◇
最近、町中で袴姿の若い女性
を見かけることが多い。
◇
卒業式のシーズンだし
京都は学生の街だから
当然と言えば当然だろう。
◇
確か、サザンの原由子さんに
「河原町とも、さよ〜う〜なら」
と絶唱する歌があったと記憶するが、
卒業して4年過ごした京都を去る
袴姿の女の子たちの気持ちも
そんなところ(似たようなもの)だろう。
◇
冒頭の写真は
四条大橋から鴨川べりを
撮ったもの。
ここにも袴姿の女性たちが、、、
◇
( 追記 )
◇
京都に学生が多いということは
それだけ出会いや恋物語が多い、、、、ということ。
◇
京都は 学生の街 、そして、 恋の街 ? !
◇
下は、そんな京都の学生時代の恋物語など、
京都を舞台にした、自身の恋愛体験を
18名の方々が綴ったものを集めたという珍しい本。
◇
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京都の恋 (Nonfiction Novels) 価格:¥ 1,835(税込) 発売日:1996-09 |
◇
以下は、その内容の紹介。
◇
「 Fact is stranger than fiction
京都を舞台にした恋の実話集 18編
京都ホテルのバーで始まり、三年後同じバーで終わった関係。
京都の売れっ子イラストレーターと編集プロダクション社長の不倫。
夫に先立たれた六十歳の女性と
四十歳年下のアメリカンフットボール部の学生との確かな愛。
北大路近くの大学のキャンパスで芽生え、卒業まで同棲した話。
新幹線の中で知り合った二人が、
鷹ケ峰で待ち合わせをしてデートする話……などなど。
恋を盛り立てる演出場所に事欠かぬ地、京都。
かつてどんな恋が生まれ、育ったのか、
そしてその恋の結末は……。
要所要所のイラストと相まって、
きっとあなたも「京都の恋」を疑似体験 」
「 京都を舞台とした恋の実話集18編
あなたに贈る恋愛本の決定版 !
出会い、別れ、淡い恋、旅路の恋、不輪…
四季折々の京都を舞台にした切なく、甘く、
そして熱いラブストーリー
素敵な恋をしてみたいあなたのための
実話小説集18編。 」
◇
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◇
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京大カレー部 スパイス活動 |
クリエーター情報なし | |
世界文化社 |
◇
「 京大カレー部4代目部長による、
うまいカレーとは何か
を探求するライトな研究書。
京大カレー部のすごいのは、
自分たちでレシピを考案し、
実際に各地のイベントなどで販売して
大好評を得ていること。
著者である4代目部長のカレー愛はすさまじく、
本場インドでカレーを探求したほど。
イラストコラムで
京都のおいしいカレー屋さんを紹介
& 個性豊かな京都のカレーパンも紹介。
【目次】
京大カレー部 カレーについての7つの悟り
第1章 スパイス&オイル カレー入門
第2章 京大カレー部研修記
第3章 京大カレー部地方遠征記
第4章 第5章 第6章 京大カレー部インド遠征記
第7章 インド料理店の焼きたてナンは、日本生まれ ?
【著者について】
1994年生まれ。富山県南砺市出身。
カレー研究家。京都大学カレー部4代目部長。
京都大学文学部地理学専修在籍中。
部員を連れて日本各地の野山を回り、
その土地の食材で作ったカレーをイベントで販売。
長期休みには東南アジアや日本の農村に滞在し、
食と農を体験する。
富山県での半年間の農場研修の後、
インド各地の農村に滞在し、
その土地の自然と人の関係を体感。
南インドの小規模農家による
スパイス栽培システムに関心がある 」(内容)
◇
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京大カレー部 スパイス活動 |
クリエーター情報なし | |
世界文化社 |
◇
◇
( kindle版あり )
◇
冒頭に掲げたのは、
俳人の西村和子さんが
終生京都を愛した高浜虚子の
京都における足跡を
丹念に辿った書。
◇
本書については、
随分以前に一度
ご紹介したことがあるが( → コチラ)、
いつの間にか
当時はなかった kinndle 版が、、、、
◇
ちなみに、この小文のタイトルに掲げた
「目つむれば 若き我あり 春の宵」
というのは、
虚子が三十年以上振りに
三高時代の旧友に再会した際に詠んだ句。
◇
やっぱり、京都というのは
永遠に青春の街なんだ、、、
◇
( kindle版あり )
◇
「 高浜虚子は青年時代から晩年まで、
生涯京都を愛し、
その歴史と自然と風土、
祭事や人々との交流を通して、
文学の世界を拡充した。
祇園から比叡山まで、
著者は虚子の足跡をくまなく追い、
そこでくり広げられたドラマを再現する。
虚子研究に新生面を開く意欲的労作。
著者略歴
◇
左京区・銀閣寺の近く
今出川通に面して建つ
今や、京都の若者文化の象徴
の1つとなった感のある
「私設図書館」、、、、
◇
下は、その運営者で館主の
田中厚生さんの著作。
◇
◇
◇
「 大学卒業後あえて
就職しない道を選び、
自分の理想の図書館を開いた。
利用者の声を謙虚に、
丁寧にすくい取りながら
「私設圖書館」の歩みはつづく。
平成最後の年、新たな時代を前に、
著者が自らにあらためて問う、
「型にはまらない生き方」。
著者について
1947年 京都市に生れる。
1970年 京都大学工学部冶金学科卒業。
1973年 「私設圖書館」創設。
2009年 「洛北不動産鑑定事務所」開設。
◇
京都の町を歩いていると
脇を自転車で颯爽と走り抜けて行く
若い女性を見かけることが多い。
◇
冒頭の写真は、
烏丸蛸薬師の交差点で
たまたまお見かけした
信号待ちしている
なんともオシャレなサイクリスト。
◇
オシャレなサイクリスト、、、
というのは、
東京では、あまり(というか全く)
見かけないから、
京都という街と自転車は
それだけ親和性が高い、、、
ということなのかな ?
◇
下は、同じく若い女性のサイクリスト
を表紙にした
「京都自転車デイズ」。
◇
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京都自転車デイズ 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2009-05-22 |
◇
以下は、その内容紹介。
◇
「 観光で京都に訪れたなら、
移動手段は自転車がいい。
街なかは急な坂道があまりないので、
自転車で走り回るのに向いている。
渋滞している道も、狭い路地裏も、
自転車なら快適。
それに時間に追われることもない。
自分たちのペースで走って、
すてきな風景に出会おう。
京都で暮らすなら、自転車があると断然楽しい。
毎日走っていると、発見がたくさんある。
走りやすい道もわかってくるし、
好きな場所も見つかる。
お気に入りの風景の中を走り抜けたり、
静かな時間を過ごしたり。
自転車だからこそ見えてくる景色がある。
街には自転車屋さんがたくさんあって、
しかも、オリジナルブランドをもつ
店がいくつもある。
「大切なのは乗る人が主役であること」と、
持ち主のイメージが浮かぶような
自転車を作り続けている店がある。
店にはいつも誰か、自転車乗りが訪れている。
高感度な文化を発信する京都だから、
自転車に関してもセンスがいい。
カフェが手がけるレンタサイクルは、
鍵にまで凝っている。
京都の代表的なファッションブランドは、
ツール・ド・フランスの
公式サポートメーカーとコラボして、
かっこいい自転車のアイテムを生み出した。
街を自転車で走っていると、
途中で休みたくなるもの。
そんな時は一杯のおいしいコーヒー。
自転車の工房と隣合わせのカフェには
自転車好きが集まってくる。
自転車の話、街の話。
コーヒーを飲み終えたら、さっと走り出す。
いま、聞いたばかりの知らない所に行ってみよう 」
◇
◇
「 長男は発達障害です。
でも、京都大学に合格しました。
この本は、長男と私(著者)がどんなことを考えて、
どのように過ごしてきたのかの記録です。
私は長年、塾業界で働いてきました。
その中で、どのように
子供を育てることが良いだろうかと考えていました。
実際に子供が生まれたとき、
私は自分の思う子育て、
教育を長男に施してみようと思い、
会社員を辞めました。
自営で学習塾を経営しながら、
できる限り長男と過ごす時間を持ちました。
その長男が発達障害を持っていることが分かってからも、
少々軌道修正をしながら、
できる限り長男の可能性を伸ばすための
働きかけをしてきた結果が、
京都大学合格でした。
この本を読んだら、すべての子供が
京都大学に合格できるようになるわけではありませんが、
どのように子供を育てていけば
子どもの可能性を引き出し、
伸ばしていけるだろうか
の参考にはなると思います 」(内容)
◇
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◇
◇
「 100年後もここに集う。
吉田寮の”今”を伝える、
写真によるドキュメント。
1913年竣工、現存する日本最古の学生寮、
京都大学吉田寮寄宿舎。
学生自治寮として長い歴史をもち、
また建築物としても価値をもつ吉田寮と、
そこに生きる寮生たちの”今”、
この時をとらえ、伝え記録する。
「吉田寮の魅力について寮生に尋ねると、
てんでばらばらな答えが返ってくる。
家賃が安い こと、友達ができること、
規則が緩いこと、上下関係がないこと、
猫がいること、貴重な 建築であること、
歴史があること、趣味に没頭できること。
きっと人の数だけ
住む理由が あるのだろう」 本文より 」(内容)
◇
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◇
◇
◇
「 折田先生像にバリスト、キリン⁉︎西部講堂、
こたつに石垣★カフェ、タテカン、吉田寮まで…
最後の(!?)自由領域(アジール)を大解剖!
森見登美彦さん(作家)のインタビュー
「『京大』と『自由』の語りづらさについて」収録 ‼
尾池和夫さん(元京都大学総長)特別寄稿掲載!
入試になると現れる折田先生像、
大学の地下で夜な夜な開店するバー、
キャンパスに突如現れるやぐらやこたつ、
あるいはタテカンが並ぶ石垣の上のカフェ、
伝説的なライブや演劇が行われてきた西部講堂に、
独自の自治空間を育んできた吉田寮などなど、
京都大学にはちょっと変わった空間や風習が数多くあります。
そういった発想や表現を可能にしているのは
大学のもつ「自由」という土壌なのではないか──
さまざまな事象を「京大的文化」としてまとめることで、
管理強化されていく社会や
無菌化されていくかに思われる大学キャンパス、
そんな窮屈さから解き放ってくれる
「自由」の価値を問い直します。
【本書で紹介される「京大的文化」ワード】
折田彦市/折田先生像(銅像)/折田先生像(ハリボテ)/当局の看板/
折田先生を讃える会/教養部/森毅/バリケード・ストライキ/
A号館/A地下/
キリン/国際高等教育院構想/京大変人講座/西部講堂/MOJO WEST/
西連協/CRY DAY EVENT/大屋根/RADIO FREEDOM/やぐら/こたつ/
小屋/石垣★カフェ/くびくびカフェ/きんじハウス/ブンピカ/
サウンド・デモ/総長団交/吉田寮/吉田寮食堂/厨房/旧印刷室/
オールジェンダートイレ/ストーム/吉田寮祭/熊野寮/熊野寮祭/
KMN48/ガサ入れ/地塩寮/WEEKEND CAFE/タテカン/
ごりらとスコラ/
吉田寮第二次在寮期限/百万遍クロスロード/くまのまつり/
ワークショップくまの/オルガ先生像/
卒業式コスプレ/京都大学新聞 」(内容)
◇
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◇
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京都大学熊野寮に住んでみた ある女子大生の呟き (YELL books) |
クリエーター情報なし | |
エール出版社 |
◇
「 京大生400人が棲む熊野寮。
寮生たちの一風変わった行事とほろ苦い学生生活。
受験生が知らない京大を現役京大生が語る。
それは月4,100円(光熱費・水道代込み)で住むことのできる、
京都大学の学生寮。
圧倒的な汚さと楽しさを誇る。
著者略歴
福田桃果
1997年奈良県に生まれる。
奈良県内の中高一貫校卒業後、
2016年に現役で京都大学医学部人間健康科学科入学。
入学と同時に熊野寮に入寮し、
サバイバルな生活を満喫している 」(内容紹介)
◇
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◇
冒頭に掲げたのは、今朝の日経新聞の記事。
なんと、京都では、10人に1人が学生さん なのだという。
もちろん日本に京都以外にこんな街はないだろう。
◇
少子化で若者の数が減った、、、、という嘆き
ばかりが聴こえてくる昨今、
これだけ若者比率が高いということは
なんともなんとも贅沢な話 ではないか !
◇
( 追記 )
◇
学生さんが多いということは
それだけ出会いや恋物語が多い、、、、ということ。
◇
京都は 学生の街 、そして、 恋の街 ?
◇
下は、そんな京都の学生時代の恋物語など、
京都を舞台にした、自身の恋愛体験を
18名の方々が綴ったものを集めたという珍しい本。
◇
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京都の恋 (Nonfiction Novels) 価格:¥ 1,835(税込) 発売日:1996-09 |
◇
以下は、その内容の紹介。
◇
「 Fact is stranger than fiction
京都を舞台にした恋の実話集 18編
京都ホテルのバーで始まり、三年後同じバーで終わった関係。
京都の売れっ子イラストレーターと編集プロダクション社長の不倫。
夫に先立たれた六十歳の女性と四十歳年下のアメリカンフットボール部の学生との確かな愛。
北大路近くの大学のキャンパスで芽生え、卒業まで同棲した話。
新幹線の中で知り合った二人が、鷹ケ峰で待ち合わせをしてデートする話……などなど。
恋を盛り立てる演出場所に事欠かぬ地、京都。
かつてどんな恋が生まれ、育ったのか、そしてその恋の結末は……。
要所要所のイラストと相まって、きっとあなたも「京都の恋」を疑似体験 」
「 京都を舞台とした恋の実話集18編
あなたに贈る恋愛本の決定版 !
出会い、別れ、淡い恋、旅路の恋、不輪…
四季折々の京都を舞台にした切なく、甘く、そして熱いラブストーリー
素敵な恋をしてみたいあなたのための、実話小説集18編。 」
◇
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◇
◇
京都は歴史遺産都市であり一大観光都市だが、
大学の街、若者の街、、、、でもある。
◇
そして、そんな若者の街・京都では、
交差点がなんとも絵になる、、、といつも思う。
◇
右に行くか左にいくかで
その後の景色が大きく変わる
交差点というものが、
人生の選択問題に初めてシリアスに直面する
なにやら青春そのものの象徴のようにも思えるからだ。
◇
冒頭の写真は、
河原町丸太町の交差点、、、、
◇
下は、他府県から京都に移住し、
京都で夢を追いかける若者たちの記録。
◇
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京都で働く: アウェイな場所での挑戦 |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
◇
「 コネなし、家なし、金なし。それでもこの街で働きたい !
カフェバリスタ(福島県出身)、パン屋店主( 熊本県出身)、
ゲストハウス経営者(石川県出身)、
蒔絵師(栃木県出身)、観光ガイド(愛媛県出身)……
しがらみに負けず、夢を実現させた「よそ者」10人をとことん取材。
それぞれの働き方、この街への思い、成功への道のりから、
あらためて京都の魅力が見えてくる 」(内容紹介)
◇
「 しがらみに負けず、道を切り拓き、夢を叶えた「よそ者」10人。
その働き方から、京都の本当の魅力が見えてくる 」(内容)
◇
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京都西陣シェアハウス 憎まれ天使・有村志穂 (講談社文庫) |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
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「京都西陣シェアハウス」の文庫本が出る。
以下は、その内容紹介。
◇
「 京都西陣にあるシェアハウスに住むのは、悩み多き、トラウマを抱えた住人たち。
死亡事故を起こした元自動車販売会社の営業マン、
不倫相手のために犯罪寸前のOL、過去の恋愛を隠し続ける老人……。
そんな“ワケあり”住人たちの心に、ズケズケと踏み込む、
就活連敗中女子大生の有村志穂。
このお節介は吉と出るか凶と出るか。
超ド級のキャラクター・志穂の振る舞いから、もう目が離せない 」
◇
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平安女学院大学の奇跡 |
クリエーター情報なし | |
PHP研究所 |
◇
「 債務80億円を抱えた創立140年の京都の名門女子大。
著者は「常識破り」の改革で、大学を1年で黒字化してみせる。
そして、「新入社員教育のいらない学生を育てる」ことを運営方針に、
大規模な組織改革、教育改革を行なった結果、
4年連続就職率100%を達成し、 山岡式大学運営の成果を世に知らしめた。
いま必要とされる大学とは。必要とされる人材とは。
大学の常識を覆し続ける著者が、小規模大学の生き残り戦略を語る。
第1章 心の偏差値が高い人間を育てる
大学は、伸び代を持った自立した人間を育成する場
第2章 女性リーダーの育成をめざす
考えさせる教育・教養教育の徹底、教員と職員の協働を進める
第3章 「大学理事長」誕生までの歩み
成功する秘訣は、成功するまでやり遂げること
第4章 名門大学を甦らせた山岡式経営改革
誰のための学校運営か、それを見誤るな
第5章 人間力・仕事力を伸ばす理想の教育
小規模大学だからこそ学生の潜在能力を引きだせる 」
(「内容紹介」)
◇
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ヨーロッパ企画の本 我々、こういうものです。 |
クリエーター情報なし | |
ミシマ社 |
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京都を拠点に活動している劇団であり、企画集団であるヨーロッパ企画と
(以前、拙ブログでもご紹介した)自由が丘と京都の二拠点で活動を続ける
出版社・ミシマ社( → コチラ )
の合作によってできあがった本、、、、、
◇
それにしても、京都というのは、「ヨーロッパ企画」のような集団を生み出したり、
「ミシマ社」のような会社を呼び寄せたり、
それらのコラボ作品を生み出したりと、よくよく不思議な街ですね !
◇
以下は、その「内容紹介」。
◇
「 テレビ、アプリ、漫画、本屋、そして発明 ! ?
劇団だけど、劇をするだけじゃありません。
本広克行監督により映画化もされた『サマータイムマシン・ブルース』『曲がれ! スプーン』をはじめ、
18年にわたり数々の名作を生み続けてきた、京都を拠点に活動する「ヨーロッパ企画」。
謎に満ちたその魅力、おかしさ、アホさ、独特の演劇づくり……
すべてが詰まった一冊が、できました!
上田誠による短編戯曲「小さな出版社」書き下ろし、
18年間の活動をぎゅぎゅっと詰め込んだ作品解説、
「ヨーロッパ企画ができるまで」の裏話、
森見登美彦・嬉野雅道・本秀康 各氏による寄稿も掲載。
読めば思わず「あっ」と声が出る仕掛け付き!
ヨーロッパ企画の舞台を観たとき、私は生き生きとして自然な人間たちの動きを通して笑いながら、丁寧に作られたヘンテコなシステムに触っている気がする。それはたいへんに気持ちが良い。すがすがしくて美しい。
――森見登美彦「ヘンテコなシステムと遊ぶ人たち」より
ヨーロッパ企画の面々は、私にとってはずっと「あいつらは盟友だ! 」であり、今も彼らに勝手に励まされ、暗い夜の海を照らし続ける灯台のように、私は彼らを眺め続けているのです。
――嬉野雅道「嘘のない幸福感」より
ヨーロッパ企画
京都を拠点に活動している劇団であり、企画集団。旗揚げは1998年。一貫してコメディを上演し続けている。舞台のほかにも映像やイベント、その他活動は多岐にわたる。表方と裏方がシームレスで、けっこう何でも作ってしまうのが特徴 」
◇
以下は、「著書」情報。
◇
「 編:ミシマ社
「原点回帰の出版社」として、2006年10月に創業。現在メンバーは10名。
東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。
2016年、創刊した雑誌『ちゃぶ台』では「台割をつくらない雑誌づくり」に挑んだ。
そんなミシマ社と、同じ京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」が出会い、
おもろいことをしよう! といってできたのが本書である。
ヨーロッパ企画
劇団であり、企画集団。旗揚げは1998年。
一貫してコメディを上演し続けている。
舞台のほかにも映像やイベント、その他活動は多岐にわたる。
表方と裏方がシームレスで、けっこう何でも作ってしまうのが特徴 」
◇