後は野となれ、山となれ。

日々のつぶやき。ですね

介護施設の夜勤

2021-02-05 15:15:58 | 介護施設の選び方・自論
介護施設の夜勤って働く人にとってどこも同じではありません。
3交代と2交代ってありますし、
対応する利用者の人数も施設によってまちまちですし、介護度も違います。
利用者目線とは少し外れるかもしれませんが、
たまにはまじめな事を書いてみます。

一般的に夜勤って
いわゆる、3交代と2交代って感じで区別されます。
例えば2交代は16:00~9:00(2時間休憩)のように
入りと明けで2日分の仕事をしている事になります。
シフト的には、1日目(入り)、2日目(明け)、その次の3日目は休みって形にするのが多く、
デメリットとしては拘束時間が長く(2日分ですから)長時間になること。
メリットは、若い人は明けは休み感覚w 休みはしっかりとれるように思います。

比べて例えば3交代は 15:00~12:00(1時間休憩) と12:00~9:00(1時間休憩)
という形になります。1日分のお仕事って事ですね。
勤務スタイルとしては、1日目(深夜) 2日目(準夜) 3日目 休み  なんて形になる場合も
メリットは勤務時間が短く、負担が少ないって事を良く聞きますが・・・。
デメリットは、休みが少なく感じる。 準夜の夜中12時から仕事が終わって休みですよって言われても・・・。
体感的には、まるまる休みは月4日程度ぐらいかなーって感じでしょうか。
労働基準法的には0時から24時間までの休みを週1日は取らないといけないってなってますから。
そう、週休2日が基準じゃないんです。
3交代の経営的なメリットは働く職員が少なくすむって事・・・。
確かに、多くの重度の方の対応を長時間するには大変だなーって思いますけど。


また、施設によって対応する利用者さんの数
特養では2ユニット20人を一人でって感じのとこが多いのかなー。
今は、介護度3以上の方が入居条件になっていますから職員に対しての負担はそりゃ大きいですよね。
グループホームは最大9名。ショウタキは最大6名。
サ高住は、いろいろなところがあるので・・・今回はノーコメントで・・・。
どうしても生活のバランスが崩れやすくなってしまう夜勤。
確かに、3交代だと睡眠のリズムが乱れそうだし
特養の夜勤20名を1人で対応って大変だよねって思えますが。
経営者からすれば
よりたくさんの利用者さんを少ない人数で対応して3交代の方が人がより少なくすむ。って事ですね。
特養の重労働の夜勤だと短い時間の方がミスがなくていいという考えもありますが。

まとめると・・・。
職員が疲れ果てて介護業界から辞めていくって人、こういう大変な働き方にも問題があるんじゃないかと考えています。
出来れば、施設の利用者さんの事を考えての配置と
職員の負担を考えた勤務体制にしてほしいですね。
人がいないから仕方ないって経営者の方は良く言われますが、
だから働きたいって人が減ってくるんじゃないですかね。
働く人の事も考えていきましょ。

で、働く人も、こういうところも注目して
働きやすさって感じて欲しいなって思います。
目に見えないところもね。

※基準以上の職員配置をしているところもあるし、2交代を未だに行っているところもあります。あくまで私の勝手な考えです。


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