、さらに急激に円高が進み、一時、ユーロが113円台、ドルが90円台をつけていた)

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