茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

和束茶源郷祭り

2019-11-05 05:34:47 | 展示会・イベント
大阪イベントの前日に、茶遊サロンの久美子先生が和束茶源郷に行ってみませんか、と誘ってくれました。
京都府の和束でいいですよね、と尋ねる私の愚問に、久美子先生はきっと呆れましたでしょう。
今年になってから、頻繁に関西に「挨拶」してから広州に戻ることにしています。関西の地理感はまだぼんやりだけれども、都をはじめ関西に惹かれるものは数えきれません。
和束茶は古くから高級煎茶の産地として知られているようで、現在宇治茶の四割ほどは和束産だそうです。そして近年では碾茶の生産量も全国トップクラスを誇るらしい。
屋号が書かれた茶櫃の内側にブリキ張りになっています。出荷するまで茶櫃で保管されるそうです。
和束茶源郷祭りは面白い。碾茶工場と煎茶工場を両方見学できるツアーに参加しました。

一番茶の時、霜が降ってくるので、山頂に扇風機を設置してあたらないようにする。

12月に刈り直したの作業が行われ、茶畑を整える。

碾茶工場では高さが必要。乾かす作業が大切。茎と葉っぱを分ける。。はじめて聞く事ばかり、新鮮でした。
ご先祖様が清の時代に、中国から茶種を日本の和歌山に持ち込み、それで育った茶樹は現在も和歌山の森の中に生きているらしい。お茶ブースでは興味深い話しを聞かせてくれた周さんが作ったお茶は、みんな面白い。
お茶に茶花を混ぜて天干しする様子を見て、なんだか親子丼と連想させてしまい、「親子茶」と名付けでもいいかと思いました。
中国茶を輸入している茨城笠間から出店しているtea happinessさんと、単そうについての情報交換ができました。そして雲南の豆腐寨について教えてくれた事も印象に残りました。
広州や潮州でお世話になっている先生方にも、変わった日本茶を紹介したい。
購入したのはヤブキタで東方美人に習って作った蜜香茶。味が楽しみ〜
腹ぺこして茶工場ツアーと茶ブースを立て続き回った後、ネギたっぷりぶっかけられたたこ焼きは最高に美味しかった。
誘ってくれた久美子先生、案内してくれたHAYAさん、ありがとうございました。
和束、また行きたい!

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