中国での生活の一つの楽しみは、茶博会。
各地で春季茶博と秋季茶博と二回行われます。
昨年広州秋季茶博会で古いかなと思われる九谷焼の宝瓶に出会いました。
わざわざ中国で日本の茶器を買わなくても、
とその時一緒にいた茶友に言われました。
器との出会いはすべて縁かなと反論したくなります〜(笑)
日本で探しても同じものを見つけるとは限りません。
労力と時間を考慮し、
妥当なプライスだと思えば、
手に入れた場所は問題にはならないのです。
咲き誇る花草に惹かれ、
腰回りに角のようについた沢山の出っ張りも気に入りました。
描かれているのは、萩などの秋の花草だと茶道に詳しい茶友が教えてくれました。
この季節に出して活用しています。
お茶は安徽省の岳西翠蘭。
お茶を習った一年目に、一度頂きました。
それっきりでした。
三煎目にちょっぴり足したライムが、
アクセントになり、爽やかな香りと味わいでした。
今月の茶博会も、楽しみにしています。